いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。
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2013年10月11日金曜日

思い出もろもろ

さて、長きに渡ったアシロマ遊びもそろそろ終わりです。足を伸ばして行ける周辺の観光スポットをすぽっ!と紹介。

ミッション(伝道所)
修復中だった(/_;)

本来こんな感じです
@20年前

回廊を歩く
中庭の光がまぶしい
宣教師ユニペロさんのお墓があります。未開の地に留まり、スペイン領としての礎を築いた求道者の終の住処。私に信仰心はないけれど、ひたすらに道を求める人々の真摯さを思う時、素直に立派なことだな〜と感銘を受ける。往時をしのばせる生活空間をそのままに展示してあるのが、古(いにしえ)好きにはたまらない趣きがあります。
スタンフォードの教会と見比べるのも一興。素朴なぬくもりを感じるのは、初めて訪れた時にアットホームな結婚式を挙げている所に遭遇したからかも。中庭を抜けると裏側に幼稚園があるのもなんだか微笑ましい。


バーンヤード(ショッピングモール)
風車が目印
スーパーが好き!
ミッションのすぐそばにあるショッピングモール。20年前は趣味の良い本屋やキッチンツールの店舗が入っていてお気に入りだった場所。今は宝飾、画廊、ブティック、飲食店が主になってしまい私には縁が無い。全体の雰囲気が良いので今でも未練がましく立ち寄ってしまうけど、見事に縁が無いオサレな店だらけ…。レストランは概ね評判がいいようです。オサレなお値段らしいのでこれも縁がありませんが…。向かいにできたショッピングエリアのスーパーの方が今となっては何もかも皆なつかしくて利用価値大。クラシコのパスタソースは今なら日本でも手に入るけど、種類の豊富さが全然違う。


ビクスビー橋
橋の右手、削って作った道がダイナミック!
つか、そんなことするから崩れるのよ…






記憶にないけど古写真があった

「ビッグサーには行ったか?」とカリフォルニアンに何度も聞かれるものだから、昔ハーストキャッスルに行きがてら走ってみたことがある。その日は霧が出てて何も見えなかったけどね。どうやらこの橋がビッグサーの呼び物の一つだったっぽい。日本では昔から車のCMなんかでよく使われる場所。ということで今回はグーグルさんでしっかり位置確認をしてから出かけてみた。橋の名前も川の名前も分からなかったのですが、航空写真でルート1を辿っていたら山肌に橋の巨大な影が映り込んでいたのでどうにか発見できました。見落としがちな場所もGPSがあればちゃんと捕捉できるし、本当に便利な世の中になったものです。カーメルからは車で20~30分くらい。途中、対面交通になったから珍しいなと思ったら崖側の車道が崩れ落ちて完全に消失していた…。写真とれば良かった。日本じゃ、あの状態で車を通すなんて有り得ない風景。


スタンフォード大学
教会の回廊。カーメルとは趣が違う
サンフランシスコ〜モントレー間にあるので車で移動の方は立ち寄ると良いかも。ショップにはお土産ものも盛りだくさん。今回ここで シャレた猫の本 を買いました。奇しくも結婚記念日に訪れたので記念に新婚の時と同じ背景で同じ写真を撮ってもらった。光陰矢の如し、そして学は成り難かったわ〜。当時は「子どもがココに入学したら素敵!」と思ってたのに、カスリもしねーよ。けっ。



サンフランシスコ
サンフランシスコを臨む高台
ベストポジションに変な車を発見
アメリカ人のこういう感覚が好きだわ〜
そりゃもう、アメリカへの玄関口になるわけですから是非ともお立ち寄りください。レンタカー派は絶対にロンバート(くねくね坂)を駆け抜けるの推奨。もちろんゴールデンゲートブリッジを通って対岸からSFの街を眺めるのも大好きです。若い時に異郷で暮らした人達はみな、魂の一部をその地に残してくる。セントラルバレーに残った私のひとかけらは今も尚、私に呼びかけ、あの土地で私を励まし続けているようだ。またお金ためて出かけよう〜っと。

