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2014年5月2日金曜日

石をも流す片付け脳

 以前書き込んだ右脳左脳片付け術 の続きです。というか、今回は左脳インプット右脳アウトプットに特化した整頓術のお話です。なぜなら私がそのタイプなのでソレ以外のことは思いつきません、あしからず。それでは早速、いってみよう。

新年度を迎えてゴタついた気持ちにも落ち着きが出る今日この頃。気候もいいし、ここは一つ梅雨を迎える前にお部屋の整頓をしてみようじゃないですか。
てなわけで、まずは理詰めで段取りを左脳にインプット

掃除と片付け(整頓)は違う
床にモノが散乱してる部屋を掃除機掛けするのって大変でしょ。棚がごちゃついてると埃取りするのもウンザリ。掃除が憂鬱になるのはその前段階の片付けが出来ていないから。じゃあ、片付けってナニさ?と考えるとそれはモノを仕舞うこと。この「仕舞」が適材適所じゃないと、結局は徐々にモノがはみ出て部屋が片付かない元凶になる。片付けの前段階にあたる整頓、コレを押さえておかないといくら掃除をしても汚部屋は滅びない。何度でも甦る。ふはははは

では整頓の極意とは
モノの流れを滞らせないこと。今回の主題はコレです。実につい最近、この事に思い至ってブログにメモろうと思った次第。「三年(or 一年)触らなかったものは去れ!」は巷の整頓術でよく叫ばれる鉄則。つまり使わないもの(流れの無いもの)は本来捨てるべきなんです。この発想を転換させて捨てられないモノは敢えて使い倒す!本当に倒れて(壊れて)くれれば迷いなく捨てられるし、使用して「やっぱコレはナイわ…」と諦めがつけば捨てられる。とにかく家にあるものは何度でも手にとって、要不要を確認するべし。そのためにもモノを滞らせない(死蔵しない)。流れる水のごとくイメージして以下の三つの流れにモノを分類してみよう。ここで肝心なのはこの三つの流れが各々を阻害しないように配置すること。おおよその場合、モノがごちゃつく原因はタイプの違う流れが交差することで生じている。

Line 直線流
これは素材系。台所なら食材、居室なら雑誌や新聞、衣類なら一回着けたら洗濯機直行する系のもの。仕入れて一時保管→取り出して作業→消える、という単純通過型の流れ。

Wave 波形、ジグザク流
これは道具系。台所ならキッチンツール、居室なら掃除機や文房具、衣類なら季節モノとか?定位置に保管→作業→作業期間を終えたら定位置保管、という反復運動型の流れ。

Circle 回遊流
これは趣味系。台所や居室なら装飾をメインとした雑貨など、衣類なら冠婚葬祭を含むスペシャルな勝負服(今更着られない、かといって捨てられない、つーのがあるものよねぇ…)。思い入れがあって捨てられないものもこれに含む。この流れが一番厄介で定位置が定まりにくい。なので定位置じゃなくてもこの際いいです。ポイントは定期的に取り出して見直しをすること。飾ってみたり時々取り出し眺めてまた仕舞いこみ、これを繰り返すうちに意味を無くすもの、諦めがつくものと徐々に気持ちに変化が出ていずれ捨てられるようになる。そう、ムリに捨てなくてもいい。どうせ捨てることになるんだ、という悟りを拓くにはこういう経験を積む必要があったのだと40代も半ばに来てつくづくそう思う。若い人達はせいぜい気が済むまで回遊させるがよいですよ。←なんか自暴自棄 ^^;

さて話がそれた。左脳で上記3つの流れを頭に入れ、いよいよ右脳(実行部隊)の出番ですよ。前述のように3種の流れが入りくんだ状態=使い勝手の悪い状態、なのでザックリでよいので区分を決めましょう。ここから先は理詰めでやると身体がついていかない右脳アウトプット人間は、とにかく身体を動かして実践しながら落としどころをみつけよう。
棚の一つ一つについて明らかな不要品を廃棄しながら仲間わけをして、それらを徐々に合流統合させてゆく。最初の置き場所は適当でいいので空いた場所に仲間ごとに配置。そのうちに「コレ系は量からいってこっちに移動がいいな」とか視覚的に理解できるので思いついたらその都度移動。分散していた仲間が集結してくると時に「コレはこんなにイランだろ」といった形で廃棄ものも増えていく。こうなれば空きスペースも増えて仕事はドンドンはかどるぞ。
こうして片付いた棚なり引き出しなりについて最後の重要なポイント。それはぎゅう詰めにしないこと。理想としては中味は八割におさえる。そうすると文字通り「流れ」の余裕が出来て奥に死蔵品がくすぶり続けるのを防ぐことになります。使用頻度の高いものを手前に仕舞えば使わないものほど奥へ入り込むようになります。この時、奥が見えるゆとりがあれば時々取り出して使い勝手を試すことも可能。何度も試して「やっぱコレは使えないな」と思えば廃棄に回せるし、使わないものほど薄汚れてくるのでそれはそれで迷いなく廃棄できる。いずれにしても死蔵品に頻繁に目が届くことが重要。

理詰めでモノを片付けていた時は隙間無く収納することに血道をあげていたけれど、それがモノの流れを妨げ死蔵品を増やし、ひいてはハミ出し品を増やして部屋が片付かない→掃除大嫌い、な悪循環を引き起こしていたのだなと思います。モノは収納しない。舞うような流れで仕舞う!反省をこめて備忘録としてブログにup です。

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