いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2017年1月31日火曜日

あなたの知らない女子界

オタクという言葉が蔑称でしかなかった時代を知っている身の上としては、オタクという言葉を使う時は複雑な心境に陥る。同時にいい年をした女性相手に女子という言葉を使うのも、つまらないものの総称としての語感がつきまとってフクザツな思いで口にせざるを得ない(当社比)。
さて本日はその「女子界」のお話(女子会じゃないのよ、ジョシノセカイ)。独断と偏見にまみれていることを理解した上で、女子の世界を垣間見たい男性諸氏は聞いてラッサイ見てラッサイ。

曲がりなりにも女子だった時代を過ごしてるので女属性の中で培われる色んなノウハウについては私も心得ている。そのスキルを自分が使えるかどうかは別として。
いつの時代でも女子界で嫌われる女ランキングの上位を占めるのはオイシイドコトリの女。裏を返せばその傾向のある女がそれだけ多数存在するということ。ある意味これはオンナスキルの一つだろうと思う。具体的に申せば…
厄介な仕事や面倒事は華麗にスルーしたり人に委ねておいて、それを成し遂げた人が評価される段になるとなぜかその場にシレッと収まっていたりする人。あまつさえ周囲の目も気にせず上司の前で「自分がやりました〜」というアピールまでやってしまう。
ただし「自分がやりました発言」のようなやりすぎをすると女子の世界でも総スカンになり生きて行けない。なので、そのあたりのさじ加減を巧みに操るのが最上クラスの女子プロフェッショナルと言えましょう。この総スカンをものともしないツワモノが「私、女子とつるむの苦手なんで男友達しかできないんですよ女子」になる。自分が総スカンを食らった原因を他女子達に委ねてしまうあたりこれも女子プロならではの技と言えましょう。
余談ですが、男友達しかできないと主張する女性は要注意。つるむの苦手な女性はそういう人同士でちゃんと親交があるもの。男女関係なくおつきあいができるのが普通のことなのに異性限定の交流しか成立しない人はナンカある人?!と見てま〜間違いないと思うんですけどね。どうなんでしょ。
閑話休題

さて、自分がやってないけどやったように見せかける女子プロのスキルとはどのようにして発動するのか?それはズバリ、相手に誤解をさせる言動や状況を整えるのでござんすね。あくまでも「相手が勝手に誤解して、私、評価されちゃったんです〜」というのがミソ。察しのいい人&人生経験豊富な方はピンと来るのではないでしょうか。「相手が勝手に誤解して好きになられちゃうんです、ワタシ」系の女子がこの世には存在する。男性がうっかり誤解しちゃうような言動をして巧みに利用しちゃうのが最凶女子の超上級レベル技。コレやられちゃうとね、おばちゃん勝ち目がないわ^^;

妖怪オイシイトコドリに手柄を持っていかれるのは実は職場によくある風景。誰しも大なり小なり経験があることでしょう。かくいう私も過去に周辺で何度も目撃したことがある。若い頃の私は「実力の伴わない評価はすぐにメッキが剥げる」「結局最後に残るのは実力だ」なんてぇ青いこと考えてた。「嘘でその場を取り繕っても結局は真実が勝つ」と。いや〜、甘かったねぇ〜。
この歳になってようやくわかった。どんなに周囲が「あれは本当は須磨人さんのやった仕事だ」とわかってくれてたとしても、上の人間に評価を下してもらわない限りそれは自己満足でしかなかったのだと。その場を取り繕って周囲に嫌われてでも上の評価をもらったもの勝ちということを若い身空で本能的に知ってたオンナノコ達の方がよっぽどのやり手婆だったと私が知ったのは40を半ばも過ぎた頃。
じゃあ実年齢でもババアになった自分がそのやり方を真似して取り入れられるか?といえばそれはまた別のお話。損得でいえば損な生き方かもしれないけど、それでも自分のやり方でしか生きていけない。それが人生。自分、不器用なオンナですから。

2017年1月24日火曜日

正義のハナシ

今回もタロットからフワフワと連想したお話なんかを。タロットに興味がない人もご用とお急ぎがなければ、さぁさぁお立ち会い。カードは本来とっかかり。そこから自分なりの意味を探って世間の荒波を乗り越えるのが俺式リーディング。
正義