てなわけで加州の旅のお話は一先ずお開き。また逢う日まで。次回からはタロット占い談義を始める予定です。お楽しみに〜

2013年10月4日金曜日

リバービーチにようこそ

左が汽水域、中央から右手に広がるのが海水域
海と川のはざかいの浜
カーメルビーチは南北に長い白砂の浜。大抵の人は目抜き通りのオーシャンアベニューをとっかかりに浜に降り立つ。あるいはシーニックロードをだらだらと南下して適当な着地点を探す。
このシーニックロードをしつこく南下し続けると、ほどなく住宅地の海岸線を走ることになる。道幅が狭くて、カリフォルニア的には珍しく曲がりくねって恐怖心を煽るこの道(もちろん日本的には日常茶飯道^^)を頑張って進むとそこにカーメルリバー ステートビーチがある。そうです、カーメルにはシティビーチリバービーチという二つのビーチが存在していた!私は初めて知ったから感激〜。
気水域と山を臨む。水鳥が一斉に飛び立った
あの日いちばん静かな時間
こちらリバービーチの特徴は、カーメルリバーから水が流れ海岸手前が湿地帯になっていること。ビーチから見晴らすと汽水域には水鳥が憩い、草原に菜の花が咲き乱れていた。その先、はるか向こうの丘陵地帯は緑に包まれ細くなだらかな小路が続いているのが見える。山の頂きに吹き流された霧がたなびき、耳にはさんざめく波の音。肌に冷たい海風があたって、なのに日の光は強く暖かく、ああ訳もなく「生きているのだな」と感じる。
兄はもはや生首状態
夢のような景色に言葉をなくし、キャンバスを広げた老人の後ろ姿をそれすらも一幅の絵のように眺める。美しいものを嫌いな人がいて?時間の流れを風景から感じとる。今、こうしてPCの前に居てもあの時に流れた時間のことを鮮明に思い出すことができる。時が見えるとは、こういうことなの?ララァ・スンのように水辺に向かって駆け出せば、そこには季節を先取りした日光浴中の親子が…て、君達、穴掘り過ぎ!そこにはスケキヨになって(穴から下半身だけ突き出た体勢で)一心不乱に穴掘りをする兄弟が居た。アメリカ人って本当に、子どもの頃からなんでもかんでもやり過ぎる性格なのよね^^;

meadow 近影
汽水域は季節によって表情を変えるらしい
meadow(湿地)の南側(写真右奥方向)には、これまた風光明媚で有名なポイントロボスがありますが、それはまた別のお話。リバービーチを過ぎるとカーメルの街は終わり。この界隈には観光名所のミッション(伝道所)があります。宣教師ユニペロさんのお墓詣りをした折にはどうぞリバービーチにも足をお運びください。絶対おすすめ。絶景かな!

2013年9月27日金曜日

カーメルンの笛吹き男

もちろん、カーメルと笛吹き男には何の関係もございません。タイトルは例によって読み飛ばしてください。
誰かが海藻で落書きしていた
Love letters in the sand
カーメルはアーティストの街。正式名称はカーメル・バイ・ザ・シー。古くから芸術家肌の人々が集まり、自然回帰な生活を送るコミュニティがここに形成されていた。アメリカ人の『リタイアしたら住みたい街ナンバーワン』に挙げられる土地(約20年前情報)であり、かつてクリント=イーストウッドが市長を務めたことでも有名です。彼は現在も 観光農園やレストランを経営 しながら悠々自適に暮らしている模様。

街そのものはとても小さくて観光に手頃なサイズ。お金持ちの街なので中心部のショッピングエリアも上品系でまとまっており散策に最適。画廊めぐりやブランドショップ詣で、シティビーチの白砂を眺め海岸沿いの妖精の棲家っぽい邸宅見物をするなど物見遊山の要素が凝縮されています。
お金がない私達夫婦にはずっと無縁の観光地でしたけどね(^^;)。そもそもこの街の宿はモントレーより割高な上に連泊者しか受けつけないという奇妙なキマリゴトがあったので寄り付くこともできなかった。
奇妙なルールといえばこの街は「許可なくハイヒールを履いてはならない」とか、「郵便ポストを設置してはならない」とか、いやはや芸術家はちと違うと思わせる課題?が昔はテンコ盛りの街だった。ハイヒールは今でもそうなのか知らないけど、「ポストが無い及び住所標識を出さない(←アメリカでは異例なこと)」は今回訪れた際も徹底していた。
余談ですが、住民はポストなしでどうしているかと言えば私書箱を使う。街に届く全ての郵便物は一カ所に集まるので、そこに住民が必ず集まることになり結果的にそこが社交場になる。それはそれで素敵なシステム。小さい街だからこそ出来ることですね。

