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2013年3月22日金曜日

はじめてのチュウ報

FBIによる
汚染封筒取り扱いポスター
さて、我が身に起きた事件についてどこまでネットに書いてよいのかどうか。こうしたことの概要はそれを読んで悪いことをマネするオサルが出るといけないので慎重にしなければいけない。「警察はこんな詭弁で届け出を拒否る」なんて話もウカツに書けば模倣犯に巧妙な犯罪のヒントを与えることになってイタダケナイ。
なるべく犯罪のヒントにならぬよう詳細はボカシながら、しかしながら超〜〜多忙な警察にこっち向いてもらう秘策みたいなものを今回は伝授していこうと思います。

まずは実例として私が初めて地元警察の門を叩くことになった事件から見ていきましょう。あれは父が巻き込まれた傷害事件のゴタゴタも片付き、日常に落ち着きを取り戻した頃でしょうか。我が家に不審な封書が届きました。手に取ると何か禍々しい感じ。宛名に貼られた紙とそこに印字されたフォントの加減がそう思わせたのでしょうか、正確に言えば不合理な点があり、手にした直後に普通じゃないことを感じてました(が、犯人にヒントを与えることになるので詳細は書かない)。そんなこんなで用心深く開封。すると中身はまさかの白い粉…。
さて当時はアメリカ多発テロの余韻を引きずる時勢で、その後起きた 炭疽菌テロ (病原菌入りの封書が出回りアメリカで死者が出た)の記憶も生々しい頃。私は静かに息を止め猫を部屋から追い出し封書をZip lock !
さてこれ、どうしましょう。まさか本当に炭疽菌とは思わないよ。思わないけど絶対違うとも言い切れないじゃん。まずは旦那に電話して菌の同定を頼むが丁重にお断りされ110番通報をオススメされる。しかし、なんて通報したらいいんだ?さんざん悩んで続きはWebで!ネットに色々聞いて最終的に 警察の相談ホットライン に電話。
「不審な郵便物が届いて困ってます。中身は白い粉です。炭疽菌テロの例もあるので不安で処置に大変困っています。調べていただけないでしょうか。」
はい、もちろん(?)最初はなかなか相手にされませんでした。
「変な封書→嫌がらせ→犬のウンコのことが多いですけどウンコじゃない?匂い嗅いでみてください。家庭で処分してください。」
えっと、本当に炭疽菌だったら嗅いだらイチコロアウトなんですが…勝手に処分したら菌をまき散らすことになるんですが…。今調べたら当時、 厚生労働省から通達 が出てますね。炭疽菌のような郵便物を受け取ったら警察に通報して引き取ってもらうこと…って私の対応は間違ってなかったっぽい。 その他、こちらも参照ください 

しかし警察の相談窓口の人も相当困ってた。私が「怖いです〜、不安です〜」を連発して引き下がらないので、しまいには隣のデスクの人に相談してようやくのこと「所轄の警官をそちらに向かわせますので封書を預けてください」という回答を得た。
数日後、科学警察の分析結果により白い粉は炭疽菌ではなかったものの、ご禁制の品であったことが判明。「使ったらもちろん、持っていても勝手に処分しても罪になるからねっ。また来たらキチンと通報してねっ。」という注意を受けた。家庭で処分しろって言ったのそっちじゃんか!ぷぅぷぅ!

総括。
現行犯のような緊急性がなく、110番通報を躊躇するような犯罪に巻き込まれた時は#9110 で警察相談ホットラインに相談するのも一方法。
本当に犯罪に関わっていても上述の通り、簡単にあしらわれる事もあるので恐怖心を持っていることを真剣に訴えること。漠然とした恐怖ではなく、恐怖の対象が何であるかも明確に説明できると尚良い。
キーワードは怖い、不安、困ってるを前面に押し出し、具体的な対応の要求を。上述の内容なら「不審な粉の正体を調べて欲しい」他には例として「不審人物を見かけるので家の周りを見回って欲しい」とか。とにかく下手に出てお願いし続けましょう。この下手の姿勢が大事なんだそうな。←これは知人から寄せられた情報。

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