さてXI 正義のカードについてですよ。前回書いた人生初のタロット占われ体験ではこのカードが逆さまに出て「今の職場ではあなたの能力は正当に評価されない」と言われました。心当たりはテンコ盛りにあるものの(^^;)、そもそも仕事の悩みは大抵そーゆー関連で発生することを鑑みればあまりそこに着目するのもいかがなものかと思ってた。現在抱えるモヤモヤの原因はそこかな〜と考えると合点が行く、という程度に捉えてあえて今の職場に後ろ向きな感情を持たないよう努めてみる。

ところが数日後に自分で今月の運勢占いをすると、またしてもXI 正義の逆位置が出てきた。正確には「ミスティカル タロット」というカードを使用したので
XI consequences (結果)というもの。まずは絵柄をご覧じよ。

毛糸遊びに夢中になった猫が糸に絡め取られ身動きが取れなくなっているカード。ライダー版とかなり趣を異にしているのは、このタロットカードが猫視点で描かれるから。猫の世界に「正義」なんてないということなんでしょうな(^^)
注釈本が言うことにゃ「己の行動の行く末に注意を怠りし猫」「遊び心には注意力とのバランスが大事」だそうな。正位置なら「どこに向かっているか注意を払え!」なのですが、今回は逆位置だったので「注意深い審議で苦境から脱する」「汝の辿った道を始まりまで巻き戻し次回に繋げよ」的なお告げ。

ライダー版における正義のカードは「法廷」のイメージ。公正さをウリにしているようで実はバランス、中間の意味合いが強い(もちろん公正さも示してますが)。大アルカナの中間点に位置するこの正義のカードはまさに前半と後半のカードたちを公平に睥睨(へいげい)しているのです。正義とはバランスを保つ中で行われると理解しましょう。
それは猫のカードも示す通り、遊びですらバランスを保った中で行われるべきものなのでしょう。もし正義が行われていない=面白くな〜いと感じるのであれば、猫が言う通り自分の来た道筋を辿って公正な目で見つめ直す必要があるのかもしれない。ライダー版の正義逆位置には「自分自身を正直な目で見たがらない」と言う意味もある。
職場が正当に評価してくれないと言うのは確かに心当たりテンコ盛り(←しつこい^^)だけど、その理由や原因についてよくよく考察してみよう。曇りなきマナコで見て、その上でどうするのかを考える。それが私なりの正義の通し方。

てなこと言っておきながら、気持ちはもうかなり出て行く気マンマンなんですけどね。てへっ。春から私、どーなってるかしら〜

2017年1月14日土曜日

知らない世界体験談

あれまあ、気がつきゃ年が明けてもう二週間が過ぎようとする今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか。と、曖昧な新年の挨拶とともに今年もスタートです。
例年は何書いてたかしらと思って読み返すと、正月に食べたもの記録とか大体そんな感じ。今年は厚切り牛タンステーキを堪能しましたがそれはまたの機会にでも。だってジュッと焼いて食べただけのお話だから、2〜3行書いたら終わりなんだもん。

ということで別口で新鮮なネタをいっちょ。先週、人生初めてのタロット占いを体験してきたのでその備忘録。そうです。自分では色々書いてるし、毎朝占ってかれこれ数年は経ってるけど私は一度もプロに占ってもらった経験がなかった。理由は簡単。怖いんですもの。料金体系がわかんないのも怖いし、どういう人が出てくるかも未知の世界だし、そもそも自分がタロット占いを独学で始めたのも占い師のところに一人で行く勇気がなかったからというそれだけの理由

