いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。
ラベル タロット備忘録 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル タロット備忘録 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年1月17日水曜日

新年のご挨拶

さて。いい加減そろそろ更新しないと「さてはあいつ、脳梗塞で逝ったかな」と思われかねない頃合いです(^^;)。みなさま如何お過ごしでしょうか。私は元気です。

昨年、命拾いはしたもののなんだか気持ちが落ち着かなくなってきた。自分はある日突然、ふいっと死ぬ。そういう運命なんじゃないかと思い始めて、にわかに死ぬのが怖くなってきたのであります。先日なんかは美容院に予約をしたものの「そういえば美容院に行った翌日に脳梗塞で救急搬送されたんだよな」と思った途端に死の予感でいっぱいになって決死の覚悟で髪を切ってきた。その晩、夫に向かって「今までありがとう。明日の朝も私のこと見守っていてね」と丁寧に就寝の挨拶をして不審がられた。(←前回は明け方に夫に異変を発見されたので)

人は自分が死ぬと思っていない時はやたら元気。脳梗塞を起こした時は搬送中も入院中も結局自分が死ぬなんて思ってなかったからオッペケペーな感じに過ごしてた。だけどなんでしょうね、このところ外出中でも危険な運転の車を見たり、乗ってる電車で異音がしたり、そんなふとした時に突然「死の予感」がよぎるようになった。ええ、予感だけです。実際は死んでないので今もこうしてブログを更新しています。
私の友人が一昨年、今回の私と同様に就寝中の脳梗塞で命を落としています。突然のことで悲しかったのも事実ですが、病気や老化で衰えながら「ああ、自分は死ぬのだな」と思い続けながら死ぬよりは普段通りに生活して、いつも通りに明日が来ることを疑わないままに死ぬのがもしかすると幸せな死に方かもしれない、とそんなことをぼんやりと考えました。
いみじくも自分が死ぬとは思っていないから浮かんだ考えだったと思います。今の私は突如現れたこの死の予感ごっこ?で心細い思いを抱えて、当時考えていた嫌な向き合い方で死を捉えている。イカンイカン、こんなことでは実に遺憾。

にんげんだもの。何かの拍子に気弱になる時もあるよね〜と気を取り直してタロット占いです。今年一年を占って、来年の年明けのブログで答え合わせでもしてやろうじゃありませんか。これで年明けブログでは何を書こうか悩まずに済むというもの。
ではでは2018年のケルティッククロスでゴー!
受け入れて乗り越えるべき悲しみを抱えつつも、悲観しないで状況を好転させるべく情熱を抱け!他からの影響を受けすぎるから葛藤するのだ
他者や権威あるものを気にするな、自由な選択で責任を全うせよ
コントロールできない変化あり。しかしそれは小さな変化。

うーむ。パワフルゆえの苛立ちあり。しかし情熱こそが解決の緒(いとぐち)かな?
今年も情熱的に行きまっしょい。占いはいつでもお気軽にご用命ください。

2017年11月8日水曜日

天中殺パート?

いくつもの天中殺を越えてきた。財布を無くしたり、車をぶつけられたり、路上で車が活動停止したり、猫が死にかけたり…。その都度、備忘録的なもを書きつくればあやしうこそものくるほしけれ。
さて今回の天中殺は大きかったよ。音に聞く脳梗塞を起こしたのでごわす。これはもう事件の領域。ホントこれで天中殺は大トリにして欲しいものです。
10月の半ばも過ぎた頃、その日の明け方、夫が布団の横で騒いでいた。私の寝言のろれつが回っていないというのが騒ぎの発端。修学旅行でも合宿でも、あるいは友人との旅行でも話題になるほど、私の寝言はやたらと滑舌が良いらしい。それは知っていた。
しかし寝言のろれつがおかしいという理由で救急車を呼ぶのはどうかと思う。寝ぼけながらも私は「ねほへてるらけられ」と夫に反論。おや?そこで気づいた。確かにろれつが回っていない。それでも寝ぼけてるだけだと思った私は寝直すことにして寝返りをうとうとするが、むぅ?うまく寝返りが打てない。なんだこれ?
あとはなすがままに救急搬送。車中で話しかけられたり、病院内ではどんな処置をするか、どんなリスクがあるかを医師が夫に説明していたところだけは意識があって記憶に残っている。足の付け根からカテーテルを通して脳内の血栓を取り出すという処置をとると説明された。そんな遠くからカテーテル入れるんだ〜、破裂のリスクもあるんだ〜、破裂したら私、終わりなんだな〜とやたら他人事のように感じていた。不思議なものでっちまったものはしょうがないとしか思えなかった。
あとは聞いた話。6時頃に病院について2時間くらい色んな検査。検査を踏まえて手術のプランを検討しそこから緊急手術。
そして私が目覚めたのがお昼前。喉に通された管を外して痰吸引が行われた際に「ブホッ、なんだコレ?!」と目覚めた。すぐに看護師さんに運動能力を軽くテストされて「奇跡的な回復です!リハビリも必要なさそうですね」とのお墨付きをいただく。
素直に嬉しくて「じゃあ明日から仕事に行けますか?」と聞いていた。明日、私は大事な実験を控えていたのだ。看護師さんは呆れた様子で「今日、何日かわかります?あなたがココに来たのは昨日なんですよ」と…。うはー、そんなに寝てたのか私!
追い討ちをかけるようにこの集中治療室に入った者は二週間はここから出られないという呪いのような言葉がかけられた。マジか〜。この焦燥感。しかし贅沢は言えない。一つでも歯車が噛み合わなければ私は今、ブログの更新もできなかったはずなのだから。
ソード4
予告通り入院は二週間に及んだ。それだって二週間で済んだのだから感謝するべきなんだけど、なにぶん麻痺も残っていない体なのでリハビリも寝たきり生活改善のための筋トレが少しあるだけ。あてがわれたベッドのスペースにしか居場所もなくてじっとしてるしかない生活。検査と点滴のためだけに病院に留め置きされているので退屈でしょうがない。
やることがないのでタロットカードをめくれば出たのは剣の4。瞑想への退却。創造的な休息ですと。休むしかないのか…。

このカードは祈りを捧げるステンドグラスの下で深い瞑想に入っている騎士の姿。壁にかけられた3つの剣は頭、喉、胸(サイキックな目、コミュニケーション、深遠な知識)に向けてエネルギーを集中させており、4本目の剣は目覚めと共にすぐに手に取れる場所に用意されている。葛藤や闘争の緊張から離れて心の平安と休息を表している。このイメージで入院生活を乗り越えよとのお告げと受け止めた。
腐っても脳梗塞。脳の細胞の一部が死んだことに変わりはない。幸いにも被害を受けた部位は右脳の大脳辺縁系の一部で、ここは知的活動や運動能力には関わりのない、ある意味何をやってるのか未知の領域だと医師からは告げられた。だから麻痺も残らず生活に支障は来たさなかったのですが、それはしかし未知なる私の能力の一部が失われたかもしれないということ。辺縁系は情動の脳と言われ動物の本能的な部分を支配していると言われる。野生の勘とか、感情の起伏とかに変化が生じるかしら?とか色々考えたけど今の所その実感はない。
さしあたって占いはまだできるようなので、ひとまず安堵した次第。
次回は脳梗塞について、もっと役立つ備忘録を書く予定。お楽しみに〜

2017年5月2日火曜日

9度の生命

欧州の言い伝えなんですかね?猫は9度の人生を渡ると言われているそうです。「百万回生きたねこ」なんて物語はここから来ているんですかね?
フイッといなくなっていつの間にかまた戻ってきてたり、猫の目のように気まぐれで神秘的な感じからそんな風に「一度の命で9回も生き死にを繰り替えす」と言われきたのでしょうか。あるいはそんな形で失った猫について思いを駆せた人の言葉だったのか。

さて今回は久々にタロットの話題ですよ。猫のタロットカードを購入した際についてた本にあった「九度回生」というリーディングをご紹介。←名前は私が勝手につけた
この占いは人生の節目を新しい人生というくくりで見立てて「この度の人生における自分」について考察するものです。
それではいつものように気が済むまで好きにシャッフルして9枚めくりましょう。

