いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2013年3月31日日曜日

あれから十年も

さて、炭疽菌騒ぎ(騒いでいたのは私だけですが)の直後にもいろんなことが起きました。詳細は書きませんが某所において、悪意を含んだ個人情報の流出が行われ、私の兄などは大変な実害を被りました。兄は何度も所轄警察を訪れ訴え出たのですが、糠にクギ警察として名高い土地に住まうのが災いして「連絡するから待て」といわれたまま今も待機中です(いや、流石にもう待ってないだろうけど)。※念のため注:かなり昔の話なので法整備された今とは事情が違ってると思います。
最近起きた事件としては、母の所に「子供達に気をつけろ」という怪文書が届いた翌週に私の車のタイヤに細工がされたりと話題に事欠きません。これも母は所轄警察に届け出ましたが門前払い機関に追い返されました。私は総務(警務部)に行くよう母に助言したのですが、そこから直で門前払い部門にまわされたそうです。これって昨年の通達が何の効力も発揮してませんよね?ちなみに届け出た警察は『今後は捜査部門ではなく総務部で被害届けを受ける事』という警察庁通達のきっかけを作った事で知られる某県警。市民の通報はもとより、警察庁の通達すら糠にクギとはその揺るぎない体質に恐れ入る。
タイヤに仕込まれたお道具。
こんなん、どこで買うんでしょ?

私は昨年、ようやくのことで被害届を受理されたので、以降は何かあったらすぐ連絡をするようにと指示されていました。なので車のタイヤの件はすぐに行きつけの部署に連絡。ええ、信じた私がバカでした。電話をとった職員は担当者が居ないので、とノラリクラリ。連絡の義務は果たしたから当然、担当者に報告してくれたでしょうね?これすら出来てないなら地元警察はガキの使いだぜ?と、思ったららその後ナシのつぶてなので、糠の上にガキンチョ確定の予感 (-_-;)。
結局、私の取った方策は旦那とTwitter のフォロワーさんからオススメされた110番通報。こちらはすぐにお巡りさんを派遣してくれました。実は昨夏、通り魔的犯行だったのですが私の車の一部が破損されて(近隣一帯で同様の事件が多数発生していた)、この時も110番通報に助けられました。緊急性のあるもの、被害額がはっきりするものであれば110番が手っ取り早いようです。記録も残るので返事待ちで放置されるという憂き目にもあいません。ただし、通報する際は上述の通り、現行犯的な緊急性があり被害額のはっきりするものになるべく限定しましょう。昨今、つまらないことで110番通報や119番を利用する人が居るために本当に困ってる人が利用できない状況を作り出しているのも事実なので。これは良い子のお約束な!

総括。
110番通報の仕方。緊急性があり被害額を提示できるものなら通報。氏名と住所を明かし、事件の詳細を話す。例「空き巣に入られました。盗られてます。壊されてます。」
被害額が出たものには被害届けの提出が可能。その際、証明書のようなものも必要になります。また朱肉を用いる印鑑が必要。被害を未然に防いだ場合は聞き取り調査だけになる場合もあります。変な話ですが、軽微な犯罪を繰り返すしつこい犯人に対しては、あえて未然に防がずに実害を出してしまうのも一つの解決方法らしいです。私はそういうの納得いきませんがね。どーなんですかっ、ウィップ課長!

2013年3月22日金曜日

はじめてのチュウ報

FBIによる
汚染封筒取り扱いポスター
さて、我が身に起きた事件についてどこまでネットに書いてよいのかどうか。こうしたことの概要はそれを読んで悪いことをマネするオサルが出るといけないので慎重にしなければいけない。「警察はこんな詭弁で届け出を拒否る」なんて話もウカツに書けば模倣犯に巧妙な犯罪のヒントを与えることになってイタダケナイ。
なるべく犯罪のヒントにならぬよう詳細はボカシながら、しかしながら超〜〜多忙な警察にこっち向いてもらう秘策みたいなものを今回は伝授していこうと思います。