職場でタロットをするようになってから知ったけど、世の女性陣は意外と占われ経験が豊富。少なくとも現職場においては女性メンバーのほとんどが一度は占い師訪問を経験している。まあだから気軽に私の素人占いにもノってくるのかもね。
悔しいじゃないですか。占いやる当人の私だけが未経験者だったなんて!てな訳で一念発起して近場の繁華街のデパ地下にある占いスペースへ電車でGO!
もちろんぼったくられないように下調べも万全。相場と口コミとを加味して長年経営を続けてる見馴れた店舗(というかデパ地下通路の小スペース)を訪った。始める前に自分から交渉して「最低料金20分3,000円。最長30分で終わらせて5,000円ポッキリ」というお約束でスタート。話を引き伸ばされて超過料金でウン万円ね〜、なんてことされてもワシャかなわんからな!という万全の老婆心。こういう交渉に自信が持てない小娘時代には絶対に足を踏み入れられない世界だと思っていたけど、その辺りは会社組織占い屋だったので明瞭会計でした。さてその内容とは。
 仕事関係です。かつてないスランプに陥ってこのまま続けていていいのか自信が持てなくなりました。
あー、あなたの星座はね、今みんな低迷期。みんなそうなのよ
(え、世界中の○○座の皆さんは今、全員スランプなのか…)なんとか自信喪失した気持ちを切り替えたいんですけど、どんな風にしたらいいのかを見てもらいたいです。
わかったわ。星座的には低迷期を過ぎるまで様子見でいいはずだけど、続けるか転職なのかタロットで見ましょう。でも星座よりはタロットの言うことが一番だからタロットの結果に従うのよ
( のえっ?!そうくるか?)

俺式タロットはブログでも何度も書いているけど、あくまでも指針を持つための自問自答のツール。どんな占い結果が出たとしてもそこから自分の本心を己に問いかけつつ結論は自分が出すという方式。さすがプロの占い師は違うわね。迷える子羊がいよいよ迷わないように「タロットの言う通り!」と導いて(リーディングして)しまうわけね。
実際には占い始めるまでは星座の話やらカウンセリングめいた話が挿入されて、時間引き伸ばしと問題の明確化が行われている様子。ただし占われる人が何を望んでいるのかを明確にするためには必要な時間だと理解できるので良しとしよう。営業スキルとしては話の引き伸ばし術も必要と備忘録メモメモ。
さてカードの展開方法は私の知らない占いでしたがカードの意味はそこそこ読める。プロの解釈を聴きながら「そう言う読み方もあるか〜」と感心したり興味は尽きない。
場の中で一番強い私を示すカードが「VII戦車」
あなたは結局、今の場所を飛び出して行くわね。そーゆー人よ
タロットによると今いる職場は私の能力を正当には評価してくれない場所(Xイ正義逆位置)であり、それもスランプの要因になっている。ただタロット的にも今少し様子を見て下手にもがいたり、すぐには飛び出すようなことのなきようにと言うお告げ。そして…
あなた、今やってる仕事の他にもう一つ特殊な能力とか…仕事につなげそうなものを持ってたりしない?何か心当たりはない?
ぎくり。言えない。プロの占い師を前に「将来占い師になろうと思ってて今日はその偵察も兼ねてやって来ました!」なんて絶対に言えない…。曖昧に返事をしながら占い師の言葉に耳を傾ける。問題のカードは「II女教皇」静謐に住まう神秘の巫女。タロットか?!趣味でやってるタロット占いのことなのかーーーーッ?!
もしかしたら千載一遇のチャンスかもしれないから、これを契機に占い師としての芽があるのかどうか聞いてみようじゃないか。逡巡の後に意を決して実はタロットカードを独学で続けている旨を話してみる。すると彼女は
あーー!占い師、儲からない儲からない!あなたまだ若過ぎ。年金生活者になって小遣い稼ぎならともかく、まーだ早いから。今の仕事を別の場所行って続けるのでいいわ
と言うなり、女教皇のカードの話はそれきり強制終了。後ろ髪を引かれる思いで「XX審判」のカードが示すかつての繋がりに戻って行くことを勧められてお時間となりました。

結果的には楽しい時間をいただきました。会社組織で占いをするとアガリの半分を会社に取られる話なんかも聞けた(実際は場所代として取られるから人によっては赤字経営になりそう)。こんな感じに私の2017年はスタートを切ったのでございます。
後日、友人に「なんで仕事のスランプ問題を自分で占わないんだ?」と聞かれた。
深刻な問題ほどおいそれと軽々しくは占えないものなのよ。占いを信じているからなのか、逆に自分の占いを信じていないからなのかそれは私だけの き・み・つ