持ち手がワインコルクのデザインのバターナイフ
自立するので便利だし小ぶりだし土産に最適
カーメル観光のルートにほとんど必ず入れられるショッピングモール「カーメルプラザ」にはオススメのチーズショップがあります。 ワイン&ガーメイ 。ここ大好き〜!店の間口は小さいながら戸口からは芳醇なナチュラルチーズの香りが濁流のごとく流れ出している。それは店の前を歩いただけで「うわぁぁあ」となる位。チーズ好きな人もチーズ苦手な人も同時に反応してしまう強烈な香り。気さくな店員さんが試食を奨めてくるし、ワイン関連の小物もあるので見ているだけでも楽しい。
他にオススメは サ ラ テーブル 。シアトル発祥のキッチンツールの有名店。業界では ウィリアムズ ソノマ (こちらはサンフランシスコ発祥)に継ぐ全米第二位のお店です。ここも見てるだけで楽しいし、お土産物を物色するにも絶賛推奨。珍しくて色とりどりのキッチン用品に囲まれるのは 合羽橋 とは一味違った趣きのワクワク感(どこと比べてるんじゃ、てな話ですが)。

ビーチに行くつもりで、うっかりショッピングエリアの案内にうつつをぬかしてしまった。海に向かいますよ、おかみさん。
プラザ前の目抜き通りオーシャンアベニューを海(西)に向けて進むと道沿いにビーチパーキングが出現します。車を降りて海岸に出ると白い砂浜で有名なカーメルビーチが一望できる。過去に二度、うっかり波打ち際まで砂浜を降りたことがあるが二度ともその後で大変な後悔を余儀なくされた。それというのも、この砂浜はかなりの勾配がある。白い広大な砂浜のせいで錯視を起こすのか、人はこの勾配に気がつかない。実に往きはよいよいで復りはコワイ設計の砂浜。砂に足を取られながらの行進は蟻地獄からの脱出劇のごとし。ふらふらになりながら車まで戻ることになるのでビーチに降りる方はご用心。

ビーチの駐車場は混んでいますが左に折れてシーニックロードを南下すれば道沿いに点々とパーキングスペースが用意されています。適当な場所で停めてはキョロキョロ、降りてはフラフラと独り気ままな海辺のドライブを楽しんでいたら、今回は思わぬ収穫を手にいれた。
というか何のことはない。引き返せない性格の私が一方通行に入り込んで、どこまでも車を走らせていたら初めての場所に行き当たった、というだけのことなのですが…この感動は一言で表せられない。知ってるつもりでいたカーメルビーチが、あんなに美しい場所を隠し持っていたなんて!道に迷うとすぐに補正したがる旦那と一緒に居たなら、絶対に見つけられなかったであろう美しい風景と出会えた、その偶然の妙が今回の旅に大きな彩りを添えた。(※一人でフラフラできるのも安全な街ならでは。安全だという確証がない限り、海外で知らない街を一人でウロウロするのはやめましょう。良い子のお約束)

では次回、楽園のようなカーメルビーチの様子を紹介!お楽しみに〜

2013年9月20日金曜日

だ〜れも居ない海♪

『17才』にひっかけた細かすぎて分かりにくいタイトルでお送りしております。ちなみに私は森高世代。旦那は南沙織世代。そんなことはどーでもいい。
約束通りに17マイルドライブの話、後半戦です。まずはグーグルマップさんにお願い!ざっとですがドライブルートのお奨めスポットを紹介します。
既出のとおり、ここは全長30kmほどのルートに20カ所ほどのビューポイントが点在している観光名所。全ポイントで停まっているとせわしないことになるし、似たような風景が続くこともあるのでココがイイ!という場所を独断と偏見でチョイスしてみました。

ゲートは全部で三カ所(だったはず)。モントレー側(北)からカーメル側(南)に海沿いを走るコース取りが視界を遮られないので一番お奨め(右側通行だからね。皆、海側を走りたいでしょ)。
A地点のパシフィックグローブゲートから入って、しばらく林の道をうねうねと進みます。右手に海の気配がしてもまだしばらくは海は見えません。でもね、気を抜かないで!既にこの辺りから高級住宅のかほりが漂っている。アメリカのお金持ちのテイストを住宅から体感してみましょう。
やがて右手に海が見え始めたらスパニッシュベイロードで右折。ここからあとはずっと海岸線の絶景です。
孤高のティーグランド。こんな感じ
さて、B地点前回も出てきたポイントジョー。ここの見所はゴルフ場のティーグランド。海に突き出た岩場の突端部に無理矢理グリーンが敷かれていて、そこから南にむけてゴルフコースが広がってます。百聞は一見に如かず。グーグルさんで上から見てみましょう。この愉快な感じは是非一度、自分の目で確かめてみて欲しい。

さてお次はC地点あたり。バードロックとシールロックは外せない。文字通り、バードとシール(アシカ)がたむろってる岩礁を遠目に見るだけのポイントなのですが、そのタムロ具合がハンパ無い。晴天の日の方が壮絶に集まってる気がするのは気のせいでしょうか。バードロックのパーキングエリアにはリスがたくさんいて、その子達のベストショットを撮るのも楽しい。しつこいようですがエサは与えないでね。しゃがんで写真を撮っているとあいつら膝に前足をかけてクレクレと可愛くおねだりしてくるけど触るのも厳禁。野生動物と馴れ合うのは危険ですなの。(/_;)

