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2014年4月18日金曜日

ケルト十字法〜回転

ケルト十字法の奥深さを思い知ることになった「回転」の仕組みについてお話します。今回は3〜6の車輪部分に注目ぷり〜ず。

前回、前々回と重複して展開の流れについて説明をしました。大事なことなので3回目。自分の欲求とそれに反する気持ち(躊躇する気持ち)の二つ(1と2のポジション)が今のアナタを形作っています。そんなアナタが潜在的に持っている能力とか今起きている出来事の根幹になっているのが3潜在。
3潜在能力を元に4過去(体験)は発生し、その経験で得られた知識が新たな知恵や思考に発展し5顕在化され(表面に顕われ)る。この新しい思考(あるいは方向性)は6未来の行動の可能性を引き出します。新しい思考→行動の流れが習慣になった時にはそれが新たな潜在能力(つまり3)としてアナタに備わるのです。
これこそが3、4、5、6という一本の線が輪環になり回転を始める瞬間。この回転はしかし、一つところをクルクルしているわけではない。前回の話にあった「らせん階段」を是非イメージして欲しい。経験が新しい発想を導き、次なる経験を引き起こし、それは過去の経験の上に幾重にも重ね連ねられていく。サイクルは繰り返し廻りながら上昇をしてゆくのです。

お待ちかね、ここから実にトリッキーな占いの始まりです。半信半疑ならがこのリーディングを始め、コツを掴めてきた時のワクワクした感動は忘れられないものがある。今回は実例に即して説明しますよ。
1内的欲求(葛藤)ワンド3 
2外的欲求(葛藤)女教皇
3潜在 ソードナイト逆
新たなステージに進みたい気持ちと独り静かに考えに浸っていたい気持ちの両方を抱えていた私。矛盾する欲求を前にするとヤケクソ気味に無謀横暴乱暴な行動に出る性質を持っていた。その流れが
4過ぎ行く過去(体験)月
狂気じみて不安定な経験(しかも繰り返される)を招いてきた。ここから出た教訓が
5顕在 審判
このままではいけないと再生を願う気持ちを芽生えさせている。その考えが
6未来の可能性 ソードエース
公正な決断や行動に導く原動力となることを示唆した。

さあ、カードを時計回りに回転させます!

6未来の可能性(ソードエース)3潜在の位置へ
公正さを常に求める行動が私の習慣=潜在能力となった時
4過ぎ行く過去にはソードナイト逆が入ります。すなわち、破天荒な性格は過去のものとなる。
5顕在の場所には月が入りますがここでは狂気不安定の側面より、新たなアイデアとしてサイキックな閃きが自分に顕われることを示唆します(と、願いたいものだ^^; 現実的には自然なサイクルとの調和を得る=落ち着く、くらいの事かな)。
6未来の可能性には審判が入ります。これこそが私の願い。新たな始まり、再生、ラッパの音を聞く。これは大元の欲求であった1内的葛藤のワンド3(新たなステージを望む)に通じるもの。

次なるワクワク処方!
カードを単純に回転させるだけでなく、積極的に未来を引き寄せてみましょう。例えば車輪を構成する4枚のカードのうち、最も至近の未来に来て欲しいカードをクルクルッと回転させて、その未来を掴むために顕在化させるべきこと(意識に登らせるべきこと)や過去のものにするべきこと(手放すべきこと)が何かを探ってみるのも良いでしょう。

この回転処方は慣れるまでは頭の中で混乱を生じやすいのですが、色んな解釈をして楽しんでください。コツとしては回転は未来に向けて行っていると意識すること。未来とは常に螺旋階段の次(上)のステージに昇っているイメージで解釈をすること。多くの人は、より良い未来を模索するために占いをするのでしょ?そのためのワードを探りあて、色んな解釈をして、自分が望ましいと思う道筋に辿り着ける方法で意志や行動を決定できるなら…それが最良の方法なのだと思います。そう、結局のところ方向性を決めるのはアナタ(占われる人)自身。

一粒で何倍にも話を膨らませてアレコレと思いを巡らせて楽しい。それこそがケルト十字法が長い間人々に親しまれた理由ではないかと思います。
実はこの話…まだまだつつくよ!

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