1、この度の役割
2、完成のために付与された力
3、これまでに習得して来た力

4、分岐となるもの
5、注視すべきもの
6、来たる冒険

7、学ぶべきこと
8、与えるべきこと
9、解き放つもの

ご随意にオマケカード

参考になるのか甚だ疑問だが「今月の私」について
1「隠者」努力の末に高い木に登って大局を見る猫
2「金貨ナイト逆位置」自分の喜びのために行動する猫
3「ワンド6」追随に応えられるボス猫
人から期待され、それに応える力もある。しかし力を発揮するには全体を見渡す努力と内省も要求される。決して無理をしないで出来る範囲の努力に留めて自分を労わるように。

4「輪逆位置」回転をコントロールする猫
5「猫逆位置」尻尾に導かれる猫。しかし迷い過ぎる猫は独りぼっち
6「金貨2逆位置」平衡の猫。慌てずに厄災を避けて
輪の中心がどこか分かっていますか?それが分かればコントロールはできる。過度に迷わないこと。地に足つかない人はやがて孤立します。台無しにするような選択は避けて、あれもこれもとする時ほど平常心で対処して。

7「剣エース」慎重さと気づきの時
8「剣9逆位置」現実ではない夢にうなされる猫
9「力」本能に導かれても支配はされぬ猫
慎重さを学べ。危険を避けて最適なものを選ぶべき時。また悪夢を恐れず現実を見据える姿勢を内外に示せ。本能に支配されない克己心で次の節目へ繋げよ

考察
新しい職場で一ヶ月が過ぎました。いろんなことを任されてヤル気も責任感も好奇心も、フル稼働であっという間でした。もちろん緊張も連続状態。この緊張も含めて好きでのめり込んでいる状況ですが、金貨ナイトの逆位置から頑張り過ぎないようにとのお告げ。
「今回の人生を完成させるために与えられた力」ということなので、興が乗るといつも張り切り過ぎてしまう私に制御をおぼえるようにと言っているようです。

下地(過去、潜在)となる123を受けて456はこれから起こる注意点(現在、顕在)。ここでも「制御」に近いキーワードが見られます。職場における自分の立ち位置を見据えて独走を防ぎ、危険や失敗という冒険には慌てず対処するという予測図。隠者の「大局を見る」と被りますが輪の中心を捉えて自分で運命の輪をうまく回して行くことがポイントのようです。
そして次の人生へと繋がる未来へ向けた準備が789の三項目。慎重さを学び、かつ失敗を恐れない現実的な視野を示せる、そんな5月を目指して生きていこう、おー!

くどいようですが占いは「当たる、当たらない」じゃないんです。ちょっとした仮説や予想を立てて、どんな風にやっていこうかと今後の指針を立てるのが一番の目的。
おっと一枚忘れてた。本日のオマケカード
「女教皇」導きを信じよ、次のステージへ行く準備は整った

2017年1月24日火曜日

正義のハナシ

今回もタロットからフワフワと連想したお話なんかを。タロットに興味がない人もご用とお急ぎがなければ、さぁさぁお立ち会い。カードは本来とっかかり。そこから自分なりの意味を探って世間の荒波を乗り越えるのが俺式リーディング。
正義

さてXI 正義のカードについてですよ。前回書いた人生初のタロット占われ体験ではこのカードが逆さまに出て「今の職場ではあなたの能力は正当に評価されない」と言われました。心当たりはテンコ盛りにあるものの(^^;)、そもそも仕事の悩みは大抵そーゆー関連で発生することを鑑みればあまりそこに着目するのもいかがなものかと思ってた。現在抱えるモヤモヤの原因はそこかな〜と考えると合点が行く、という程度に捉えてあえて今の職場に後ろ向きな感情を持たないよう努めてみる。

ところが数日後に自分で今月の運勢占いをすると、またしてもXI 正義の逆位置が出てきた。正確には「ミスティカル タロット」というカードを使用したので
XI consequences (結果)というもの。まずは絵柄をご覧じよ。

毛糸遊びに夢中になった猫が糸に絡め取られ身動きが取れなくなっているカード。ライダー版とかなり趣を異にしているのは、このタロットカードが猫視点で描かれるから。猫の世界に「正義」なんてないということなんでしょうな(^^)
注釈本が言うことにゃ「己の行動の行く末に注意を怠りし猫」「遊び心には注意力とのバランスが大事」だそうな。正位置なら「どこに向かっているか注意を払え!」なのですが、今回は逆位置だったので「注意深い審議で苦境から脱する」「汝の辿った道を始まりまで巻き戻し次回に繋げよ」的なお告げ。

ライダー版における正義のカードは「法廷」のイメージ。公正さをウリにしているようで実はバランス、中間の意味合いが強い(もちろん公正さも示してますが)。大アルカナの中間点に位置するこの正義のカードはまさに前半と後半のカードたちを公平に睥睨(へいげい)しているのです。正義とはバランスを保つ中で行われると理解しましょう。
それは猫のカードも示す通り、遊びですらバランスを保った中で行われるべきものなのでしょう。もし正義が行われていない=面白くな〜いと感じるのであれば、猫が言う通り自分の来た道筋を辿って公正な目で見つめ直す必要があるのかもしれない。ライダー版の正義逆位置には「自分自身を正直な目で見たがらない」と言う意味もある。
職場が正当に評価してくれないと言うのは確かに心当たりテンコ盛り(←しつこい^^)だけど、その理由や原因についてよくよく考察してみよう。曇りなきマナコで見て、その上でどうするのかを考える。それが私なりの正義の通し方。

てなこと言っておきながら、気持ちはもうかなり出て行く気マンマンなんですけどね。てへっ。春から私、どーなってるかしら〜

2017年1月14日土曜日

知らない世界体験談

あれまあ、気がつきゃ年が明けてもう二週間が過ぎようとする今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。と、曖昧な新年の挨拶とともに今年もスタートです。
例年は何書いてたかしらと思って読み返すと、正月に食べたもの記録とか大体そんな感じ。今年は厚切り牛タンステーキを堪能しましたがそれはまたの機会にでも。だってジュッと焼いて食べただけのお話だから、2〜3行書いたら終わりなんだもん。

ということで別口で新鮮なネタをいっちょ。先週、人生初めてのタロット占いを体験してきたのでその備忘録。そうです。自分では色々書いてるし、毎朝占ってかれこれ数年は経ってるけど私は一度もプロに占ってもらった経験がなかった。理由は簡単。怖いんですもの。料金体系がわかんないのも怖いし、どういう人が出てくるかも未知の世界だし、そもそも自分がタロット占いを独学で始めたのも占い師のところに一人で行く勇気がなかったからというそれだけの理由

職場でタロットをするようになってから知ったけど、世の女性陣は意外と占われ経験が豊富。少なくとも現職場においては女性メンバーのほとんどが一度は占い師訪問を経験している。まあだから気軽に私の素人占いにもノってくるのかもね。
悔しいじゃないですか。占いやる当人の私だけが未経験者だったなんて!てな訳で一念発起して近場の繁華街のデパ地下にある占いスペースへ電車でGO!
もちろんぼったくられないように下調べも万全。相場と口コミとを加味して長年経営を続けてる見馴れた店舗(というかデパ地下通路の小スペース)を訪った。始める前に自分から交渉して「最低料金20分3,000円。最長30分で終わらせて5,000円ポッキリ」というお約束でスタート。話を引き伸ばされて超過料金でウン万円ね〜、なんてことされてもワシャかなわんからな!という万全の老婆心。こういう交渉に自信が持てない小娘時代には絶対に足を踏み入れられない世界だと思っていたけど、その辺りは会社組織占い屋だったので明瞭会計でした。さてその内容とは。
 仕事関係です。かつてないスランプに陥ってこのまま続けていていいのか自信が持てなくなりました。
あー、あなたの星座はね、今みんな低迷期。みんなそうなのよ
(え、世界中の○○座の皆さんは今、全員スランプなのか…)なんとか自信喪失した気持ちを切り替えたいんですけど、どんな風にしたらいいのかを見てもらいたいです。
わかったわ。星座的には低迷期を過ぎるまで様子見でいいはずだけど、続けるか転職なのかタロットで見ましょう。でも星座よりはタロットの言うことが一番だからタロットの結果に従うのよ
( のえっ?!そうくるか?)

