いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2017年4月26日水曜日

動物園においでよ!

シロフクロウのウィンク
よく口を開けてる
動物園って遠足とかスペシャルなイベントで行くところなイメージがあったけど、通ってみると色々と面白い。上野動物園は大人の入園料が600円ですが年間パスポートは2400円(2017年現在)。一年に4回以上行けばペイできてしまうお手軽さ。季節ごとに行くつもりになれば年パスを買うのも悪くないと思います。
上野のお山の春夏秋冬を楽しみつつ動物巡り。金曜は周囲の美術館が夜8時まで開館しているので、動物園のあとで美術館なんてのもオツな感じ。美術館内には洒落たレストランもあるし、なんとなればそのまま上野御徒町で飲み歩くのも楽しい。
大概の人は動物園に行くと普段以上に歩き回るので帰る頃にはヘトヘトですけどね^^; だからこそ、いっぺんに全部回るのではなくて今日はサバンナちほー、次回は水辺ちほー、と小分けにして楽しむつもりで年パスおすすめ!
夏の日のレッサーパンダ
あっついね〜

動物園の回し者か?!と思われてしまうけど、動物の世話には大変お金がかかります。また大変な労力で動物たちが集められそこで暮らしています。動物愛護の観点から言えば「かわいそう」と思うムキもございましょうが、それでも私は動物園の持つ役割を大変意義のあることだと考えています。世界中にこれだけ多種多様の生き物がいて、命の不思議と気候地形の不思議とありとあらゆる探求のタネにあふれている空間。図鑑やテレビでは得られない、みんなみんな生きているんだという実感を実物で得られるこの空間は特に子供時代に与える影響が大きい。未来に向けて無くして欲しくない施設の一つです。
というわけで志ある方は動物サポーター制度にも是非ご協力のほどを。いや、本当に私は動物園の回し者じゃありませんけどね。
 上野動物園の動物サポーター制度のリンクはこちらをクリック! 
他にも会費2000えん、とお手頃な友の会なんかもあります。みんなで動物園を応援しよう!

冬の日のワオキツネザル
よく見ると穴の中でみんなで暖をとってる
上野動物園は開園記念日に無料開放していたり、夏休みの10日間ほどは開園を夜8時まで延期していたりと色々な企画をしています。私のように通勤路として使ってる風味の人も見かけるし、カメラ小僧が贔屓の動物に一日中張り付いていたり、近所のご隠居さんが散歩に使っていたり、意外と一人で来ている人も多いのでぼっちで回っても不審者扱いはされません。多分…

おっと、忘れるところだった最後に良い子のお約束。動物の写真を撮る時はフラッシュは焚かない!これ、気をつけてあげてください。動物によっては失明の恐れもあります。
大きな音が苦手なアイアイ
暗い展示室にいますがiPhoneフラッシュ無しで撮っても
後で画像処理すればここまでできます
今時のデジカメはフラッシュ無しで撮ってもPCで画像処理すればそれなりに写るんデス。むしろガラスに反射したりするのでフラッシュはうまく撮れない要因になる。絶対にフラッシュを焚いたり、振り向かせようとして驚かしたりは無しでお願いしますね。
それではみなさん、良い動物園を!

2017年4月18日火曜日

動物園は上野

上野動物園は東園と西園があって、上野のお山寄り(JR側)の東園に対してお山の下側(池の端)に当たる西園を下野動物園と呼ぶ。なんて話があったりなかったり。今回は下の動物園の動物達を見てみましょう。
こんなに可愛いのに怖いと言われる
西園で一番の仲良し(当社比)はクロシロエリマキキツネザルの一家。彼らはレムールの森と呼ばれる一角に住んでいます。不忍の池を通って通勤している時にこの一家の檻が遠目に見えていて「ありゃなんだろ」から始まったのが動物園通勤の馴れ初め。初めて檻の前に立った日には向こうの方からこちらに近づいて来て「おうおうおーーーう!」と威嚇され激しくビビった思い出がある。樹上生活をする彼らは1日に何度かそうやって大きな声をあげてコミュニケーションをとる、と後に知った。だとするとあれは私に話しかけていたのだろうか?
友達ウケのいいフォッサ
この写真は珍しく超リラックス状態
好奇心旺盛な動物らしく、見物人がいると人間観察をしに来るような一面がある。私は足繁くこの檻に通っているが、大概接近してくれるので写真が撮りやすい。見ているうちに愛着も湧いて、本当に可愛らしい。撮りためた写真を友達に見せるのだが、おおよその反応は「わ、なんか怖いよコレ」と言われてしまう。まあ犬猫のように人に懐く感じの生き物ではないけどね…。無念じゃ。悔しいから写真は可愛いのをピックアップしてます。
キツネザル一家の檻の向かいにはフォッサがいる。むしろこっちの方は人間に対して我関せずといった風情で愛想なしなのに友人受けはいい。何が違うんだろう?顔の作り?フォッサはマングースの仲間でマダガスカル最強の肉食獣だってさ。マダガスカルではエリマキキツネザルを捕食してるっぽい。って、おい!捕食者と向かい合わせに展示したりしてストレス与えたりはしないのか?
エリマキキツネザルお食事中
フォッサ近影
私の見立てではクロシロエリマキキツネザルの一家は広い敷地を与えられて伸び伸びしているが、対するフォッサは狭い檻の中で常同行動(同じ場所を神経質にぐるぐると徘徊してる)を見せていている。むしろフォッサの方がストレス感じてるっぽいのかな。下野動物園さん、少しフォッサの檻の位置を考えてあげてくらはい。
次回はその他の動物up予定。ん〜、どの子の写真にしようか迷っちゃうよ。

2017年4月11日火曜日

動物園へ行こう!

