いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2013年1月25日金曜日

今夜、帝国すべてのバーで

今回の帝国入りの理由は、宿泊半額優待券があったから。折しも満員電車恐怖症の旦那に早朝の都内会議の仕事が入り、そんなこんなで年明け早々に帝国遊び。有り難くも恐れ多いことでござんす。一月、二月は宿泊半額キャンペーンや割引企画も多いのでこの機会に利用するお客さんも多いのではないかと思い、年末に引き続き帝国ホテルの話題で行ってみましょう。今回宿泊したのはこちら。
本館デラッスルーム
忘れられてたパノラマ機能で初めての撮影
以前、 命の洗濯を でも紹介しましたが本館デラックスルームはスーペリアより奥行きが若干あるというだけの部屋なのであまり魅力を感じてなかったのですが、どうしてなかなか。この若干スペースがルームサービスを受ける際には活きてくる。割高になるからルームサービスなんて取りませんけどね。しかし、アラカルトから好きなものチョイスして部屋で好きにシェアして食べられるというのは魅力かも。お店に行っちゃうと「それちょーだい」と旦那の皿から奪って食べるわけにいかないしね。

TinkerBell
アクアの夜景と共に
さて年末に レセゾンとラブラスリーの比較っぽいこと を書いてしまった私ですが(←セゾンの黒服さんの方が好き、という個人的意見)懲りずにオールドインペリアルバーとラウンジアクアを比べてしまえホトトギス。
傾向として似てるなと思ったのはセゾン&インペリアルバーに対してブラスリー&アクアという棲み分け。誤解を恐れずに言えば「アクアは女子供の来る所」てな印象を持った。
アクアは最上階というロケーション、席によっては皇居外苑を見下ろし優雅で快適。アフタヌーンティーが好評で仲間同士で繰り出し易い雰囲気(お値段は別にして^^;)。ブラスリーも大人数で押し掛け易い雰囲気がある。事実、ツアー企画で見かけたのですが「帝国ホテルのブラスリーで優雅なランチ!その後は皇居外苑をお散歩コース」なんてーのがある。
余談ですがこのツアーは履き慣れた靴、汚れても良い格好、ナップザックでの参加を推奨してる。おいおい、それ帝国ホテル側は承知してるんですかい?クラ◯ツーリズムさん…。ブラスリーで場違いな格好した団体さんが別入口から壁の向こうの部屋に隔離、もとい、ご案内されてゆくところを一度だけ目撃したことがあるけど、アレがそうだったのかしら…。
Hamburg steak sandwich
オールドインペリアルバー
話は逸れましたが名跡要素も多分に含まれる帝国ホテルは観光地としての側面も要求され、それに応えているのがブラスリー&アクアかな〜と勝手な印象。ぶっちゃけで言おう。ブラスリー&アクアは客席数も多いので時に客を捌(さば)いてる感じが否めない。サービスが悪いわけではないけれど、普通にホテルクラスの飲食店。対するセゾン&インペリアルバーは客に付き従い、特別な時間を提供することに専心している感じで、これぞ帝国!を満喫できる。まあそれがムズ痒くて嫌、という人もいるようですが (^^; )。
もっとも今回アクアを「女子供向き」と断じた最大の理由はカクテルの味に歴然とした違いがあったから。全体的に甘いです。 オールドインペリアルバーで飲んで感激した「マウントフジ」 を試しにオーダーするとやはりこれもベッタラ甘口。まったくの別物でした。結論、うまい酒が飲みたかったらオールドインペリアルバーに行け!マティーニを頼んだ旦那は旦那史上一番濃いマティーニで美味しいと言ってたけど、ここはひとつオールドインペリアルで確認してみようじゃないか。というわけでまた行かなくちゃだわ。いそいそ。

おまけ
インルームバー
さてさて、上の写真はオールドインペリアルバー名物のハンバーグステーキサンド。単品¥2,420。グロルシュビールを付ければ¥3,420。バンズもお肉もパーフェクトだったけど、これを食べた日のことを最後に一筆啓上。ビールは手酌主義の私はグラスが空くと酌をしにくる店員さんを常日頃から「来ないでいいから〜」と思ってた。注いでもらうことに恐縮するし、同席者との話を一時中断しないといけない雰囲気になるのがあまり好きではなかったから。しかし、この日、このバーの給仕は違っていた。話の腰を折る事なく実に見事な所作と間合いでビールを継ぎ足すとエンターテイナーのように優雅なお辞儀をして消えていった。あんなお酌は後にも先にもお目にかかったことがない。料理は手際とタイミングとよく言うけれど、給仕にもまたタイミングがあるということを発見。これだからセゾンとオールドインペリアルバーはやめられない。