まずは実例として私が初めて地元警察の門を叩くことになった事件から見ていきましょう。あれは父が巻き込まれた傷害事件のゴタゴタも片付き、日常に落ち着きを取り戻した頃でしょうか。我が家に不審な封書が届きました。手に取ると何か禍々しい感じ。宛名に貼られた紙とそこに印字されたフォントの加減がそう思わせたのでしょうか、正確に言えば不合理な点があり、手にした直後に普通じゃないことを感じてました(が、犯人にヒントを与えることになるので詳細は書かない)。そんなこんなで用心深く開封。すると中身はまさかの白い粉…。
さて当時はアメリカ多発テロの余韻を引きずる時勢で、その後起きた 炭疽菌テロ (病原菌入りの封書が出回りアメリカで死者が出た)の記憶も生々しい頃。私は静かに息を止め猫を部屋から追い出し封書をZip lock !
さてこれ、どうしましょう。まさか本当に炭疽菌とは思わないよ。思わないけど絶対違うとも言い切れないじゃん。まずは旦那に電話して菌の同定を頼むが丁重にお断りされ110番通報をオススメされる。しかし、なんて通報したらいいんだ?さんざん悩んで続きはWebで!ネットに色々聞いて最終的に 警察の相談ホットライン に電話。
「不審な郵便物が届いて困ってます。中身は白い粉です。炭疽菌テロの例もあるので不安で処置に大変困っています。調べていただけないでしょうか。」
はい、もちろん(?)最初はなかなか相手にされませんでした。
「変な封書→嫌がらせ→犬のウンコのことが多いですけどウンコじゃない?匂い嗅いでみてください。家庭で処分してください。」
えっと、本当に炭疽菌だったら嗅いだらイチコロアウトなんですが…勝手に処分したら菌をまき散らすことになるんですが…。今調べたら当時、 厚生労働省から通達 が出てますね。炭疽菌のような郵便物を受け取ったら警察に通報して引き取ってもらうこと…って私の対応は間違ってなかったっぽい。 その他、こちらも参照ください 

しかし警察の相談窓口の人も相当困ってた。私が「怖いです〜、不安です〜」を連発して引き下がらないので、しまいには隣のデスクの人に相談してようやくのこと「所轄の警官をそちらに向かわせますので封書を預けてください」という回答を得た。
数日後、科学警察の分析結果により白い粉は炭疽菌ではなかったものの、ご禁制の品であったことが判明。「使ったらもちろん、持っていても勝手に処分しても罪になるからねっ。また来たらキチンと通報してねっ。」という注意を受けた。家庭で処分しろって言ったのそっちじゃんか!ぷぅぷぅ!

総括。
現行犯のような緊急性がなく、110番通報を躊躇するような犯罪に巻き込まれた時は#9110 で警察相談ホットラインに相談するのも一方法。
本当に犯罪に関わっていても上述の通り、簡単にあしらわれる事もあるので恐怖心を持っていることを真剣に訴えること。漠然とした恐怖ではなく、恐怖の対象が何であるかも明確に説明できると尚良い。
キーワードは怖い、不安、困ってるを前面に押し出し、具体的な対応の要求を。上述の内容なら「不審な粉の正体を調べて欲しい」他には例として「不審人物を見かけるので家の周りを見回って欲しい」とか。とにかく下手に出てお願いし続けましょう。この下手の姿勢が大事なんだそうな。←これは知人から寄せられた情報。

2013年3月12日火曜日

伝統のフルコース

事件系の話が続いたので、ここらでお口直しなんぞ。ラ ブラスリーの伝統のフルコースを頂きましたぞ!ついにあのシャリアピンステーキに挑戦。
帝国ホテルの曰く付き名物料理を一堂に試せるこのコース、前にも見かけたことがある気がするので時々やっているのでしょうか。今回はラ ブラスリーの開業30周年で特別価格のご提供&身内に祝い事があったので奮発しました。例によって前置きが長くなる前に行ってみよ!
ニシンのマリネ
ダブルビーフコンソメ
海老と舌平目のグラタン エリザベス女王風
シャリアピンステーキ
チェリージュビリー

美味しいものの前に言葉はいらんのです。ごちそうさまでした。
おっと!ここで耳寄り情報。3/13(水)は開業記念日につき、ディナーご利用のお客さまにはポメリーのグラスシャンパン一杯プレゼント!だそうです。尚、上記のコースは14(木)まで。伝統料理を一度に試せる機会を逃すな!

2013年3月5日火曜日

虚仮の十年

我が目を疑う出来事
unbelievable things I've seen

 桶川ストーカー殺人 は個人間(民事)トラブルの解決の難しさを浮き彫りにすると同時に警察の信用を失墜させた事件の筆頭に挙げられる後味の悪い出来事。
壮絶なストーキング被害に合いながらも警察からまともな対応をしてもらえず、その末に殺害された女子大生。事件後、警察は自らの失態を隠すために被害者は遊び人という印象操作を行っており、金銭トラブルを巡る痴話喧嘩ゆえ民事不介入という判断をした、という流れを作っていた。今回、事件の詳細を読み込まなければわからなかったことだが、そうした経緯で出た情報を私は今まで鵜呑みにしていたことになる。傷つけられた命と名誉を思うと、なんとも痛ましく胸が苦しくなる。
ストーキングが殺人事件に発展した後も警察の捜査は進展せず、最終的に犯人とその関係者をあぶり出したのは写真週刊誌の記者だった。「被害者は小松(犯人)と警察に殺された」と証言した友人と、執念で事件を追った記者の存在がなければ今もこの事件はウヤムヤのままだったかもしれないのだ。