俺式タロットはブログでも何度も書いているけど、あくまでも指針を持つための自問自答のツール。どんな占い結果が出たとしてもそこから自分の本心を己に問いかけつつ結論は自分が出すという方式。さすがプロの占い師は違うわね。迷える子羊がいよいよ迷わないように「タロットの言う通り!」と導いて(リーディングして)しまうわけね。
実際には占い始めるまでは星座の話やらカウンセリングめいた話が挿入されて、時間引き伸ばしと問題の明確化が行われている様子。ただし占われる人が何を望んでいるのかを明確にするためには必要な時間だと理解できるので良しとしよう。営業スキルとしては話の引き伸ばし術も必要と備忘録メモメモ。
さてカードの展開方法は私の知らない占いでしたがカードの意味はそこそこ読める。プロの解釈を聴きながら「そう言う読み方もあるか〜」と感心したり興味は尽きない。
場の中で一番強い私を示すカードが「VII戦車」
あなたは結局、今の場所を飛び出して行くわね。そーゆー人よ
タロットによると今いる職場は私の能力を正当には評価してくれない場所(Xイ正義逆位置)であり、それもスランプの要因になっている。ただタロット的にも今少し様子を見て下手にもがいたり、すぐには飛び出すようなことのなきようにと言うお告げ。そして…
あなた、今やってる仕事の他にもう一つ特殊な能力とか…仕事につなげそうなものを持ってたりしない?何か心当たりはない?
ぎくり。言えない。プロの占い師を前に「将来占い師になろうと思ってて今日はその偵察も兼ねてやって来ました!」なんて絶対に言えない…。曖昧に返事をしながら占い師の言葉に耳を傾ける。問題のカードは「II女教皇」静謐に住まう神秘の巫女。タロットか?!趣味でやってるタロット占いのことなのかーーーーッ?!
もしかしたら千載一遇のチャンスかもしれないから、これを契機に占い師としての芽があるのかどうか聞いてみようじゃないか。逡巡の後に意を決して実はタロットカードを独学で続けている旨を話してみる。すると彼女は
あーー!占い師、儲からない儲からない!あなたまだ若過ぎ。年金生活者になって小遣い稼ぎならともかく、まーだ早いから。今の仕事を別の場所行って続けるのでいいわ
と言うなり、女教皇のカードの話はそれきり強制終了。後ろ髪を引かれる思いで「XX審判」のカードが示すかつての繋がりに戻って行くことを勧められてお時間となりました。

結果的には楽しい時間をいただきました。会社組織で占いをするとアガリの半分を会社に取られる話なんかも聞けた(実際は場所代として取られるから人によっては赤字経営になりそう)。こんな感じに私の2017年はスタートを切ったのでございます。
後日、友人に「なんで仕事のスランプ問題を自分で占わないんだ?」と聞かれた。
深刻な問題ほどおいそれと軽々しくは占えないものなのよ。占いを信じているからなのか、逆に自分の占いを信じていないからなのかそれは私だけの き・み・つ

2016年12月11日日曜日

ノロイのおはなし

さて今年も残すところあと3週間。天中殺やら断捨離やらのお話が続いたのでこれを機にかねてから気になっていたある「呪い」のお話でもしておきましょうか。例によってオカルトチックな話を期待して読むと拍子抜けな結末を迎えるよっと前置きをいたしまして〜

趣味でやってるタロット占いをしていると時々その「呪い」について考えさせられることしばしば。ここで言う呪いとは過去の呪縛=自分で自分にかけてしまった縛りのことでございます。
思い当たるフシはないでしょうか?「このスイッチ入ると絶対うまくいかないわ〜」みたいなツボとか。「この流れはアカンやつや〜」とか、長く生きているとダメの予感が働く時ってありますよね。あるいは妙な苦手意識が働く人や物や場所がある、なんて経験はありませんか?これらの大半は過去にあなた自身があなたにかけた呪いのせいであると認識してください

あなたはおそらくその過去の経験でとても傷ついたり深い悲しみを感じているはずです。そこからくる苦手意識が物事を停滞させている=呪いになっている可能性はないですか?
この呪縛から逃れる手立てはズバリ、その時の悲しい苦しい傷ついた気持ちを素直に受け止めて認めることです。嫌な思い出に蓋をして考えないようにしてしまう傾向が人にはあります。でもそれでは嫌な思い出は消えずにずっとそこに残され続けるのです。
もし昔の自分に相槌を打つように「あ〜ありゃ酷かったね、辛かったよね〜」と認めることができれば、それが実は遠い過去の出来事で今起きている出来事とは全く関係ないことだと思えるようになります。それが大事。「またダメなんじゃないか…」という意識を断ち切ることが、すなわち呪いから解放される方策なのだとご理解ください。

タロットカードは引いたカードのキーワードから自分の深層心理を掘り下げて自分を顧みる作業で成り立つ(と私は認識している)。自分でも忘れていたような思い出が実は自分の足を引っ張り続けていた、なんて発見があったりしてタロットは実に奥の深いナニカなのでございます。

というわけで今年の禊は今年のうちに。良いお年をお迎えください

2016年1月7日木曜日

五行の虎spd

塔のカード
とっくに明けてますがおめでとうございます。今年最初の記事は何にしようと迷った末にタロットです。「大きくなったらタロット占い師になるのが夢でっす」と職場の皆さんに公言し、半ば呆れられながらそれなりに需要もあってシロウト占いにいそしむ日々。年明けの占いで「自分を信じることこそが魔法である」というお告げもあって、すっかり調子づいた私は「占い師になる方法」的な検索まで始めちゃったよ。
どこまで本気か家族も本人もわからないまま、当ブログでもひっそりこっそり受け付けますのでリーディング希望の方はコメ欄に要望をお寄せください。あ、でもうすうす感づいてると思うけど私は人の心の機微とかわかんないタチなんでシビアな人間関係とかを占うのはムリよ。過去の記事にも書いてるけどタロットで未来をピタリと当てる!とか言うのも夢物語なんで、あくまでも逡巡した時の心の持ち用を整理するための振り返りコンテンツとしてのご利用をお待ちしております。注文の多い占い師

さて前置きはそれくらいにして、新しく入手したタロットデッキの紹介です。
『ミスティカルキャットタロット』は ペイガンさん と同様に猫を猫らしく描いており、ライダー版を下地にしたカードではあるものの解釈はかなり猫寄り?!になっています。例えばXVIの塔。ライダー的には激変、解放、天啓を表すカードですがこのキャットタワー^^; から落ちて行く猫たちのお告げときたら「転落は高さがあるほど着地の余地あり」ときたもんだ。むむぅ、やるな猫界。低い所からの転落は着地の準備が整わないんだって。

さてそんな猫達の解釈本に紹介されていたスプレッドをメモメモ。人生の方向性とか、課題を明確にしたい時、心配事に対する助言を5匹の虎(猫?)が示唆します。
題して五行の虎。例によって気が済むまでシャッフルしたら上から順に5枚めくるよ。
1:木 拡大するもの 魔術師
2:火 要求されるもの 女教皇
3:土 内包されるもの 杖4
4:金 減少するもの 金貨6逆位置
5:水 隠されているもの 剣8逆位置

己を信じることこそが魔法(活力)であり、心の声に耳を傾ける場を用意せよ。日常的に修養することが肝心。見返りが気になる時は最初の動機に立ち返れ。気前良く与えられぬものなら、一切与えぬことだ。今は始まりの時。かつてそれを通過して自信を得たように、他者もまたやがて汝を認めるであろう。

占いは金にはならんがせいぜい研鑽を積め、ということかしらん。ちなみに恒例のおまけ1枚、アドバイスカードは先述の塔。何度も転落する経験で着地が上達するよ、という猫的な励ましなのつもりかしら…

2015年9月13日日曜日

節制3&愚者のカード

いきなり解決編〜まじかるマジか〜
前回「答えは数年後には出てるでしょう」なんて悠長ブッコイた私でしたが、もう出てますよ、答え話が突然チャラになることも考えられる職場という私の読みが的中です。