さて名も知らぬD地点。ここは私の最もお気に入りの穴場的な場所。サンセットポイントというのが正式なのでしょうか。サイプレスゴルフコースを過ぎて二叉路に出たら右手に進んでください。袋小路になるのであまり車が入っていかない様子ですが、ここには金網越しに小ぶりなビーチを見下ろす広い駐車場があります。金網にとりついてビーチを見ると、そこにアザラシの群れが。そしてビーチ右手にはケルプが繁る場所があり、そこには野生のラッコがうじゃうじゃといるんです。親子ラッコの様子が見られるチャンスがたくさんあるのはここだけだと思う。ただし、ここも晴れの日の方が動物をたくさん見られる傾向あり。ココ、本当に教えたくないくらいオススメ。人も少ないからね。
動画から取ったので画質ワロシ(数年前のもの)
この日はアシカの親子が戯れていた

ここを過ぎるといよいよローンサイプレスのE地点。ガイドブックに必ずといってよいほど写真が掲載されるアレです。
日本的にはよくある風景。一本松とか名前つけられちゃうんだろうね。こちらは直訳すれば一本檜。ヒノキの仲間のイトスギというのが正式名称らしい。ウッドデッキを降りて鑑賞するお立ち台みたいな場所もあるけれど、そこまで行くと近すぎてキレイな写真は撮りにくい。アローンな感じも全くしない。なのでパーキングスペースの割と離れた場所から撮影すると良いかも。

コレね。離れ気味のパーキングエリアから撮影
トリのF地点は、やはり名門ゴルフコースのペブルビーチをば。最終ラウンドのグリーンが見たければロッジ正面玄関の右脇に小路があってそこから観覧スペースに行くことも可能です。でもなんといってもここで私がオススメしたいのはショッピングエリアのトイレそばにある不動産広告の掲示板。日本ではお目にかかれないブルジョワジーなコテージや邸宅の写真と、これまたトレビアーンでベラ〜ボゥなお値段の広告を眺めるのが密かな楽しみだったりする。お連れ様がトイレ休憩の合間に是非、ご高覧くださいませ。
前方にペブルビーチ最終ラウンドコース
ロッジの右手の小ゲートから自由に入れます
さて駆け足ではございましたが、ドライブコースはこれでおしまい。お帰りはお好きなゲートから俗世にお戻りください(^^)。一般的にはカーメルゲートから出てカーメル観光に流れるのが定番っぽい。
てなわけで次回はカーメルビーチに停まります。←世界の車窓風

2013年9月13日金曜日

浜千鳥足

海岸散策の話を以前しましたが、肝心のアシロマビーチの紹介がまだだったので今から南下していきまーす。
砂の小路を降りると広い砂浜に出ます。開放的!
受付棟と食堂棟の前の小路をなだらかに下っていくと、デューン(砂堆地)の中をはしるボードトレイルに出る。このボードを道なりに進むと目の前がアシロマビーチ。白砂の浜が視界に広がると誰の心も開放感でいっぱいになります。波が高すぎるので泳げる状態の海ではありませんが、この景観を眺めるだけでじゅうぶん楽しい。
ビーチの北側に行くと岩場がひろがり始める
ね、波が高いでしょ
 ビーチを右に進めば岩場がひろがり、そこでは磯遊び(というか岩場歩き?)もできるのでウォーターシューズや足拭きタオル持参を推奨。砂地と岩地が入り交じるので波打ち際を素足で歩くのも気持ちいい。
ビーチを左手に進めば17マイルドライブに向かってボードウォーキングを楽しめる。この浜辺の天気の良い日の爽快感といったらたまらな〜い!
ボードを南下して振り返りアシロマビーチ全景を撮影。
右側にはスパニッシュベイゴルフコース
深い青色の海に白い波頭。反対側には眩しい緑のゴルフコースとそれを縁取るデューンの植生。周りの景色を楽しんで、ジョギングや犬の散歩ですれ違う人々と道をゆずり合いながら(ボードは幅がやや狭め)無心にどこまでも歩いてしまおう。と、20~30分ほどでポイントジョーに到着。その名をご存知の方はお気づきでしょう。ボードを黙々と進むと、観光名所17マイルドライブに歩いて来られるんです!