あれから十年も過ぎているというのに、告訴や被害届を受ける警察の態度は今も(平成24年8月時点)そう変わりばえがない。被害届の受理を地元警察はとにかく全力で拒否してきました。世の中にはキテレツな内容で警察に近隣トラブルの話を持ち込む困った輩がいることは承知しています。それら全てに対応しきれないことも重々承知。精査して、ある程度の門前払い機関?は必要なのでしょう。しかし私が問題に思うのは、はなから話を聞く気がない態度。これは困る。話を聞かずにどうやって精査するのでしょうか
桶川事件の概要をいろいろ読みあさる中で、若い職員がストーカー被害について告訴を受理しようとした所、年配職員にどなりつけられていたという記述がありました。似たようなことが昨年、私の場合にも起きています。
諸般の事情から専門家の話(法テラス、犯罪被害者相談窓口、法務局職員、警視庁職員他あわせて5〜6名の専門家による判断)を受けて、ある事件をきっかけに私は地元警察に被害届と告訴状の提出を願い出ました。その時のこと、私の話を聞いている職員の横でカチョーと呼ばれる人物がたえずウロチョロして話に入ってくる。犯罪の核心部になるとカチョーはすっと消えて、しばらくすると再び戻ってくる。カチョーはロクに話を聞いてないのに「これは事件にならない」「これは受け付けられないんですよ」と私に帰るよう促す。普通の人なら警察からそう言われたら常識的に考えて引っ込まざるを得ないものですが、前述のようにこのカチョーが話を聞いていなかったこと、そして予め専門家の後押しも得られていたことから私は決して引き下がらなかった。まさに虚仮(こけ)にされていたのだが、どうにか一念を貫き通した。とはいえ、これはとても消耗する作業だったし、これでヨカッタかどうか甚だ疑問。お陰で私は所轄の有名人になってしまった予感がするから(- -;)

アメリカの中古車屋で車を買い叩いた経験のある方はお分かりでしょうか。客を逃さず、しかしあまり値切らせないために接客は飴とムチの役を交互に配するのがアメリカの中古車屋セオリー。その時の経験が甦って、私は密かにこの二人にMr.キャンディとウィップ課長というあだ名を付けていたことを備忘録として記す。ウィップ課長は被害届の提出を諦めない私に手こずって、かなりトンデモな問題発言を残している。もちろん詳細な記録は残しましたよ。今回の経緯はきっちり本にでもして印税稼ぐつもりでいましたので。(←そう思ってないととても凹んで潰れそうだった /_; )
録音していたわけではないし言った言わないの水掛け論になるから、これでどうこうする気はないけどT課長の発言を私は絶対忘れませんし、地元警察の対応の記録は犯人が落としていった情報とまとめて全て安全な場所に預けてあります。私が殺されるくらいの事件が起きようものなら、それらはしかるべき方法で外に出ると思うのでそこだけはご了承ください。それくらい今の私は殺された後の用意をマジで整えてます。

と、犯人と警察にドン・キホーテ(ラ・マンチャの方ね)並みの牽制をしつつ、被害届けの不受理に苦しんでいる全国の犯罪被害者の方々へ有益な情報を。
2012年8月9日付けで警察庁長官より通達。これによれば
被害届は全件、警務や総務等の管理部門にて即時受理し署長らが管理すること
と、なっています。 参照リンクはこちら 
(以下、赤文字は江戸川コナンの声でお読みください)
おやおや〜変だな〜。去年すったもんだしてる間に8/10にも地元警察に出向いて届け出たのに、その時もその後も受理を拒否られたよ〜。どうしてなの〜毛利のおっちゃん。

うちんとこの警察は警察庁の通達を飛脚が運んでいるっぽい。おかげで全国の警察とは微妙に時差を生じるらしい。と、つとめて好意的に解釈しようじゃないか(震え声)
最終的には証拠保全について問い合わせた先(警視庁)の方が親身に話を聞いてくれた上で地元警察と円滑に話ができるよう知恵を授けてくれ、さらに直接何か口添えまでしてくれたようで届け出から一ヶ月以上たってようやく被害届を受理されました。心を砕いて一生懸命にやってくれる警察の方がいたことも念のために記しておきます。失言を繰り返すカチョーの横で身を堅くしながら良い方策がないか考えあぐねていたMr.キャンディーにも感謝しています。私と上司の板挟みにしちゃってゴメンね。

不受理に関しては色々な見方もあるので公平性を保つためにも以下のリンクも参照ください。
知恵袋  警察は被害届を実害が出ない限り受理しませんが、なぜでしょう 
届けを出す方も受ける方も、真摯に向き合わないとダメということでしょう。