以下は愚痴と渾然一体となった状況説明。
あらすじ または伏魔殿編
転職して派遣スタッフとして不思議ちゃん上司(仮に小某方氏と呼びます)の下についた私。彼女との会話の噛み合わせの悪さには初日から手を焼いていた。
その気持ちはお互い様だった様で勤め始めて2ヶ月ほどで小某方氏から派遣会社にクレームが来た。曰く、「アノ人には能力が無いぷんすか」。
会社は私を呼び出して聞き取り調査をした結果、「小某方氏の方に能力がないっぽい」という判断をしてくれた ^^;  ←いやだってモウ、本当に小某方氏の実験ド素人っぷりは凄かったんだから

結局、契約続行については私の意志が尊重されたため私は前述のように「ネタとしてはオモロいから…」という安直な理由&数ヶ月でヘコたれるのは私のポリシーに反したので何とか踏みとどまった。意味不明な痛み分け方式で私は減給処分を受け小某方氏のプライドpを保ちつつ、かつ彼女の実験にはその後煩わされることなく仕事を続けることになった。

転回 または白い虚塔編
そこに降って湧いた私の直接雇用の話。その間、小某方氏は医局長の役職をお役御免になり医局スタッフから外されていた。ある意味一つの形勢逆転。
この状況を小某方氏は沽券に関わるとでも思ったか、驚きの妨害行動に出た。彼女は面接会場に現れて教授の横に陣取ってしまったのだ(これは有り得ない事なのだが現医局長は押し出されて私の隣に腰掛けた^^; )。
ここに至るまでに白い巨塔の内々では様々な謀略合戦が繰り広げられていたようですが、部外者の私にとって、それはまた別のお話。最終的に教授は小某方氏の提案を受け入れて直接雇用は別の人を雇う運びとなった。
以前から小保方チック(本家)な所業について問題視する動きもあり、今回の事案が決定打となって小某方氏は巨塔から追放されるという見解もあるようですが、それも私には関係ない話なのでこの際どーでもいい。
これじゃ〜まるで小某方氏と刺し違えるために送り込まれた刺客みたいに終わった私の巨塔人生。どうせならメリーポピンズ?! みたいに爽やかに行きたかったな〜、としみじみ。滞在期間は「風が変るまで」。それもまた良し。それなりにオモロいものを見せてもらったので文句は言わずに次に参るといたします。幸い、次の就業先もさっくり決まったので脱出成功と考えることにいたします。

ではお待たせ、タロットカードの時間です。今回注目するのは愚者。助言をもたらした愚者の逆位置は実に読み取りづらかったんですよね〜。
行動を表した剣ペイジ逆位置の「不快な風を正視する」に従って、直接雇用の面接を受けたのは正解でした。「私の仕事の最終地点はココじゃ無いわ」という決断材料にはなった。←負け惜しみじゃないよ!^^
愚者の逆位置には「読みの甘さ」との意味もあり、今回はつくづくコレであったかな〜と。まさかあそこで忘れてた小某方さんがお出ましになるとはお釈迦さまでも知るまいよ。まあ、知ってたところで手を打つことなど不可能でしたが。

正位置での愚者は「無邪気、向こう見ず、本能からの行動」。逆位置はこれらが阻害されているよ、という警告として読むべきだったのかもしれません。すなわち、「警戒しすぎ、考えすぎ、本能的行動が取れてないよ」という警告。事実、本能は「あそこはイヤや〜」と叫んでいたのに、色々考えてあそこに残ろうとする判断に傾いたのだから。←いや、そもそもタロットを見てそういう判断に傾いたわけなんだけどさ。
逆位置の読み方はまっこと難しい。解説本で逆位置についての解釈を読んでシックリこない時は、正位置の意味を読み取り「現在それらが阻害されている」と受け止める方法も有効、かな。

2015年9月6日日曜日

節制2&金貨スート

リーディング編〜前回の続き〜
私がどのように読み解き行動の指針にしたかを備忘録。

今現在金貨の象徴を通して真摯に世界を見つめている金貨のクィーン。「あるがまま、為すがまま」な状態で、物質的幸福がココにあることを認知している。しかしもう一つの選択は自分の心の声(この職場はエゲツないわ〜という声)に神経を研ぎすまそうとしている。ここから見えるのは客観的に見れば未練が残り本能的には危機感がつのる今の職場に対する揺れ動く気持ち。未練と危機感、どちらに従うべきか?
中庸の道として金貨9は、自分がしてきたことの達成やプロジェクトの完成を提示。状況から考てコレが意味するのは「今回の選択が自分のキャリアの集大成なり終着点になる」ということを念頭に道を選べ。他所へ移るにしても今の場所で踏ん張るにしても、年齢的にコレが最後の変革になりそう。その覚悟で選びたい。

上記3枚は心構えを見たので、後半3枚で実践にどう反映させるか考えて行きます。必要なアプローチがカップキング。方向性は金貨エース。行動は剣ペイジの逆。
開かれた楽園の金貨エースは、豊かな土地から出てゆくも停まるも実は自由自在であることを示唆。また、激情を持ちながらも王としての責務で静かに構える人物(責任感の人)のカップキングは私に感情的に行動しないよう警告しているように取れる。
さて剣のペイジはここに至って初めて出た逆位置のカード。慎重に後ろをうかがい、時にスパイを表すカードが示唆する私のとるべき行動は?解釈本によれば「不安からくる攻撃的行動、あるいは信頼できる人とリラックスすることを学ぶ」とある。どちらの意味かは他のカードとの関連で読めとある。ふむ…わからん。
おまけカードの助言を見れば愚者の逆位置は「警戒、行動前の計画、本能から繋がれなくなっている」…むむむ?

リーディングを始める前は本当にどちらを選択したら良いかわからず途方にくれていた。感情的に「(直接雇用を)だが、断る!」と言いたい気持ちが強かったのも事実。それは仕事を放り出すことを意味するのでなかなか決断が下せなかった。
しかしリーディングを続けるうちに「今の職場に残る方向に傾倒した読み」を自分が始めたことに気がついた。本能的にはメチャクチャ拒否っているのだけど、この警戒心や慎重さを忘れずに今の場所で頑張ってみてもいいのかな?なんて気持ちが芽生えだす。剣のペイジの逆位置は不快な風を正視するという意味も持っている。以前、旧上司とゴタついた時に「職場としては最悪だけど、ネタとしてはオモロイからもうちょっと頑張ってみるか」という判断をしたことを思い出し、スパイのつもりで現職場への潜入続行だ!

さてこのリーディング、吉と出るか凶と出るか。答えは数年後にはわかっているでしょう。ということで備忘録メモメモ。
そもそも直接雇用の話が突然チャラになることもじゅうぶん考えられる職場なんでね。この先どうなる事やら、やれやれだわさ。ぷぅぷぅ。

で、今回のリーディングで一番目を惹いたのが金貨9。
金貨のスートは財産や仕事を表している。レイチェル-ポラックによるとエースから4にかけて着実に築き上げられた財やキャリアは5に至って失われ(あるいは見失い)→6新たな協力や援助を得て→7再考、再構築の時を迎え→8堅実に研鑽を重ねられる。今回出た金貨9にはこうした喜びや苦労を経て一つの達成、到達点の庭に至った女性が描かれる(その後の10において再び何かを見落とす示唆があるんですが…)。

乗るか反るかの選択に汲々としていた私に中庸の道として「そろそろ人生(仕事)の完成を意識しなさい」という金貨(仕事スート)のお告げ。少なくとも私はそう解釈した。新しい視点を取り入れることで、行き詰まった思考に次のひらめきを与える瞬間でした。決断そのものはあくまでもその人、個人が決めるもの。タロットリーディングはかくありたいものです。

2015年8月30日日曜日

節制のリーディング

節制のカード
不規則に登場するタロット記事、本日は「節制のリーディング」の紹介です。まずは節制(Temperance)のカードについてご案内。

禁酒の意味も併せ持つ節制のカードは天使が二つのカップから摩訶不思議な方法で中の液体を移し替えている絵柄。この天使は大天使ミカエルであるという説もあり、守護天使占いによればミカエルの庇護を受けてる私としては何とも気になるカード。

Temper (気質)のbarrance (調和)だなんて、すぐカッとなって破滅的行動をとる私には身につまされる戒め。エネルギーと行動のバランスが要求される『難しい選択や矛盾した状況の中に在る人』にとって有用なスプレッドと、見知りおきください。

