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2019年2月12日火曜日

冬のホラー続報

納得は行かないしいまだに釈然としない。けれども隣人は昨年の12月頭には誰にも知られずに既に亡くなられていたそうなのです。。。

あらすじ再び
隣家には身寄りのない一人暮らしの女性A子さんが暮らしていた。12月の第一土曜日に、A子さんと連絡が取れなくなった事を心配した友人が連れ立って訪ねてきた。それまでは確かに人が住んでいたのに、その日を境に隣家は無人になった。
時折、隣家には留守を預かってる風味の謎の老人が出入りする。老人の言う事はコロコロ変わるのだが最終的に出してきた設定は「9〜10月頃から隣人は海外を飛び回っていて捕まらない」との由。
A子さんの友人と連絡を取り合いながら、老人の話にはいくつも矛盾があることに不審感が拭えない須磨人は事情を説明して町内会に判断を委ねたのであった。

さてここから続き。
町内会の役員は色々と聞き取り調査を行った結果…以下のような話を持ってきた。
A子さんは既に亡くなられていて12月の頭には火葬場で荼毘に付されている。火葬に立ち会った人から直接聞いたからこれは間違いない。
だけどその人はA子さんが亡くなった事を口止めされていると言うので誰から聞いた話かは話せないし、須磨人さんも誰にも言わないでね。
ちょっ、待てよ!
一体誰が何の目的で口止めする必要があるのでしょうか?この次点でA子さんの死から二ヶ月が経過していると言うのに?!
病気になったり入院したりを人に知られたくないと思う人はいるでしょう。それは理解できる。身内が葬儀を内々に済ませたいから落ち着くまで黙ってて、なんて話ならそれも理解できる。でも友人が訪ねて来てA子さん不在が発覚した日の前に、既にA子さんは世俗の諸々と解き放たれた状態だった訳で、一体どうして内密にしなければならない理由が発生するのでしょうか?それは本人の希望だったのでしょうか?「私が死んだ事は内緒にしてね!」ってか?武田信玄じゃあるまいし。
役員は「そういう事情だから仕方ない。民生委員も定期的に隣家の様子を見てくれると言ってるし、そっとしておこうと思う。A子さんが監禁されてるとかの事件じゃないしね。もう死んでるんだからさ」みたいな事を言って私を絶望の淵に落とし込む。正直、何言ってるのかワカンナイ。あーた、ソレ民生委員にも秘密にするつもりなんか?!

一人暮らしの女性が亡くなった事を口止めする身内以外の人間がいる。それ自体が既に事件じゃないんですか?何よりも誰にも知られずに亡くなって、それをそのまんまにしておくという仕儀が私には到底理解できない。町会役員とは多少険悪になったけど、民生委員には報告するべきだと意見して結局私から民生委員に話をすることになった。
民生委員はこの話をベテランの委員に相談して然るべき対応を検討して報告してくれる事を約束してくれた。
くだんの役員については「町会役員には守秘義務があるという申し送りを何か勘違いしてらっしゃるようですね。情報を共有するべき人達にまで秘密にするのは間違ってます」という事だった。
またしても出すぎた真似をしたと落ち込みもしたけれど、その一言で救われた。おかしいと思った事は一人で抱え込んではダメだ。

それでも隣家の人が誰に知られる事もなく亡くなったとは今でも思いたくない私がいる。
こんな有耶無耶なやり方では心の中で手を合わせることもできゃしない。
「私達が訪問した事でA子が家から出て行ってしまったのではないか」と気に病んでいたA子さんの友人にも何と報告をしたものか…。その時、既にA子さんは亡くなられていたという話になっているのだから。

さて、そんなこんなのドサクサ中に「このBloggerは利用者が少ないから閉鎖になるよ」という通知がグーグルさんから来ましたよ。なんだかんだと駄文を細々と書き連ねてきましたがそれももう終わりのようです。
せっかく書いたよしなしごとも露と消えるかと思うとあやしうこそものくるほしけれ。
ログの保管とかブログの転居とか?考えなきゃな〜と思いつつ日々の生活に忙殺される今日この頃であります。
またどこかでお目にかかれます事を祈りつつ、ひとまずホラー話はどっとはらい。