いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2016年10月30日日曜日

天中殺!

気がつけば一ヶ月以上も更新せずに雑事に追われておりました。
脇見運転の車に突っ込まれたり、旦那が財布を盗られたり、家電が次々壊れたり、健康診断のお知らせが多数送られてきたり、あと他に何かあったかな?家電や健診の手続きはともかくとして、事故や事件の処理は憂鬱にしてしんどいものでござんすね。
子供に「天中殺(悪いことが起こる周期)だわ」と話したところ、「何それ、ググっちゃったよ」と言われてびっくり。そうか、天中殺って昭和の流行語(今調べたら昭和54年=1979年)だったのね。
ということで今回は至近で起きた財布盗難事件について書いてみまひょ。
長く生きていると身近でドロボーに入られたことがある人の話とか、スリにやられた!とかいう話は耳にするもの。でもいざ自分の身に起きたら何から手をつけたらいいかとっさに思い浮かばない。避難訓練よろしく、その日に備えてシミュレーションの一助となれば幸い。

まず、自分の過失で紛失したかな〜?と思うとあまり大げさにはできないのが人情。思い違いかもしれないから…と思うと周囲の人に迷惑かけてまで探せないや、なんて遠慮してしまうのが日本人の美徳の致すところ。でもちょっと待ってミスターポストマン!ど厚かましい輩はそこに付け入るからこそ「結構うまく行く」と味をしめて物盗りがやめられなくなるという側面がある。これはおかしいでしょと感じた時は遠慮なく警察に通報するようにしてください

どのみち財布を無くしていたら遺失物届けをすることになるので、盗難じゃなかったとしても警察は必要。なので聞こえよがしに「あー、(遺失物)届けを出すんで警察呼ばないと…」あるいは「今からそこの交番行ってくる」と声を出すこと。これによって犯人が盗ったものを慌てて放り出してくれる、というケースもあります。なんでそんなことを知っているかと言えば、専業主婦時代に近隣の子供達との付き合いの中でそういうケースをいくつか見ているからです。悲しいことに手癖の悪い子、というのは一定の割合で存在します。彼らは成功体験(?!)を通して黙っていれば相手は強く出て来ないとタカをくくって被害者が立ち去るのを待っているんです。逆にこちらが引き下がらない姿勢を見せるとたちまちビビって獲物を身から離すために投げ捨てます。子供のケースが大人に適用できるかどうか一概に言えませんが、三つ子の魂百までと言います。人のものを盗って恥じない心根の持ち主は子供時代から連綿と同じを精神構造であるはず、と私は睨んでる。もちろんそれが元でさらなるトラブルが起きるのを避けたいと思うなら泣き寝入りも時には大人の選択かもしれませんが、そこは銘々の判断でご対処を。

さて、次に早急にやっておかなければならないこと。カードの停止手続き。自分の持ってるカードを把握してまずは紙に書き出しましょう。盗難・紛失の届けはこちらという番号をネットで調べて電話をすれば先方が次々と必要事項を聞き出してくれるので大丈夫。大抵はどこも24時間対応でフリーコール。システマティックで話も早い。
カード名義人名、確認のための生年月日と住所、通知人の氏名、これだけで停止処理が行われます。ついでに再発行の申請やカード利用履歴の照合にも応じてもらえるそうですが、これらは名義人本人じゃないとできないとのことでした。ちなみにカード再発行はアメックスが最速。紛失届けと同時に再発行を頼んだら4日後には手元に届きました。
銀行のキャッシュカードだけは再発行のために窓口を訪れる必要あり。他は電話で全てケリがついた。
全てのカード停止処理が済んだらお近くの警察署へ通報。遺失物届けを出します。「大げさだからいいよ…」と思う人も多いようですが実は警察に届けを出していないと免許証の再交付が受けられませんのでご注意を。じゃあ免許を無くしてない場合はセーフ?そうとも言えないのが現代社会の怖いところ。盗まれた物や情報を使って悪用する奴はどんなことでも思いつきます。何かが起きた時に「それは私の仕業ではありません」という証明のために遺失物届けは必要なのです。ま、警察は探してなんかくれませんけどね、ゲフンゲフン。何かがあった時には警察に通報が入った際に話が早いという程度。…もし気がついてもらえたらという話ですが、ゲフゲフ。
そして免許証の再交付。免許センターか警察署で申請できます。免許センターなら即日発行してもらえて便利でした。身分証明となる保険証、遺失物届けを出した警察署、本籍地の住所(番地番号まで聞かれるので忘れずに)、再交付手続き料に3,800円、必要なのはそれくらいかな?
おっと、忘れちゃいけない。クレジットカードの再発行をしたらカードナンバーが変わるのでカード引き落としで自動支払いなんかをしている人は各方面に通知を忘れずに
またネット検索で知りましたが、財布にポイントカードやレンタルカードを入れている人はそれらも悪用の対象になるので連絡を入れた方がいいみたいです。レンタルビデオを借りまくられて、忘れた頃に高額の延滞料請求が来たという怖い話も見かけました。本当に他人事ながらも、あったま来るな〜こーゆー話。ぷんすか。

いや〜、ひどい目にあったわ〜。なんて話を職場でしていたら、存外経験者は多いもんでいろんな話が聞けた。同僚は置き引きにあった時、後日犯人から郵送で現金だけ抜き取った財布を返却されたことがあるという。「免許証がないと困るだろうな」と犯人に最後の良心が働いたのか…いや、ありがたいような、やっぱり頭に来ちゃうような、複雑なお話。
皆様におかれましても、どうぞお気をつけてお過ごしください。