節制のリーディング
ではリーディング開始。お気に召すままにカードデッキをシャッフル。上から順番に配置して行きましょう。
1 現在の状況
2 もう一つの選択肢
3 中庸の可能性
4 必要なアプローチ
5 必要な方向性、エネルギーの流し方
6 必要な行動、働きかけ
7 カードからの助言※お好みで追加

では不肖私めの課題「半年目の転職!」を例に読み解いて参ります。そうです、今回の記事はまたしても仕事の愚痴でござんす^^;

今までのあらすじ
今年始めにタロットに背中を押されて転職を決行した私。過去にお世話になった派遣会社の仲立ちでめでたく新生活を開始する。しかし常識と良識に欠ける新職場のやり方には不安と不満がつきまとう。そんな檻、おっと誤字だが意外としっくり もとい、そんな折り職場から契約期間終了後に直接雇用で来ないかという話を持ちかけられる。(←このやり方が狡っ辛くて正直引いた。コレ愚痴ね)
期間終了後は派遣で別の新天地を探した方がいいのか、直接雇用で今の仕事を極めた方がいいのか。も〜、どうしたらいいのかわかりません。
次回、上記のスプレッドを俺式解釈で読み解いてゆきます。お楽しみに〜

2015年8月8日土曜日

アセンダント

前回に続き、タロット備忘録。乗りかかった舟なのでホロスコープ絡みのことなんかをメモっておこう。

占星術においてアセンダント(産まれた時刻に東の空を支配していた星座)は、その人本来の資質に影響を与えているものだそうです。その人自身も気づかないような本質的な部分にリンクするものであるため、他者が受け取るその人の印象とか外観とかに多大な影響を及ぼすと言われている(そうな)。
これに対して一般的な星占いで割り当てられる〇〇座は「産まれた時節の太陽が居た方角の星座」であり、これはその人の巡り会わせつーか、運命つーか、そうした支配(影響)を与えるものである(らしい)。←門外漢なのでイチイチ自信が持てない^^;

俺式解釈において、一般的星占い星座はその人が表現しがちな行動様式や思考を表していて、アセンダント星座はその人の根底にあるがために「実際に他者に対してそうした印象を与えがちなもの」として認識しておくと良いのかもしれません。

これを踏まえて前回メモった「ゾディアックカード」で自分の誕生を支配するカードを見てみましょう。一例として以下の場合。
星占い的には天秤座 正義
アセンダント牡羊座 皇帝
アセンダント的には他者から権威的、権力的、責任感、父性、という印象を持たれ易い。その上、星座本来の性格から実際に公正さを追求するところがある様子。
これが良いように作用すれば印象通りの公明正大な人として信頼されるだろうし、逆に皇帝の印象が大きく作用するようだと正義の行動が煙たがられる要因にもなりうる。
と、このように人に与え易い印象を自覚することで自分の行動の調整を図ることに役立てられる。

あら、良いわねコレ。早速自分のアセンダントを調べてみましょ。ホロスコープ 無料作成 で検索すればいくつか最適なものがヒットしますよ。 ここは親切設計でオススメ 

が、しかーし!アセンダントを割り出すためには出生地と誕生時間を知っている必要があります。幸運にも母子手帳に記してあればそれで知ることが可能ですが、世界中のお母さんがキッチリ出生時刻を書いてるわけではないので直接お母さんに聞いてみてください。正確な時間がわからなければ、せめて明け方だったのか夜中だったのか、朝飯前だったのか、夜食が恋しい時間だったのか、大雑把な時間を聞き出してその至近のアセンダントを見比べてチョイスするしかないっぽい。

さてさて前回のゾディアックカードに追加項目です。足りないカードをエレメントで補足しましたが新たに天王星、冥王星、海王星を以下の通り当てはめてください。

ゾディアックカード
 牡羊座  
皇帝   牡牛座  教皇   双子座  恋人
 蟹座   戦車   獅子座      乙女座  隠者
 天秤座  正義   蠍座       射手座  節制
 山羊座  悪魔   水瓶座      魚座   
  天体カード
   太陽  太陽     月   女司教
   水星  魔術師    金星  女帝
   木星  運命の輪   火星  塔 
   土星  世界     天王星 愚者
   冥王星 審判     海王星 吊られた男

ホロスコープ上の惑星達と支配星座の関係性についてはまた時間のある時に書いてみまっす。気長にお楽しみに〜


2015年7月30日木曜日

デス、ですね2

ヤマモトナオキ
死神のカード
久々に新しいタロットを入手。今回は日本神話をモチーフにしたタロットカードです。「ヤマモトナオキ」で検索けんさく〜。
余談ですが作者はイラストレーターとのことですがウチの旦那が長年応援しているエロ漫画家さんと同姓同名。だもんでご本人のサイトから直で購入した後、届いた包みの差出人を見て旦那がかなり動揺してた^^;

閑話休題

大アルカナのみのカードなのも手伝って、実占にはちょっと向かない印象でしたが古事記や日本書紀の登場人物を「ここに持ってきたか〜」「自分だったら…」という形で想像の世界が広がりなかなかに楽しい。イザナミをモチーフにしたカードが実に4枚も入っており「どんだけイザナミ好きなんだ」と思わないでもないのですが、しかし考えてみるに生死をめぐる神話としてのナミさんの役割は確かに大きい。
なんだかんだいって第一印象で心ひかれたカードが「壱拾参 死神」だったのが私としてはかつてないことで自分でも驚いた。これは多分に『こうの史代 ぼおるぺん古事記』に依るところが大きいと思う。
場面は黄泉平坂(よもつひらさか)。イザナギによって大岩で通せんぼされたイザナミが岩を挟んで壮絶な夫婦口喧嘩をやらかすシーンなわけですが、このカードを見て脳裏に甦ったのが先述の『ぼおるぺん古事記』の以下のシーン。
こうの史代@ぼおるぺん古事記
この夫婦神はヤシマ(日本)を生み出す前に天の御柱を経巡って結婚の儀式を行っています。その何とも幸せな思い出と今生の別れが重なるこのシーンは、始まりと終わりが一つの大きな何かを挟んでぐるぐると経巡る(まわる)ものであることを暗示しているようだ。道をふさぐ大岩を間に巡り合うことは叶わず、二人の関係はここを持って終わる。かくてイザナミは黄泉国(よもつくに)へ、イザナギは中つ国(なかつくに)へ袂を分かち次の物語(天照大神の誕生)を紡ぐのだ。

一組の夫婦が冥界を挟んでアレコレする物語にはギリシア神話の「オルフェウスとエウリディケ」も外せない。あちらさんは星座(竪琴座)の起源を表したものですが、洋の東西を問わず「死が二人を分つ出来事」というのはそれだけ人間にとって大きな命題となりうるのでしょう。
さて、1枚のカードから心に移りゆくよしなし事を書きつくりましたが最後は星座とタロットについて備忘録。もともとはゲーム(賭け事)としての要素で世界に普及したタロットに占星術やら諸々を結びつけるようになったのは18世紀頃と言われています。
私にアストロジーやホロスコープの素養はありませんが、カードをめくる時のインスピレーションの一助になることもあるので参考までにメモっておきます。(ウェイトスミス版による対比)
ゾディアックカード
 牡羊座  皇帝   牡牛座  教皇   双子座  恋人
 蟹座   戦車   獅子座  力    乙女座  隠者
 天秤座  正義   蠍座   死    射手座  節制
 山羊座  悪魔   水瓶座  星    魚座   月
ちなみに黄道十二宮に入らなかったカードの支配する天体は以下の通り
 太陽 太陽    月  女司教
 水星 魔術師   金星 女帝
 木星 運命の輪  火星 塔
 土星 世界
ん?三枚足りませんね。とってつけたようにおまけ 
 愚者 風のエレメント
 審判 火のエレメント
 吊られた男 水のエレメント    だそうです。
なんとなく審判って土な気がするけど。墓穴からみんながボコボコ出て来てるし^^

ホロスコープのたしなみがあれば、出てきたカードから「時期」を占うこともできるのかもしれませんね。頼まれてタロットリーディングをしていると「それはいつ?」と知りたがる人は意外と多いので頑張って調べてみました。でも使いこなすにはもっと修行が必要そう。 

