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2014年4月5日土曜日

ケルト十字法

またまたタロット備忘録。いつかやらなければ、と思っていたケルティッククロス(ケルト十字法)のスプレッドについて現在絶賛修行中。この展開はタロットを手にした者なら一度は通る道。というのもたいがいのカードには購入時に漏れなくこの展開(占い)方法が添付されているから。それくらい歴史が古くて信頼も篤く、タロット占いといえばコレ!というスプレッドです。ですが、ですが!コレ、素人には難儀な占い。なぜなら展開するカード数が多く、読み解く順もやや複雑。素人にとっては各カードの意味をアンチョコ使って調べるのに必死でカード同士の繋がりを見る余裕なんてないわけよ。結局、素人の手には負えなくて「う〜ん、タロット占いってムズカシイ…」とタロットカードから疎遠になる原因にもなっている(と思う)。
今回は悩める初心者向けに、永遠の初心者である私が、初心者ならではの視点とちゃらんぽらんさで?! ケルト十字法の読み解きを紹介したいと思います。そうです、いつものように俺式でっす。主な参考文献はメアリーKグリーア著『タロットワークブック』。「俺式」なんていい加減な読み解き法はいらね、という方は上記の本でしっかり学んでください。かさ張ってそれなりのお値段ですがワークブックと呼ぶにふさわしいとても良い本でした。

さて展開
占い事を心に描いてカードをシャッフル。内容は気がかりな事とか、それなりの期間を要するものの全体像であるとか…いずれにしても「どんなスタンスをとるべきか」「どんな事に気をつけようか」等、そんな占いに私は利用しています。納得いくまでシャッフルしたらパイル(カードの山)の上から写真の順に並べます。1のカードの上に2を横向き(頭が左側に来るよう)に重ねて置き、それを囲む車輪のように下から時計まわりに3、4、5、6を配置。車輪の横に下から7、8、9、10と柱を立てる。

1 内的葛藤  2 外的葛藤
3 潜在   4 今去り行く過去
5 顕在   6 来る至近の未来

7 自己   8 環境
9 願望あるいは不安
10 結果、総合

ね、枚数が多いでしょ。1~6 が今のあなたの世界(過去現在未来)で、7~10 があなたの精神世界とでもザックリ二つに分けて考えてみる。以前、ほとんどすべての展開方法は過去現在未来(潜在顕在可能性)の3つの形に集約される、と書きました。ここでもまず最初にその3つに着眼します。

過去に起因するもの
9. 未来に対する期待や恐れは過去である3. 潜在4. 去りゆく過去に端を発する
潜在は物事の本質的な原因やあなたが持っている資質・能力を、去り行く過去は起きてしまった出来事や心理を表しています。あなたの展望や願望はこれらの過去を踏まえて涌き出すと心得よ。

未来に導く可能性
10. 結果・総合判断5. 顕在6. 至近未来により導かれる
顕在は潜在や過去を経て表出しつつある事柄や思考で、至近未来はこれからおきる可能性のある出来事や心理を表す。つまりは今起きている物事をあなたがどうとらえるかが未来の結果に反映されるのだと心得よ。

私という現在
7. 自己とそれをとりまく8. 環境が私の現在いるところ。私は1. 内向きの葛藤2. 外向きの葛藤を抱えて生きている。自己と他者、内向きと外向きは表裏一体でこの作用と反作用があなた自身を作っていると心得よ。

現在の自分を見つめ、過去を振り返り未来を仰ぐ。人生はその繰り返し。複雑に絡み合い、見えにくくなった問題点を出てきたカードのワードから探りあてる行為。それがタロットリーディングではないかと思います。
カードが示したワードの中に心に引っ掛かるワードがあったなら、それこそがあなたの心を占(し)めている事柄だということがわかるはず。今、書いてて自分で驚いた。心を占拠する、の占めるとは「占い」とおなじ漢字だね。

ケルト十字法はまだまだつつくよ!

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