…や、そんな頻繁には行けないけどね。

2013年1月15日火曜日

永遠のアーリーバード

若い頃の話。アメリカでスナフキン風味の貧乏生活をしていた時に日曜朝のガレージセール巡りをした時期があった。ガレージセール告知の大半は道端に放り出された手作り看板。アパートメントの洗濯室に告知を貼って歩く人もいる。それら告知の中に「No! early bird」という表記を見つけた。アーリーバードが開始時刻前に現れる人のことを指すと知ったのはその時(早起きの人の意もある。またThe early bird catches the worm は、早起き三文の徳)。
フルーツコンポート
盛り合わせ、しあわせ
パンケーキ
つやっつや

さて、レセゾンのアーリーバード訪問も第三回目。紆余曲折あって新年早々、帝国ホテルの朝食をまたしてもレセゾンで頂きました。今回は気になっていたアラカルトメニューをやっつけますよ、と。
まずはルームサービスメニューで目星をつける。いつも(つーても過去2回ぽっきりですが)フレッシュスクイーズドオレンジを飲むので今回はフレッシュベリーヨーグルトドリンクで。パークサイドダイナーのパンケーキを食べそびれていたので今回はレセゾンでお試し。食後に紅茶を飲むとして、通常の私ならこれで十分量なんだけど様子を見てフルーツのシロップ煮も頼もうかな…。ルームサービスだとこの品揃えでお会計¥4,725ですな。むぅ、贅沢。ちなみにアメリカンブレックファーストが¥3,990。うん、フルーツシロップ煮はあきらめよう。根が小市民のワタシ。 帝国で朝食 をご覧になった方はご存知でしょうがルームサービスは店舗料金に若干上乗せ料が入ります。さらにさらに、うかつにも今回気づきましたが宿泊客ならホテル直営店の飲食店は20%割引になっている!時間の制約がないルームサービスを使うのも良いな、と思っていたけどそんな事情もあって今回もレセゾンにいざ出陣。

いつも元気なアーリーバード夫婦だが、開店5分後にズザーーと入店。やっぱり一番ノリ(^^;)「先に珈琲か紅茶をお持ちしますか?」と聞かれたので前回の教訓を活かし「最初にジュースを」とオーダー。メニューに目を走らせると、あぅち!フレッシュベリーは無いや。そうなんです。ルームサービスメニューにあっても入店した店にそれが置いてあるとは限らないのでご用心。というわけでいつものスクイーズオレンジ。やっぱりこのジュースは美味しくて大満足。悩んだ末に初志貫徹のインペリアルパンケーキ、そして素早く金額計算をしてフルーツコンポートをオーダー。これに食後の紅茶で¥4,305。二割引きしてそこにサービス料が入ってもおよそ四千円なら贅沢許容範囲内。ええ、そうですとも。明日から怒濤の倹約生活。でも年に一度の贅沢日くらい胸張って食べたいものを食べようじゃないか。(その割りにチマチマ計算してますけどね、それが節度を守るということですわ^^;)
旦那はエッグベネディグトに後ろ髪ひかれながらも、今回はコンビーフハッシュのポーチドエッグ添え、フルーツを頼んだ私につられてヨーグルトの蜂蜜添え。そして食後の珈琲。ヨーグルトがスープ皿に乗せられてそこに黄金の蜂蜜をキラキラと滴らす。旦那曰く「とても味の深い蜂蜜」。そしてコンビーフハッシュの肉々感!ポーチドエッグも憎いほどキレイなフォルム。隣の皿は実に良く見える。このポーチドエッグはエッグベネディクトと同じ金額(¥1,995)でしたが甲乙付け難い素晴らしい一皿でした。私は食べてないけど。あ〜〜食べたい!
フルーツコンポートは盛りだくさんでこの一皿でお腹いっぱい。今度食べる機会があれば旦那ととりわけにしてもらって、ヨーグルトと一緒に食べたいわ。やっぱりオーダーは同じものを頼むべきなのかな〜。ウソかホントか知らないがヨーロッパでは同席者がバラバラなメニューを頼むのは珍しいこと、と聞いたことがある(特にディナーなんか)。きっとこんな風に「あ〜それ食べたい!」ってなるからなんだわ。
本日のお会計
なんとか想定内に収まった
ん?パンケーキ。もっちろん美味しかったです。何より美しい!でもそこはパンケーキなので、ある一定のラインを越えると全て「美味しいパンケーキ」としか言いようがない(^^) ホイップバターが特に印象に残って素敵でした。特徴があるのに控えめで私の好きな味。