2015年5月14日木曜日

デス、ですね

タロットカードの1枚を掘り下げる企画。シリーズ化するつもりはなかったけれど、今回は13番目のカード「Death=死」でござんす。

転職を決めた時、やたらタロットが背中を押してくれやがったのにフタをあけたら医に交わったばかりに朱くなったりアカンくなったり、散々な目にあう日が続いておりました。「これってば、どーゆーことなのよ!」とタロットをめくったところ、出て来たカードが「デス」でした。

ライダー的には新しい可能性に導く意味を持ち、あるいは恐れず何かを手放すことを示すカード。古来「死はすべてを奪い去る」という絵柄が用いられてきたこのカードはライダー版に於いては少し違うニュアンスが込められている。即ち、ある種の死(終焉)を前にして4人の人物がそれぞれ違う対応をしているところが描かれている、というのだ。

権力に固執し変化を受け入れなかった王はすでに倒れ白馬の下に横たわる。
恐れから目をそらしている乙女の瞳はこれからも何も見ようとはしない。
法衣を纏った司教は知恵と伝統の象徴であり、新たな局面に対峙しそれを乗り越える。
そして無垢な子供は曇りなきまなこで起きていることを見つめる。

カード左に描かれた舟は死が古きから新しきへ移ることを表し、またカード右に書かれた太陽を挟んで並び立つ門柱は「月」のカードそのものである。ちなみに「18月」は「17星」と「19太陽」のカードの間に挟まれたいわば産道のようなもの。安寧を象徴する星(母体)から光あふれる太陽(生誕)の間には、ミステリアスで時に狂気を孕む月(産道)が横たわりこれは避けては通れぬ場所なのである。しかしそこを抜けたものには新たな生が約束されている。

私に課された命題は「今まで培ってきた経験や業績に固執することなく、しかしながら積み重ねてきたものを己の力として現状に向き合い乗り越えてゆけ!目をそらすでなく、偏見を持つこともなく」とまあ、そんな事でしょうか。それが新しい自分をもたらす、と。
へー、へー、そんじゃまあ一つ、そんな感じで頑張ってみましょうかね。
ちなみに敬愛するクマのカードの格言は
「損失には精神的に得るものがある」「新しい経験に心開けよ」
あらま、クマとしては随分と月並みじゃな〜い?ぷぅぷぅ
なんて、やさぐれた感じで今月も頑張りまっす。

2015年4月12日日曜日

ワンド10よ、何処へゆく

またしてもタロットですよ、おかみさん。今回はワンド(杖)10に注目してみました。
転職してからこっち、忙しく&気ぜわしく毎日を過ごしていたので投稿ペースも半減。新しい生活に緊張はつきものですが慣れるまでの辛抱と思い「三ヶ月は泣き言を言うまいぞ」と奮闘の日々。いやしかしすでにその台詞からして、しょっぱい匂いが漂ってるぞというツッコミはナシの方向でひとつお願いしまする。

ワンド10
手に余る重責
さて、そんな時こそタロットカード。必要な情報をくれない上司とどうやって仕事して行こうとか、確認に行くと噛み合わない答えを返してくる上司にどんな誘導尋問が有効かとか、瑣末な悩みは尽きないけれどとりあえず「この場所における自分の役割」についてリーディング開始。そこで間髪入れずに出たのがこちらの杖10でござんす。

すんごい重荷を背負い込んでます。ワンド(杖)には火のようにたぎる情熱とか行動力の性質があるのですがそれが10本も集まるのは過剰。ライダー的には「責任過多で多くのことを引き受け過ぎ」とある。また「自分1人でなんとかしようと踏ん張り過ぎ」とも。
嗚呼、見るからに憂鬱になるこのカード。これが出ると我が腕にかかる重荷を予感して「うひっ」となるのが常でした。どちらかといえば避けて通りたいカード。しかし出ちまったもんはしょーがない。一つ、じっくりと向き合ってみようじゃないですか。
レイチェル-ポラックの本によれば、この人物はあえて難しい方法を選んで10本の杖を運んでいるという。長い杖を扇状に広げて運ぶこの持ち方、どう考えたって不自然でしょ。じゃあなんでこの人、こんな持ち方をするかといえば杖の先をよく見てください。どの杖も芽吹いているんです。つまりこの人はどの芽も潰さぬよう気遣っているという言うのです。なんという人知れぬ努力!ちょっと感動しました。
ややもすると細かすぎて伝わらない努力。そこを指して「自分1人でなんとかしようと躍起な人」とも取れるのですが、私こういう人のこと嫌いじゃないです。徒労かもしれないけど頑張る、そういう人のことを滑稽だなんて嗤う気にはなれない。

ひるがえって、新しく始める仕事は誰だって重要度の高低がすぐには分かりません。つまり初めての経験はどれもが潰してはならぬ大切な芽。どれが重要でどれがそうでもないかを認識するまでは全てのことに注意を払い丁寧に扱わねばならぬ。そのために苦労が多くなっても、最初のうちは仕方のないこと。今はそういう時期なのだ、と捉えて頑張って行きまっしょい。上司がサクッと重要度を伝えてくれれば済む話も中にはたくさんあるんですけどね。んがごご。

ちなみにお気に入りのクマさんタロットの付属冊子に言わせるとワンド10は「失敗のリスクを経験することで、成功の秘訣を知る事ができる」だそうです。どんな経験も成長の糧になるということ。また、そうあらねばならぬと言うことでありましょうな。どっとはらい

2015年2月20日金曜日

クマのいいなり

前回紹介したクマのタロットカードの話なんかを。
日本では「グミベアタロット」と呼ばれるこのデッキ、もとは海外の子供向け駄菓子の定番品「ガミーベア」のクマを使ったタロットデッキ。はい、もとがグミキャンディなもんで色とりどりの丸っこいクマがライダー版を模した格好で配されています。
缶入りで小ぶり
なので携帯に便利
なんとも人(&ライダー版)をおちょくった感じの仕上がりですが、タロット使いの間ではそこそこ評判の「結構イケる」カードデッキなのであります。
なんといっても付属冊子(英語)の注釈がいい。格言めいたことが書かれ、これが深イイ感じ。ライダー解釈とは若干違うかな〜という物もありますが「ああ、そういう解釈もあるか」と目からウロコなこともあり。

例えばカップのナイト。ライダー版ではロマンティックな人物を表すカードで、それ故に夢見がちで内向的な性質を抱えているわけですが、彼の持つカップが意味するものをその時々で洞察する必要があります。んで、このカードはクマさんの言うことにゃ「無垢なる馬に跨がり成功を夢見る騎士が聖杯を誰かに捧げようとしている」した上で曰く「かつて、あなたは愛することが愛されるよりも重要であると知っていた。愛はおのずとついて来るものだ」と、まあこんな具合ですよ。
正直言って私はカップのソート(エレメント)に縁遠い人間。人間関係や情緒を示すカップ群ですが、私はそういう問題に無頓着過ぎる性質でどうにもソリが合わない。クマの注釈を見ても最初私は「愛される事ばかりに必死になるなという戒めかしらん」くらいに考えていました。とあるリーディングを経験するまでは
そう、それは自分の仕事について今後を占っていた時のこと。新しい可能性を示唆するカードが続く中でカップのナイトが最後に盛大な飛び蹴りを私に喰らわせた。
愛することが愛されるよりも重要
私は自分の仕事を愛していたものの、今の職場では愛されていない(期待されてない)ことを就業当初から感じていた。それでも自分の仕事に情熱があったから評価を受けないことも苦にならず働き続けてきた。ずっとそうして生きて行く自信はあった。
だけどその日、このカップナイトを見た時に愛されることを望んでないが、しかしもっと自分の仕事を愛したいという願望を自分が持っていることに気づかされた。
今の職場に愛着は感じていても、これから先、今よりさらに愛せるのかと問われれば答えは決まっていた。

そんなわけでこの春、転職しま〜す。自分が愛されるためではなく、自分がもっと愛せる仕事をするための転職。別に仕事の愚痴を書いたつもりじゃないのよ、マジでマジで
この転職については信条であるところの「めぐりあわせ」の時だったのだな〜と感じています。つい一ヶ月前までは想像だにしていなかったのに、突然状況が廻り始め、気持ちが動き、繋がりが整った。クマも背中を押してきた^^;
慣れ親しんだ場所を出るのは寂しさや不安があって勇気も要ることなんだけど、何かが動く時はいつもこんな風に歯車がきれいに噛み合って回り出すもの。逆に歯車が噛み合ない時はどうしたって動かないものなのだから、廻り合い、回り出した運命の輪には素直に乗ってこれからもゴロゴロと前に進んで行こうと思うわけであります。