17マイルドライブコースはゴルフリゾート内を疾走する風光明媚なルートで、ゴルフ場の他に高級住宅が建ち並び色んな意味で目の保養になる場所。このルートに車で入る際はトールゲートを通らねばならず、住んでる人やゴルフリゾートの宿泊者以外は通行料を払わないと入れません。たしか今は$9.50くらい。走り抜けてしまえば20分ほどのルートなんですが、いたる所にビューポイントが用意されていて、各自が思い思いの場所で停車して風景を楽しめる人気の観光スポットです。一見、高額!と思うかもしれませんがブルジョワジーの豪邸を垣間見ることのできるドライブルートは一度は走る価値ありです。
霧が出ると途端に寂寞感
ポイントジョーにて
晴れていればリスもサマになる
バードロックにて
さて左はポイントジョーの写真。これは上の晴天の海辺写真と同日午後に撮影したもの。見事に曇天模様。そうですここの難点は天気が目まぐるしく変わってしまうこと。霧で見え隠れする海岸も風情があって良いものですが、やはり訪れるからには絶景を堪能して欲しい。なので、霧が晴れるのを待ったり、翌日に出直したり、余裕を持ったプランで17マイルドライブに臨めると良いと思います。右は数年前に出かけた時の写真。やはり晴れてる時の写真の方が断然記念写真映えするってばよ。

さらりと飛ばして次回はカーメルビーチの紹介に行こうと思ったけど、やっぱり17マイルドライブの俺式お奨めスポットも紹介したくなってきた。なのでこの話、つづく!

2013年9月6日金曜日

森の仲間たち

アシロマビーチの施設内を歩いていると実にさまざまな動物達に遭遇する。一番目をひくのはシカ。奈良公園よろしく敷地内の茂みの中をゆったりと歩いて草を食(は)んでいます。彼らは人の世話を受けていない正真正銘の野生鹿の様子。近づくとそっと逃げてゆくので、こちらも驚かさないようにしてそっと写真だけ撮らせてね。
鹿は朝方に遭遇率が高い。
昼も木陰でよく鉢合わせする
ロッジは道路を挟んで海側と丘側に分かれますが、丘側で遭遇率が高いのがリス。ただしリスはこの国では公園界隈にカラスなみに常駐してるのであまり珍しい感じはしない。森の風景にとけ込んでいるし、ベンチや小路に飛び出して来ない限りそばに居ることに気がつかない人も多い。
気づかれない動物といえば、その筆頭は食堂床下をうろつくアライグマ。厨房の残飯バケツを漁っているのか、はたまたそこに住み着いているのか、食堂の外通路を歩くと雑草をかきわけて逃げて行く姿を見ることができる。もともと夜行性なので夜に出歩かない限り出会うことは少ないのですが。

では夜に動物観察に出かけますか、と行きたいところですが、夜行性のもっともっと恐ろしい動物に遭遇する例もあるそうな。敷地の随所には「マウンテンライオンに注意」という看板がたっている。ライオンなんてアラやだ、そんな…というか何?マウンテンライオン。今でこそアップルのOS名で馴染みのある言葉になってますが、初めて聞いた当時は何のことだかさっぱり。イメージとしては山猫?みたいな?なんて思ってたらとんでもない。辞書で調べたらピューマじゃござんせんか。さすがに撮影する機会には恵まれなかったので画像検索をご参照ください。これに夜、ロッジで遭遇したらさすがにイヤかも。2000年には施設内で鹿が襲われたことがあったとか…。見かけた方はパークレンジャーにお知らせください、とのことです。

さてトリは今回遭遇した動物の中で一番感動したものをチョイス。
まずは事情を説明させてくだされ。ある日私はルームクリーニングの間に部屋を空けるためスーパーマーケットで時間潰しをしていたのでございます。大好物のマッシュルーム入りブリーチーズを購入して部屋に戻るとそのタイミングで掃除の人がやって来た。だもんで、あわててチーズをベランダに置いて退室したのでございます。既出の通り、この宿泊施設には部屋に冷蔵庫がありません。この一帯は春先は外気温が低いので、常連さん達は昔っからベランダを冷蔵庫代わりに使用する習慣があったのでそうしたのですが、再度部屋に戻ってビックリ。何者かにチーズをかじられている!「しまった〜」と思いながらリスだか野鼠だかが齧ったチーズを泣きぬれて撮影しているとファインダー内にひょっこり入りこむ蒼い影。ごん、お前だったのか…
野生動物にエサは与えないでネ
それは一般にブルージェイと呼ばれる青い鳥 (これは正確にはスクラブジェイ=アメリカカケス。ブルージェイはアオカケスといって頭が冠状になっているらしい)。こいつが目の前30cmのところで私をチラ見しながらチーズをつんつん。
あまりのことに呆気にとられたが、逃げる様子がないので動画をとったり連写したり、間近で野鳥観察ざんまい。時々頭上でカタカタカタという不思議な音がしているのは耳に入っていたけれど、目の前の愛くるしい小鳥の様子に気をとられて頭を上げることはしなかった。と、いつの間に帰ったのか部屋の中からカメラを手にした旦那が登場。とても興奮していて、しかし努(つと)めて小さな声で「は、はちどりっ!」と目線で私をうながす。そこで初めて軒下を見ると…
なんということでしょう。カタカタいう音の正体はハミングバードの羽音。大人の人差し指くらいの大きさしかない小鳥中の小鳥。しかも臆病で俊敏。なかなか見られる機会がなかったのですが、ついに、ついに初めて対面できました。感無量。旦那も鳥を驚かさぬよう静かなる大興奮でシャッターをきる。しかしいかんせん動きが素早くて結局1枚も写真に収める事はできませんでした。必死にカメラを操る旦那を撮った私の1枚にだけ偶然映り込んだ軒下のハミングバードは本当にスズメバチほどの大きさ。拡大するとホバリングしている羽の様子をかろうじて見る事ができます。こうなると良いカメラが欲しくなる。アシロマにお出かけの際は一眼レフ推奨!
野鳥に観察されている旦那
というか、この1枚。結構お気に入り。
幸せの青い鳥はいつだってすぐそばに居るものですね〜。