前回、動物園周辺写真でうだうだしてたから、ようやっと動物園に入るぞ感。まずはカリフォルニアアシカのキョウカちゃんの思い出から。
朝イチの動物園って意外と常連さんの姿がチラホラ。開園と同時にマップを取りに行くのは行きずり(?!)のお客さんだけど、常連さんは一斉にそれぞれのご贔屓動物目指してまっしぐらに園内を進む。
人懐っこい、きれいな子でした
私は東園(上野駅側)から西園(根津駅側)へと抜けるコースを辿るのですが、東園ではもっぱらアシカのキョウカちゃんに朝の挨拶をするのが楽しみだった。彼女はとても愛嬌のある子で、水槽前に行くと元気いっぱいに跳ね回ったり、至近にきてくれたりした。この子を目当てに年配の男性もよく来ていて私とキョウカの奪い合い(^^)になっていたのだが、昨年の冬頃から男性もキョウカもぱったりと姿を現さなくなった。動物園の動物は交配の為に他所の園に貸し出されたりもするのでキョウカはお嫁に行ったかな?くらいに思っていたけれど、年配男性の方はハテどうしたことか…と実はちょっと心配していた。
今年に入ってからはアシカ/アザラシ水槽に若いゼニガタアザラシが居ることに気づいたのでネットで調べてみたら…あらびっくり。昨年(2016年10月22日)にキョウカは急死したとの報が載ってるじゃないですか!絶句。キョウカちゃんの冥福をお祈りします。いつも元気な姿を見せてくれたあなたが大好きでした。
海獣ファミリーは他にジョン、キャンディ、カコがいて、個体が識別できるようになると親近感もぐっと増す。何よりも先方がこちらに興味を持ってくれてる風味だと嬉しさと愛着が湧いてくるもの。そういう意味ではここの海獣達は親しみやすいのでオススメです。
こんなに寄ってくる
手前がジョン、後ろにカコ
新顔?キャンディよりも子供顔な感じがする
水槽前にしゃがんで根気強く待っていると回遊してる彼らがやがて近づいて来てガラス越しにチュウしてくれたりもします。でも良い子はガラスを叩いたりしないでね。
ここにはシロクマも住んでます。夏はよく水に飛び込むので地下水路で見るのが楽しい。
ラップ風味なポーズ
動物園写真はまだまだ続くよ。お楽しみに〜

2017年4月5日水曜日

動物園で逢いましょう

動物園のお話です。出勤日の密かな楽しみは動物園。園内を横切って仕事場に行くので道すがら顔なじみの動物達におはようのご挨拶。かれこれそんな生活が2年続いてます。
撮りためた写真は増える一方だし、しかもどれも結局同じ構図だったりするんでここらで特選フォルダを作ろうかな、なんて作業にいそしんでみる今日この頃。
写真データの整頓時にも同じことを書いたけど、撮影時はなんでもなかった一枚が時間を経て貴重な一枚になっていたりして感慨深いものがある。例えばこれ
ありし日の上野こども遊園地
2016年に閉園した「上野こども遊園地」。終戦の翌年から始まって70年の歴史を持つ小さな遊園地。コイン入れたら奇天烈な形の乗り物が前後に揺れる系の遊具から始まったもので規模的にもデパート屋上にあるお子様スペースなんだけど(今ではそれすら昭和の遺構だ)上野動物園の正面に位置するコレで揉めた親子はたくさんいるのではなかろうか。「疲れたー帰るーおんぶー」と子供に駄々をこねられてヘトヘトで動物園を出た途端に「わーアレ乗りたーい」と一目散に駆け出す子供の腕をマッハで掴んで怒り心頭で引きずって帰る親御さんの姿を見るたびに、あ〜子供時代の私もここで親にこっぴどく叱られた記憶が鮮明に甦るガンダム。
この公園は… 地主である東京都から「動物園の魅力を高めることを目的とした正門前広場の整備工事」の支障となると許可を取り消されましたのでやむを得ず廃業いたしました とのことです。ムムム、地主め。実にあぢきなし…

残念な取り壊しといえばこちらも同様
こども遊園地と運命を共にした
動物園入口の脇に建つ茶店「桜木亭」。パンダの人形焼を売っていたことで知られる通称「焼きダンパ」。これも支障と判断されたのか、すでに解体された模様(パンダ壁で覆われて現在は確認が不可)。写真のテント部は新しく張り替えられたものだが、割と近年まで右から読む形式の垂れ幕で「焼ダンパ 焼ダンパ 焼ダンパ 焼ダンパ」と天蓋部分をぐるりと縁取られていた。私が中高生の頃は「待ち合わせは焼きダンパのとこでいい?」みたいに仲間うちでは使ってた。何もかも皆なつかしい…
東照宮第一売店という名前らしい
次はこいつが危ないな、と思ってパチリ。ウソみたいだろ営業してるんだぜ、それで…。いや、これからどれだけ元号が変わったとしても続けて欲しいものです。店内には12席のご用意があります。もんじゃまん250えん

うあー、動物園の写真に辿りつけなかったよ。来週こそ!動物園で逢いましょう