2015年2月13日金曜日

スリーカードspd

前回に引き続きタロット談義など。毎日の占いに使う簡単な3枚展開法です。
お好みの方法で気が済むまでシャッフル。今日一日の予定を頭に浮かべながらやるべきこと、やりたいこと、やれること(have to, want to, able to)についてシンキングタイム。これは昔、 手帳活用術で書いた三項目 。なんのことはない、毎日手帳を見直す時間を兼ねてリーディングをしてるというだけの話。なので上記三項目を想起することはリーディングそのものには無関係。だけど一日の流れを掴むという点ではインスピレーションの役に立っているはず。
さて気をとりなおして…デッキを適当に三つの山に分けましょう。伏せて置いた三つの山にそれぞれ手をかざし、何となく熱を持っているものを中央上部へ、爽やかな風を感じるものを下部右へ、残りの山を下部左へ。なんとな〜くでいいです。気持ちの問題。インスピレーションが湧かない時は順おくりに上、下左、下右、とチャチャッと置いてください。
ある日の占い。すべて3の数字
さてお立ち会い!
上部の山は全体像
総合運的なものと考えてください。
現在の状況を表しています。
左は課題
あるいは避けるべきことや注意しておくこと。
過去を経て持っている要注意な思考や意志。
右は守護
あなたを守るもの。
未来に向けた可能性の一つ。

ライダー的視点からはIII 女帝が警戒心から思慮深くなっている状況を示唆し、剣の3は今までの経緯から悲しみを回復したいと思い、苦しみを回避したい自分のホンネについてそれは避けるべきであると注意を促している。ではどうすべきかといえば、金貨3が示すところの人と協力をしたり、逃げる方向ではなく満足感等もっと前向きな方向での問題解決が自分を守る可能性になる…と、こんなんでました。
面白いのはすべて「3」に関わるカードが出たこと。ライダーは3を「開花」を表す数と設定しています。この占い当時の私はとある進退問題に直面していた。傷つき疲れた経緯から退く潮時を感じながらも、丁度次のステップとなるべき事案も浮上して、どうするべきか考えあぐねていた。しかしこのリーディングの数が示す「開花」というワードが見事に背中を押した。こうして状況が整ったのはまさに開花の時期を迎えたからなのだと納得し、逃げではなく前向きに花を咲かせてみようという決断にスッキリと私を導いた。
カードの配置にも目を向けて俯瞰してみましょう。現状のカードの女帝は心無しか過去のカードである傷ついたハートに視線を注いでる。けれども未来のカードでは人々は協力し合い満足のいく仕事を成そうとしている。私が目指すべきはそうした未来なのでしょう。

さてさて、ライダー版を踏襲しながらもどこかトボケた風味のこのクマのデッキですが、附属冊子のカード解釈が実に秀逸。クマ的視点からのリーディングは以下の通り。
女帝逆位置=恐れる心に勝機なし
剣3逆位置=失敗の惨めさは成功がもたらす喜びよりも強く感じる
金貨3正位置=進むのがあなたの道なら誰もあなたを追い越せない
こうしてこの日、私は自分の進む道を自分で決めて歩こうと決意した。タロットに誘導されたクセにとか言うツッコミはナシの方向で^^

2015年2月6日金曜日

春夏秋冬spd

新しく入手したタロットの話です。ミュシャの絵を模した アールヌーボータロット の話は既出ですが、今回手に入れたのはミュシャの絵柄をそのままカードに転用したもの。巨匠の筆致をそのままに、というわけにはいかないので違和感のありなものも見受けられますが「あの絵をここに使ったか〜」などと、めくるめく感嘆の世界。ミュシャ好きにはそれなりに楽しめました。
女性が入ることで不安感が和らぐ 
祭りの日の一幕にも見える
ベースはライダー版。無理矢理ミュシャの図案を入れるので、少々意味を読みとりにくいカードもある。なのでライダー版に慣れ親しみ、オリジナルの絵柄をすぐ思い出せる人に推奨。もちろん、カードデッキが語りかける物語に耳を傾けるも良し。大アルカナにはカードナンバーは記載されてるもののタイトルが表記されてないのでタロット初心者にはちょっと使用しづらいかも。
さてライダー版を踏襲しながらも趣きを異にするカードをいくつか紹介。上の写真三枚は女性を入れることで何かこう、たおやかなイメージに変貌。特にカップ8の女性は私好み^^ 。オリジナルのライダー版は隠者風人物の後ろ姿が遠くに見え物悲しさを誘うのに、このカードはこちらに向けて歩を進めている女性の表情がなんとも頼もしく希望を感じさせる。「しなやかな覚悟」が好印象。欠けているものを探しに全てを手放し去るカードでありながら、彼女はきっとそれを見つけ出す予感に満ちている。
そして最も惹き付けられたのがカップ6。オリジナルよりもずっとストーリー性にあふれ、こちらに踏み込んで来る優しさを感じる。「遠く群れる大人達の不確かな不安」「庇護を求める無垢な心」「不安から隔てる盾のような優しさ」「寄り添う安心感」がある。失われた子供時代の郷愁とよばれる不可思議なこのカードが、この1枚で身近に感じ取れるようになりました。高名なタロッティストの言う「絵に入って感じ取れ」とはこのことかとしみじみ。

興味ある方は各自購入して中身を確認してもらうとして^^; 冊子についてたスプレッド(占い方法)の備忘録。
1896年発表の『四季』をモチーフにした4枚展開法です。四季のバイオリズムに見立てて物事の流れを俯瞰(ふかん)するもので、現在のコンディションとか、特に課題もなく何となくこれからの自分の流れを読み解いてみよう的なリーディング。

春夏秋冬Spd(写真はアルフォンス=ミュシャの『四季』より)
ミュシャタロットに関しては、なんとなくですが冊子に逆位置のことが書かれていない&絵柄が綺麗なので正位置のみでのリーディングを採用しました。気が済むまでシャッフルしてから上から春夏秋冬と順に4枚のカードをめくりましょう。
春は息吹の時。あなたが外へ向けて表現すべきことは何か
夏は繁茂の時。勢いが強過ぎるので抑え気味にした方が良いことは何か
秋は収穫の時。実りを得るために準備すべきものは何か
       または収穫に繋がるあなたの能力とは何か
冬は養生の時。次のステップを前に手入れをするべきもの
       または次の春まで守るべきものは何か



ほら、 ケルト十字法の車輪部分 を思い出しませんか?あなたの潜在的な部分が表現されて過ぎ行く過去(出来事)が形成され、その経験から顕在(発生)してくる新たな出来事や発想が来(きた)る未来の可能性を引き出すのです。
あなたの潜在能力から派生する事象に行き過ぎがないか目を配り、ヒートアップした所はスローダウンさせ、より良い未来の処方を見出す。いつだってタロットは過去現在未来の糸車を回しているんですね。

2014年4月25日金曜日

ケルト十字法〜散開

ケルト十字法をさんざん眺めて回転させて…色々試した後で今度はカードをバラしてみましょう。
小アルカナは杖、聖杯、剣、金貨のスート毎に分けて並べ、コートカード、大アルカナも仲間分けしてそれぞれを見比べる。どのスートが多いでしょうか?どんな内容の大アルカナが出ていますか?コートカードに思い当たる節のある人物は居ますか?
スートに偏りがある場合、そのスートの特性が現段階のキーポイントと読むことが可能です。

小アルカナ 顕現している状況
杖  情熱、行動
聖杯 感情、感性
剣  知性、葛藤
金貨 財力、安全

コートカード 人物像
ペイジ  若者、学ぶもの
ナイト  行動に移すもの
クイーン 達成者、熟練
キング  管理者、権威

大アルカナ 潜在している資質、能力

他にも数の偏りで占うこともあります。エースが多いならエレメントのパワーが上がっている状況をあらわす。2は選択、3なら開花発展など、以前 ヌーボーカードで説明した数によるイメージリーディングを参照 してください。
一例として、杖のカードが多いのであればそれは高揚している様子を表していたり、あるいは情熱が必要とされていることを示唆しています。ペイジがたくさん出るようなら学ぶ必要性や新鮮な気持ちでいることを表している。今必要なパワー、今をとりまく状況、そうしたメッセージを大勢を極めているカードから読み取るのも一つの方法として留意してみてください。

