ケルト十字法をさんざん眺めて回転させて…色々試した後で今度はカードをバラしてみましょう。
小アルカナは杖、聖杯、剣、金貨のスート毎に分けて並べ、コートカード、大アルカナも仲間分けしてそれぞれを見比べる。どのスートが多いでしょうか?どんな内容の大アルカナが出ていますか?コートカードに思い当たる節のある人物は居ますか?
スートに偏りがある場合、そのスートの特性が現段階のキーポイントと読むことが可能です。
小アルカナ 顕現している状況
杖 情熱、行動
聖杯 感情、感性
剣 知性、葛藤
金貨 財力、安全
コートカード 人物像
ペイジ 若者、学ぶもの
ナイト 行動に移すもの
クイーン 達成者、熟練
キング 管理者、権威
大アルカナ 潜在している資質、能力
他にも数の偏りで占うこともあります。エースが多いならエレメントのパワーが上がっている状況をあらわす。2は選択、3なら開花発展など、以前 ヌーボーカードで説明した数によるイメージリーディングを参照 してください。
一例として、杖のカードが多いのであればそれは高揚している様子を表していたり、あるいは情熱が必要とされていることを示唆しています。ペイジがたくさん出るようなら学ぶ必要性や新鮮な気持ちでいることを表している。今必要なパワー、今をとりまく状況、そうしたメッセージを大勢を極めているカードから読み取るのも一つの方法として留意してみてください。
メッセージといえば、初回から説明のなかった11番目のおまけカード。これは以前も書きましたが私が勝手に採用しているアディショナルカードです。通常10枚のカードで占うこのケルト十字法ですが、リーディングの後でタロットカードに感想を聞くように11番目のカードをめくります。的外れで意味が取れないカードのこともありますが、友達からのフラットな助言のように後からじわじわくるカードが出ることもあります。あくまでもオマケなのでお好みで採用を。
今回のリーディングではオマケカードはソードナイン。このカードが入ったことで最多のスートが葛藤や知性を表す剣になりました。やみくもに剣を振るうことをやめて正義と公正さをもって剣を奮うことをススメられたと感じました。数字に着目した場合、これもソードナインのお陰で円熟を表す9が最多になった。これは行動に導く状況が満ちてきたことを表しているよう。
結果を踏まえてオマケカードに話しかけたら「明けない夜はないよ、あんまり気に病むなドンマイ」と言われた感じ。
私はこんなふうに使ってます。あくまでも前向きにネ。
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