いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2013年8月16日金曜日

蓼喰うムシ

ガルガンチュワ、ラ ブラスリーと続いたのでお次はパークサイドダイナーに行ってみましょう。ここのお料理も本当に美味しくて大好きです。百聞は一見に如かず。一見は一口に及ばず。まずは写真をパチリ。メニューによってはハーフポーションもあるのでお財布とお腹に優しい設定。半量と言えども女性なら十分量であることが多いです。以前、ハーフの野菜サラダを二人で取り分けしましたが、遜色のない量でしたよ。
野菜カレー
ゴージャス
オムライス
蟹みっしり
 帝国ホテル内ではガルガンチュワの次に入り易い雰囲気のお店がパークサイドダイナーではないでしょうか。宝塚劇場を向かいに配し、窓辺に面したパークサイドダイナーは道行く人に気軽に「ちょいとお茶でも」という気分にさせてくれる。
なんといってもダイナー=元は馬車引きの屋台食堂、でございます。本来は気取らないのが身上といえましょう。有り体に言って、店内はいわゆるファミレス風味になっています。活気づいてそれも良し、ですが「名高い帝国ホテルのサービス」を求めてここに入ると、そのイメージの違いに戸惑う人もいるかもしれない。それくらいひっきりなしにお客が入り、短い時間で幅広いメニューをこなし、店員がキビキビ動いているイメージ。
さらにもう一つ問題点が。気さくに入れる店のイメージではありますが、お値段が必ずしも気さくとはいかない。そこはやはりホテル価格(野菜カレーが2,400円とかかな)。ファミレスのイメージで入店した人の中には別の意味で戸惑う人もいる。そうした人のボヤキが時として隣席から聞こえてしまうこともあるのが難しいところ。やはり食事は気持ちよく食べてもらった方が嬉しい。それは隣席であっても。だって時を同じくして一緒に食べてる仲間なんですからね。
海鮮ピラフは蟹の量ハンパ無い
これは確かハーフポーション

で、肝心のお料理の話。
味は間違いなく帝国ホテル仕様。美味しいね〜。セゾンやブラスリーのような自分じゃ絶対作ったことない&作れない料理と違って、生活圏内のお馴染み料理を最上級の形で出してくれる。だからこそ家庭料理と外食料理の違いをハッキリと知らしめてくれる。これよ、これ。昔、わざわざ外食してまで食べる料理ってーのはみんなこうだったよ。以前 「貴席の価値は」で書いたけど、イマドキ外食の多くは時間と手間と現物(食べ物)を買うだけの行為でしかなく、特別行事としての位置付けは外食行動の中の割合としてはすっかり減少傾向。それだけ外食の機会が増えたということではありますが、イベントとしての食事がもっと世に認知されるといいのに…と思う。
何が言いたいかというと、「旅行、スキー、 ゴルフ」これらはどれもお金や時間がかかるものだが、夢中になったとしても「趣味」の一言で万人に受け入れやすい。しかし外食を趣味と言うひとは稀だ。あるいは「食べ歩き」という言葉で趣味として認知されつつあるものの、その位置づけは「そんなことにお金かけちゃって、プゲラッキョ」という視線を送られるレベル(←誰あろう、姉だ)。実際にはスキー、ゴルフ、旅行に出かけるよりもずっと低価格で出来る、お手軽な趣味だというのに。(いやまてよ、お手軽すぎるからプゲラと嗤われているのか、もしかして??むぅん)

ヨシ、わかったっ!←矢部謙三風
私の趣味は「帝国ホテル」でっす。ということで一つヨロシク。毎回、気合いを入れた女装で良いトコの奥様を装って(粉飾して?)出かけるから、けっしてお手軽なだけの趣味ではないのでござる。
実際、ホテルは上品な人達が集う場所なのでお洒落上級者のファッションを眺めるだけでも楽しいし参考になります。そのお話はまたの機会にでも。ホテルには泊まるだけではなく、色んな愉しみ方があるのです。

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