一通り堪能して見回せば、会社重役風味のおじさまがポツリぽつりと席についているだけでいつものご隠居さまがいらっしゃらない。それだけでなんだかちょっと寂しい。勝手にアーリーバードの仲間認定していたので、どうかご隠居さま、お元気で。

2013年1月10日木曜日

しょうがつ何食べた?

「おせちもいいけどカレーもね」のキャッチコピーはキャンディーズが最初だったと思うが、三十年以上も生き続けてるコピーなんだから凄いものですね。ガンダムより歴史が古いから驚きだ!
と、それはさておき。年が明けて最初に食べるダジャレ飯、それがおせち料理。皆様のご家庭ではどんな料理が食卓を飾ったでしょうか。子供が小さい頃はそれなりに気を遣って一通りダジャレ大会に付き合ってきたけれど、生意気盛りを過ぎれば誰もがおせち料理に深いため息をつくようになる。苦労の割りに報われない、そんな私の1年を新年早々に象徴しちゃうような食卓にはおさらばだ。そんなこんなでここ数年の我が家の正月は元旦の朝だけ申し訳程度のおせち料理を雑煮と共に頂いて、あとは肉!ニク!にく〜〜〜!

まずは年末に「 グルメミート 」さんでお肉類をゲット。昨年も「 トリッパ! 」の中で紹介しましたがここは品揃えが良く、ご馳走の頼もしい味方。今年の目玉は鴨1羽。元旦の夜はこれを丸焼きにして豪快に食べようという企画。酒のつまみにもってこいのトリッパももちろん購入。そして今回は以前から一度使ってみたいと切望していたクレピネット(網脂)にも挑戦。昔、「料理の鉄人」でたびたび登場したこの食材を羨望の眼差しで眺めていたのですがこんなに手軽に入手できる日がこようとは!手軽、そして何より大量!!(^^;)500gって見当がつかなかったけど小分けにしたら立ちどころに10包くらいになった。でもこの魔法の食材は何を巻いてもイイ!鶏ハムなんかもこれで巻いて作ると肉がほどけなくていいかも。料理が崩れないばかりか、これ自体おいしい脂がしみ出すし、中のものがちょっとした蒸し焼き状態になってふんわり仕上がるのも嬉しい。コレ絶対おすすめ!


鶏胸肉でひき肉包んで
外側を網脂でガッチリ巻き巻き
タラコじゃないよ!
蝦夷鹿を網脂とパイでマキマキ


注文時に何を巻こうか悩んで、お試し価格商品の「イベリコ豚ハンバーグ」を買ってみました。とてもお高いので2枚だけ注文して半分に切り、網脂でマキマキして家族4人で分けっこして食べよ〜、なんて思っていたのですがさあここからが本題だよ、お立ち会い
2枚注文したつもりが届いた箱を開けてみたら4枚パック×2セットを買っているじゃあ〜りませんか。痛恨のオーダーミス。時は年末。冷蔵庫も冷凍庫もパンパカパンパンでストックする余地もない。大慌てで解凍して一人1枚ずつを速攻で胃袋に放り込んで一心地。んで、就寝前に納品書を見て初めてそれが私のオーダーミスではなくお店側の入れ間違いだったことに気がついた。請求料金(代引きデス)もハンバーグ2枚分しか請求されていない。通常価格なら6,800円相当の品を1,500円で購入してしまったことになる…。傷心のままメールで「ゴメン、食べちゃった(/_;)」と連絡。(意訳)
翌日、年末休業日にもかかわらずグルメミートさんからは「間違ってゴメンネ。余計な請求がそちらに行かなかったのがせめてもの救い。お肉は食べていいからね」(意訳^^;)という返信が。ありがとうグルメミート。ごちそうさまグルメミート。私は何かお返ししなければいけないと思うのでございます。
イベリコ豚ハンバーグ網脂巻き
本当に美味しかったの〜
そうです、今回はグルメミートさんの宣伝です
本当に美味しかったです。マジおすすめ。みんな買ってねーーーー!