メッセージといえば、初回から説明のなかった11番目のおまけカード。これは以前も書きましたが私が勝手に採用しているアディショナルカードです。通常10枚のカードで占うこのケルト十字法ですが、リーディングの後でタロットカードに感想を聞くように11番目のカードをめくります。的外れで意味が取れないカードのこともありますが、友達からのフラットな助言のように後からじわじわくるカードが出ることもあります。あくまでもオマケなのでお好みで採用を。

今回のリーディングではオマケカードはソードナイン。このカードが入ったことで最多のスートが葛藤や知性を表す剣になりました。やみくもに剣を振るうことをやめて正義と公正さをもって剣を奮うことをススメられたと感じました。数字に着目した場合、これもソードナインのお陰で円熟を表す9が最多になった。これは行動に導く状況が満ちてきたことを表しているよう。
結果を踏まえてオマケカードに話しかけたら「明けない夜はないよ、あんまり気に病むなドンマイ」と言われた感じ。

私はこんなふうに使ってます。あくまでも前向きにネ。

2014年4月18日金曜日

ケルト十字法〜回転

ケルト十字法の奥深さを思い知ることになった「回転」の仕組みについてお話します。今回は3〜6の車輪部分に注目ぷり〜ず。

前回、前々回と重複して展開の流れについて説明をしました。大事なことなので3回目。自分の欲求とそれに反する気持ち(躊躇する気持ち)の二つ(1と2のポジション)が今のアナタを形作っています。そんなアナタが潜在的に持っている能力とか今起きている出来事の根幹になっているのが3潜在。
3潜在能力を元に4過去(体験)は発生し、その経験で得られた知識が新たな知恵や思考に発展し5顕在化され(表面に顕われ)る。この新しい思考(あるいは方向性)は6未来の行動の可能性を引き出します。新しい思考→行動の流れが習慣になった時にはそれが新たな潜在能力(つまり3)としてアナタに備わるのです。
これこそが3、4、5、6という一本の線が輪環になり回転を始める瞬間。この回転はしかし、一つところをクルクルしているわけではない。前回の話にあった「らせん階段」を是非イメージして欲しい。経験が新しい発想を導き、次なる経験を引き起こし、それは過去の経験の上に幾重にも重ね連ねられていく。サイクルは繰り返し廻りながら上昇をしてゆくのです。

お待ちかね、ここから実にトリッキーな占いの始まりです。半信半疑ならがこのリーディングを始め、コツを掴めてきた時のワクワクした感動は忘れられないものがある。今回は実例に即して説明しますよ。
1内的欲求(葛藤)ワンド3 
2外的欲求(葛藤)女教皇
3潜在 ソードナイト逆
新たなステージに進みたい気持ちと独り静かに考えに浸っていたい気持ちの両方を抱えていた私。矛盾する欲求を前にするとヤケクソ気味に無謀横暴乱暴な行動に出る性質を持っていた。その流れが
4過ぎ行く過去(体験)月
狂気じみて不安定な経験(しかも繰り返される)を招いてきた。ここから出た教訓が
5顕在 審判
このままではいけないと再生を願う気持ちを芽生えさせている。その考えが
6未来の可能性 ソードエース
公正な決断や行動に導く原動力となることを示唆した。

さあ、カードを時計回りに回転させます!

6未来の可能性(ソードエース)3潜在の位置へ
公正さを常に求める行動が私の習慣=潜在能力となった時
4過ぎ行く過去にはソードナイト逆が入ります。すなわち、破天荒な性格は過去のものとなる。
5顕在の場所には月が入りますがここでは狂気不安定の側面より、新たなアイデアとしてサイキックな閃きが自分に顕われることを示唆します(と、願いたいものだ^^; 現実的には自然なサイクルとの調和を得る=落ち着く、くらいの事かな)。
6未来の可能性には審判が入ります。これこそが私の願い。新たな始まり、再生、ラッパの音を聞く。これは大元の欲求であった1内的葛藤のワンド3(新たなステージを望む)に通じるもの。

次なるワクワク処方!
カードを単純に回転させるだけでなく、積極的に未来を引き寄せてみましょう。例えば車輪を構成する4枚のカードのうち、最も至近の未来に来て欲しいカードをクルクルッと回転させて、その未来を掴むために顕在化させるべきこと(意識に登らせるべきこと)や過去のものにするべきこと(手放すべきこと)が何かを探ってみるのも良いでしょう。

この回転処方は慣れるまでは頭の中で混乱を生じやすいのですが、色んな解釈をして楽しんでください。コツとしては回転は未来に向けて行っていると意識すること。未来とは常に螺旋階段の次(上)のステージに昇っているイメージで解釈をすること。多くの人は、より良い未来を模索するために占いをするのでしょ?そのためのワードを探りあて、色んな解釈をして、自分が望ましいと思う道筋に辿り着ける方法で意志や行動を決定できるなら…それが最良の方法なのだと思います。そう、結局のところ方向性を決めるのはアナタ(占われる人)自身。

一粒で何倍にも話を膨らませてアレコレと思いを巡らせて楽しい。それこそがケルト十字法が長い間人々に親しまれた理由ではないかと思います。
実はこの話…まだまだつつくよ!

2014年4月11日金曜日

ケルト十字法〜螺旋

前回、過去現在未来の三段構えで読んだケルト十字法。今回は、らせん階段を昇るようにしてカードを読み解いていきまーす。まずは1~10のカードをワルツ(円舞)のように3枚ずつ順にグループわけ。それをロンド(輪舞)のように連ねていきます。
 内的葛藤  2 外的葛藤  3 潜在 
内側から涌き起る欲求1抗する力が2、両者を統合するものが3
内向きと外向きのせめぎ合いで形作られたあなたという人物の培ったものが3潜在と言える。それは能力や資質、習慣として出来事の根幹に潜んでいる。

4 今去り行く過去  5 顕在  6 来る至近の未来
最初のワルツを経て起きた行動や出来事が4、そこを過ぎて湧き出る理念や思考が5、両者を踏まえて起こるかもしれない可能性の一つが6
起こるべくして起きた経験or 変化をあなたは受け入れ、そして手放す(全ては過去のものとなる)。その経験を通じて意識に顕(あら)われた新たなアイデアや理想が次のあなたの行動に影響を及ぼす。6来る至近の未来は過去を経験した現在のあなたといつも直結している。

7 自己  8 環境  9 願望あるいは不安
次なるワルツ。ここから大いなる統合の始まり。自己のイメージ7と自分の欲求の関連性は何?考慮すべき外的要因8は何?両者(自己と他者)の折り合いをつける際に限界や制限となるもの9は何?
自分が居る場所を知り、自分が望んでいることを的確に掴むには今の7自己を知る必要がある。
10 結果、総合
このサイクルの結果。新しいサイクル(ロンド)の始まりに見えるものは何?
未来を占うというのは、未来に向けて自分が何を望んでいるのかを自覚することに他ならない。

こうして書いてみると結局前回と重複した内容。それは仕方ないよね、同じ占いを別の切り口で解説してるんだもの…。私もそうでしたが、初心者は各カードの意味を調べることに拘泥するあまり、リーディング(占い)そのものをどう仕切っていいかわからなくなってしまう。タロットで大切な事は開いたカード同士を関連づけて物語を導き出し(lead)、その物語を読む(readどちらもリーディングする)ことが目的。なので、前回の方法でも今回の方法でも好きな切り口で良いからとにかくカードで物語を紡ぐことから始めてみてください。

自信がなくなって来たので初心者が使い易いテンプレートの一例をご披露。
  • 私は8の中で行動する7な人物である。内に1な欲求をかかえ外向きには2な気持ちをかかえている。
  • 未来に9な願望(不安)を持っているがこれは私の3な性質や4な経験に起因している。
  • 未来には10な可能性があるがこれは6な行動の結果であり、その行動は5な気持ちから起こること。

箇条書き3つで終わっちゃったよ!
ケルト十字法はしかし、まだまだつつくのであった。つつくったらつつく。