既出のとおり、ここはレセプション棟(受付)と食堂を中心とした広い敷地内に宿泊ロッジが多数点在しています。海を見晴らせる部屋もあれば山荘のような景観の部屋もあり、バラエティに富んでいるので「今回はどんな部屋かな〜」というのも楽しみの一つ。
各ロッジは部屋数の少ないものから大所帯まで部屋のサイズもふくめ様々です。ただ繰り返しになりますが、ロッジといっても高級リゾートのようなそれを想像してはいけません。あくまでも国民宿舎ちっく。百聞は一見に如かず、写真をご覧ください。
Dining Hall 外観 |
こんな感じにロッジが点在 |
ロッジ内部の廊下。古い木の匂いが懐かしい |
夜はこんな感じで火を眺めて過ごす |
今回のお部屋。林の中 |
洗面所。トイレ横にもシンクあり |
これは十年以上前に泊まった時の海向きの部屋 窓の外にスパニッシュベイゴルフリゾートが見えた |
エアコンとバストイレ、無線LAN(←へっぽこ)とラジオ、アイロンはあるのですが、既出の通りにTV、冷蔵庫、電子レンジがありません(ランドリーサービスは受付にあります。これは一般のホテルと同様のもの)。氷、自動販売機はロッジのどこかしらに少数点在。学者が多数集結する関係か、ネットが繋がりにくくて「さまよえるノートパソコン」になった人々に随所で遭遇します。繋がりやすい場所は限られてるので自分の最適ポイントを見つけ出してください。
と、まあこんな感じなので現代っ子からは辛口の批評を浴びるムキもある宿泊施設ですが『アシロマ大義』 の中で開き直った通り、ここにはここの楽しみ方というものがあります。何もないからこそ、そこに意識が集中する感覚。風と波の音を聞き、命の気配と自然の営みを聴き、夜の深閑に時の流れを利く。なんて大げさ言っちゃったりなんかして。何のことはない。ほんの一期間、家事全般や日常生活から切り離されることが主婦の私にとっては一番効くわ〜。
せわしない観光に追い立てられもせず、思いつくまま気のむくままに散歩して、ベンチで本を開いたりボンヤリ海を眺めたり。何も無いってなんて贅沢。…よくよく考えてみたら、他の人達の大半は仕事で来てるわけなんだけどね。ぼんやりしてるのは私だけだわ。(^^) 殿方ご免遊ばせ。
次回はアシロマで遭える命の気配、動物達の話なんかを予定。お楽しみに〜
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