2013年8月29日木曜日

お部屋拝見

食事の話題の後は部屋でごゆっくり。というわけで今回はアシロマカンファレンスグラウンズのお部屋紹介です。
既出のとおり、ここはレセプション棟(受付)と食堂を中心とした広い敷地内に宿泊ロッジが多数点在しています。海を見晴らせる部屋もあれば山荘のような景観の部屋もあり、バラエティに富んでいるので「今回はどんな部屋かな〜」というのも楽しみの一つ。
各ロッジは部屋数の少ないものから大所帯まで部屋のサイズもふくめ様々です。ただ繰り返しになりますが、ロッジといっても高級リゾートのようなそれを想像してはいけません。あくまでも国民宿舎ちっく。百聞は一見に如かず、写真をご覧ください。
Dining Hall 外観
こんな感じにロッジが点在
ロッジ内部の廊下。古い木の匂いが懐かしい
夜はこんな感じで火を眺めて過ごす
今回のお部屋。林の中


洗面所。トイレ横にもシンクあり
これは十年以上前に泊まった時の海向きの部屋
窓の外にスパニッシュベイゴルフリゾートが見えた
水周りは20世紀ものと言えましょうが使用にさいして問題はありません。水圧はやや弱いかな。金属部分に多少のミネラル析出が見られるのも異国の水道にゃよくある風景。
エアコンとバストイレ、無線LAN(←へっぽこ)とラジオ、アイロンはあるのですが、既出の通りにTV、冷蔵庫、電子レンジがありません(ランドリーサービスは受付にあります。これは一般のホテルと同様のもの)。氷、自動販売機はロッジのどこかしらに少数点在。学者が多数集結する関係か、ネットが繋がりにくくて「さまよえるノートパソコン」になった人々に随所で遭遇します。繋がりやすい場所は限られてるので自分の最適ポイントを見つけ出してください。
と、まあこんな感じなので現代っ子からは辛口の批評を浴びるムキもある宿泊施設ですが『アシロマ大義』 の中で開き直った通り、ここにはここの楽しみ方というものがあります。何もないからこそ、そこに意識が集中する感覚。風と波の音を聞き、命の気配と自然の営みを聴き、夜の深閑に時の流れを利く。なんて大げさ言っちゃったりなんかして。何のことはない。ほんの一期間、家事全般や日常生活から切り離されることが主婦の私にとっては一番効くわ〜
せわしない観光に追い立てられもせず、思いつくまま気のむくままに散歩して、ベンチで本を開いたりボンヤリ海を眺めたり。何も無いってなんて贅沢。…よくよく考えてみたら、他の人達の大半は仕事で来てるわけなんだけどね。ぼんやりしてるのは私だけだわ。(^^) 殿方ご免遊ばせ。

次回はアシロマで遭える命の気配、動物達の話なんかを予定。お楽しみに〜

2013年8月22日木曜日

帰ってきたアシロマ

アシロマファンの皆様(?)お待たせしました。長らく休憩していたアシロマカンファレンスセンター話、再開です。食べ物の話題が続いたので、今回はアシロマ飯の話など。

こちらはウェルカムディナー
毎回律儀にデザートケーキがつきます
敷地内に点在するロッジ。その中央に食堂となるCrocker Dining Hall があります。指定された時間になると宿泊客が三々五々集まってプリフィクスメニューから食事をチョイス。各人が空いてる席に自ら運びます。って、コレは国際会議中の風景。個人宿泊の際は形式が変わるかもしれませんが、少なくともメニューは今回紹介するような内容のものが出ると思います。

