転職してからこっち、忙しく&気ぜわしく毎日を過ごしていたので投稿ペースも半減。新しい生活に緊張はつきものですが慣れるまでの辛抱と思い「三ヶ月は泣き言を言うまいぞ」と奮闘の日々。いやしかしすでにその台詞からして、しょっぱい匂いが漂ってるぞというツッコミはナシの方向でひとつお願いしまする。
ワンド10 手に余る重責 |
すんごい重荷を背負い込んでます。ワンド(杖)には火のようにたぎる情熱とか行動力の性質があるのですがそれが10本も集まるのは過剰。ライダー的には「責任過多で多くのことを引き受け過ぎ」とある。また「自分1人でなんとかしようと踏ん張り過ぎ」とも。
嗚呼、見るからに憂鬱になるこのカード。これが出ると我が腕にかかる重荷を予感して「うひっ」となるのが常でした。どちらかといえば避けて通りたいカード。しかし出ちまったもんはしょーがない。一つ、じっくりと向き合ってみようじゃないですか。
レイチェル-ポラックの本によれば、この人物はあえて難しい方法を選んで10本の杖を運んでいるという。長い杖を扇状に広げて運ぶこの持ち方、どう考えたって不自然でしょ。じゃあなんでこの人、こんな持ち方をするかといえば杖の先をよく見てください。どの杖も芽吹いているんです。つまりこの人はどの芽も潰さぬよう気遣っているという言うのです。なんという人知れぬ努力!ちょっと感動しました。
ややもすると細かすぎて伝わらない努力。そこを指して「自分1人でなんとかしようと躍起な人」とも取れるのですが、私こういう人のこと嫌いじゃないです。徒労かもしれないけど頑張る、そういう人のことを滑稽だなんて嗤う気にはなれない。
ひるがえって、新しく始める仕事は誰だって重要度の高低がすぐには分かりません。つまり初めての経験はどれもが潰してはならぬ大切な芽。どれが重要でどれがそうでもないかを認識するまでは全てのことに注意を払い丁寧に扱わねばならぬ。そのために苦労が多くなっても、最初のうちは仕方のないこと。今はそういう時期なのだ、と捉えて頑張って行きまっしょい。上司がサクッと重要度を伝えてくれれば済む話も中にはたくさんあるんですけどね。んがごご。
ちなみにお気に入りのクマさんタロットの付属冊子に言わせるとワンド10は「失敗のリスクを経験することで、成功の秘訣を知る事ができる」だそうです。どんな経験も成長の糧になるということ。また、そうあらねばならぬと言うことでありましょうな。どっとはらい
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