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いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2016年12月11日日曜日

ノロイのおはなし

さて今年も残すところあと3週間。天中殺やら断捨離やらのお話が続いたのでこれを機にかねてから気になっていたある「呪い」のお話でもしておきましょうか。例によってオカルトチックな話を期待して読むと拍子抜けな結末を迎えるよっと前置きをいたしまして〜

趣味でやってるタロット占いをしていると時々その「呪い」について考えさせられることしばしば。ここで言う呪いとは過去の呪縛=自分で自分にかけてしまった縛りのことでございます。
思い当たるフシはないでしょうか?「このスイッチ入ると絶対うまくいかないわ〜」みたいなツボとか。「この流れはアカンやつや〜」とか、長く生きているとダメの予感が働く時ってありますよね。あるいは妙な苦手意識が働く人や物や場所がある、なんて経験はありませんか?これらの大半は過去にあなた自身があなたにかけた呪いのせいであると認識してください

あなたはおそらくその過去の経験でとても傷ついたり深い悲しみを感じているはずです。そこからくる苦手意識が物事を停滞させている=呪いになっている可能性はないですか?
この呪縛から逃れる手立てはズバリ、その時の悲しい苦しい傷ついた気持ちを素直に受け止めて認めることです。嫌な思い出に蓋をして考えないようにしてしまう傾向が人にはあります。でもそれでは嫌な思い出は消えずにずっとそこに残され続けるのです。
もし昔の自分に相槌を打つように「あ〜ありゃ酷かったね、辛かったよね〜」と認めることができれば、それが実は遠い過去の出来事で今起きている出来事とは全く関係ないことだと思えるようになります。それが大事。「またダメなんじゃないか…」という意識を断ち切ることが、すなわち呪いから解放される方策なのだとご理解ください。

タロットカードは引いたカードのキーワードから自分の深層心理を掘り下げて自分を顧みる作業で成り立つ(と私は認識している)。自分でも忘れていたような思い出が実は自分の足を引っ張り続けていた、なんて発見があったりしてタロットは実に奥の深いナニカなのでございます。

というわけで今年の禊は今年のうちに。良いお年をお迎えください