テーブルは6〜12人くらいが着席できる円卓。来た人順にみっしり着席。異国の人と談笑する勇気がない人は同郷の人同士でスクラム組んで入室することが多いです。もし異国の人同士で会話が出来なくても、折角なので挨拶くらいはしましょう。挨拶すればまず間違いなく話しかけられることになりますが ^^; 。
テーブルには水、パン、サラダ、時にはスープなどが予め用意されてます。中央ターンテーブルをグルグルまわして皆でシェアしましょう。人のお世話をする必要はありませんが声かけをすれば場もなごみます。なごむとその後、まず間違いなく話しかけられ…以下略。(余談ですが、あの中華ターンテーブルは日系人の発明なんだってね)
下方にある黄色いのが
ポレンタくん
昔はテーブルワインが常備されていたのですが、今は有料カウンターで買う形式になりました。形式変更といえば、ここの食事の様子から、その時々のカリフォルニアキュイジーヌのトレンドがわかって大変面白いです。
今回頻繁に出てきた食べ物は…ポレンタ=コーンミールを糊状に溶いた付け合わせ、でした。ヨーロッパでは一般的な付け合わせ料理らしく、いつか食べたいと思ってましたが実際はあんまり美味しくなかった。ここで食べたトレンド飯の大半はその後日本でも流行るのですが、コレは伝播しそうにないな…^^。日本人が作ればまた違った味わいになるのかしらん。
むしろ日本に来るんじゃないかと私がにらんでいるのはスーパーで手に入れたコレ。チョコレートをポテチ型に成形したお菓子。チョコ掛けポテチかと思ったら、まんまチョコレートでしかも美味しくてちょっと感動。
チョコレートクリスプ
ホワイトとかミルクとか色々ある
チョココーティングイチゴ
大きすぎて何かわからんかった
というか、今年のカリフォルニア飯のトレンドはズバリ「チョコレート」だったかも。アメリカのチョコは口に合わないので滞米中はギラデリのソリッドチョコだけが心の支え。ですが、今回は行く先々のチョコ味がパワーアップしていて驚いた。サンフランシスコでは近年、ギラデリ以外の チョコショップ も台頭しており、チョコ界に何やら異変が起きた模様。ギラデリのコーティング用チョコも出回っていて、写真のチョコイチゴはおそらくそれを利用したもの。日本のチョコのなめらかな口当たりが採用されていて、どうしたアメリカ!こんな繊細な味はアメリカンじゃな〜い!!←偏見

さて、話がそれた。今回のアシロマ飯で、おいしかったものベストスリーです。
栄えある優勝プレートはショートパスタにビーフ炒めが添えられたもの。「パスタ添えビーフ」とメニューには書いてあったけど、これは誰が見てもパスタのビーフ添え(^^;) コリアンダーのスパイスが効いて想定外の味はお世辞抜きに美味しかった。今年のトレンドはもしや変わり種スパイスか?
次点は朝食のポーチドエッグ。コンビーフハッシュの塩味が素敵味。任意で付け足した別皿ヨーグルトも濃厚な味でグッドでした。
最後はサラダプレートをチョイス。毎度、一回くらいは昼食用にてんこ盛りサラダが用意されますがカリフォルニアの野菜は味がしっかりして本当に美味しい。写真は今回のものではありませんが、生マッシュルームをふんだんに使った思い出の「美味しいものプレート」です。

ついでなので「また食べたいプレート」の紹介もしちゃいましょう。前回参加時の昼食で出たビーフバーガーとジャムを乗せたなんちゃってロシアンクッキー。

アメリカ人が調理する牛肉はマズイ、という認識を覆えす美味しいバーガーでした@醤油味。もっとも、見てくれはまったくバーガーに見えませんが。また、クッキーの方は毎回お目見えする定番デザートで、手のひらサイズのバカに大きなものですが甘すぎず口当たりがよくてペロリといける私のお気に入りです。これを食べるとアシロマに帰ってきたんだな〜と思う。激マズメニューを食べた時も別の意味で「コレだよ、コレ」とアシロマ感をいっぱいにさせてくれるけどね(^^;)
さて「コレだわ〜」となる激マズベストは今回もビーフステーキ。あのガッカリ感は特筆すべきものがある。どうしたらあんなことになってしまうのか…。アメリカ人はビーフステーキの調理法に対して何かいろいろと間違っていると思うんだ。ビーフの国のクセに。
というわけでアシロマ飯のチョイス時は厚切り肉に気をつけろ。

2013年6月30日日曜日

遠き海に日は落ちて

シーサイドウォーキング後編です。
サボテンむしゃむしゃ
人が近づくとポイ捨てして寄ってくる
ラバーズポイントの辺りはパシフィックグローブでも一番有名どころなB&B(民宿)が立ち並ぶ場所ではないでしょうか。泊まったことないからわかりませんが(^^;)。ビクトリア様式の建物が並ぶ様は見ているだけでもウットリ。そこに泊まれるとなれば建造物ファンなら、もーーワクワクしてきますよね。泊まったことないけど(/_;)パシフィックグローブの景観の良さをしばし写真でお楽しみください。
ラバーズポイント付近の民宿

アーティストの街カーメルが近いので?
石のベンチの落書きすら素敵アート
花咲き乱れるコーストトレイル

  海岸沿いのゴージャス感も素敵ですが、パシフィックグローブの魅力は森の中の閑静な住宅地。北カリフォルニアの土産物の中でモチーフとして多用される モナークバタフライ(オオカバマダラ蝶)の聖地 もこの中にあります。紛らわしい看板を掲げたモーテルが聖地前に陣取っているので、引き返してしまう人もいますが(私だ^^)モーテル敷地横のほっそ〜い通路を入っていくと聖地(サンクチュアリ)に出られます。蝶が見られる期間は短いのですが(10月〜2月というけど大量に見られるのは稀らしい)今回、聖地付近を車で走っている時に一匹だけヒラヒラと森の中を舞っているモナークに出会えました。午後の木漏れ日が射す蒼い静かの森の中。黒で縁取られたオレンジの蝶と二人きり。しみじみと幸せな気分になれる不思議な森。人が住んでいることを忘れてしまう程、豊かな自然に包まれたゆりかごみたいな街。それがパシフィックグローブ。
C地点に灯台、ラバーズポイントからは2.5キロほど
Dが宿、灯台からはやはり2.5キロほど
さて海に戻りましょう。
花やリスにばかり気をとられていると思わぬものを見落とします。ラバーズポイントを過ぎて灯台へ続く海域には野生のラッコがうようよ居ます。岩場が多いので、まさかこんなところに!と思うのですがジャイアントケルプのあるところラッコあり。まずは海藻の有無を確認してください。その海藻の中に時々姿を消すものがあればそれがラッコです。探すのにややコツがいりますが、見つけた時は喜びもひとしお。やはりオペラグラスがあると楽しさ倍増。
水族館のラッコはただただカワイイものですが、自然界のラッコはなかなか過酷。まずこの海域の水は異様に冷たい。体脂肪を蓄えるため(※一番下追記参照)に起きてる間はひたすら捕食に走らねばならない。その上毛皮の中に水が入らないよう、常に毛繕い。それはもうせわしない。寝ている時はケルプを身体に巻き付け仲間と手をつないで流されないようにして寝るというのだから気の休まるヒマもない。私は生まれ変わってもラッコとミーアキャットだけは遠慮したいと常々思ってる。どっちも見てる分には大好きなんだけどね(ミーアキャットについては…それはまた別のお話)。
この海の向こうに日本
灯台を過ぎるとボードトレイル

風光明媚なトレイルはまだまだ続きますが、半島の突端に来る頃には景色は一変します。磯遊びに最適な岩場が広がり、そして西から吹く風が砂を堆積させたデューンの光景が入り始めるのです。そう、『砂の惑星』でお馴染みの?デューン(砂堆地)です。この界隈はお金持ちのコテージハウスがチラホラと建ち並び、異国というよりむしろ異世界な雰囲気。寂寥感と底知れぬ力強さがあって、何故か心を惹き付けられる風景。
アシロマビーチから先は、いよいよゴルフリゾートが展開するのですが、そちらは 17マイルドライブ で有名なので乞検索!というか、こちらの海岸ルートの紹介はまた別の機会にしてモントレー散策はここで一旦筆を置きます。カンファレンスセンターの部屋の様子とかゴハンとか、厳選写真を用意してまたいずれup 予定。お楽しみに!
デューン!やがてここも砂に沈む…
宿泊施設に戻るとファイアー!
つか、それ明らかに焚きすぎ…
追記(7/5)
ラッコは体脂肪がほとんどありません。書いてる最中に「あれ?」と思ったのですが後日確認したらやはり誤りでした。ラッコって奴は水生動物の宿命なのか意外と身体が大きくて(小学校低学年児並み)この体格を維持するためだけにとてつもない捕食量を誇るらしい。体温は自慢のダブルコートの毛皮だけで保持。浮き具と保温具としての毛皮を手入れし続けるのは生きるために大切なことなのです。