いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2014年11月20日木曜日

シミは生き延びることができるか

久しぶりに シミ取り物語 。「アットノン」は顔のシミに効くのか?の経過報告です。単刀直入に言えば「病いは気から」「心配は身の毒」「気にしなければどうということはない」ということがわかりました。しかしこれでは刀が短すぎていけませんね。とても核心を突けていると思えない。では順を追って話しましょう。

最初に書いておきますが傷跡消し薬のアットノンは「顔に使わない」という注意書きがあります。これは顔の皮膚が他の部位より薄くできているため、小林さん(なぞ)としては「顔用に作った薬じゃないから使わないでね」という注意喚起。ツラの皮が厚い自分には問題なかろう、という自己責任の元に様子を見ながら使用してみました。
風呂上がりの清潔な肌に少量とってぬりぬり。これをタマにサボりながら3〜4週間くらい続けたでしょうか。塗り薬は長期に渡って使用するなというネットのお告げを守ってこれくらいで勘弁してやる。
〜結果〜
塗布の際に毎日のように自分の顔のシミを見てきたわけだけど、はて、これといった変化があるように思えない。塗り始めの頃は、普段そんなに観察しない自分の顔をしげしげと眺めるものだから逆にシミが濃くなっていく感覚さえあった。(※ココ、後で重要な伏線になります)
「猫の引っ掻き傷の時みたいな劇的な変化はないよな〜」という結論に達して、それ以降は思い出した時だけ気休めに塗ってみる、みたいな形で実験は自然消滅的に終了。
が、つい先日のこと。趣味の女装遊びに興じて入念に化粧した時に気がついた。やっぱりシミは薄くなってる!それというのも…

まず、スッピンの時は全体的に肌のキメが粗いのでシミはさほど目立たない、というか気にならないのですが、化粧で肌のキメを整えると周辺がキレイになった分、シミの部分がどうしても悪目立ちする気がして、コレが近年私の心を少しブルーにさせていた。ところが先日、化粧を終えて顔を見直した時にあのシミがなくなってるじゃあ〜りませんか。「?!」と思って鏡に顔を寄せて凝視すると、ああ、あった。シミはなくなったわけじゃないのね。だけど探さないと分からないくらい目立たなくなっていた。
「それなりに効果はあったんだな〜」と感心しつつ、しかし今日のこの日まで何故そのことに気がつかなかったのか考察してみた。

猫の引っ掻き傷がアットノンで消えた話を友人にした時のこと。「え〜、アットノンは全然効かないよ」と言われたことがある。体質的な個人差があるのかな、と考えながらその友人と話していて気がついたのは彼女の主張が「傷跡は完全には消えなかった=効かない」であり、私は「傷跡が目立たなくなった=効いたよヒャッハー」だったということ。
冒頭の「気にしなければどうということはない」とはそういうこと。ワル目立ちしていた傷やシミが薄まればそれだけでハッピーになれる人と、完全に消滅しない限り気になり続ける人とで意見がこうも分かれてしまうとは。
顔のシミには効かない、と最初私が感じたのも「消えてなくなれ」という気持ちが強かったから。実際には化粧で隠れる程度には薄くなりつつあったのに、逆に濃くなったように感じていたのは消えないシミに気持ちが集中していったからなんだと思う。すなわち「病いは気から」「心配は身の毒」。
ベルツ水
シミを気にして暗い表情をしていると余計にシミに目が行っちゃう。でもね、自分の顔のシミなんて鏡見ないと見えないのよ。自分に見えないシミならば無いのも同然ららら〜と、活き活きした表情でいれば人の目はシミよりも表情の方に引きつけられるもの。欠点は隠してカバーするより、他の魅力でリカバーするべし。シミもまた、かくのごとし。

ミもフタもない精神論で終わってしまうとガッカリする人も多いと思うので、今回もオマケ情報をつけておきます。シミ消しピーリングに使用するクエン酸水と同様の効果(色素沈着を抑える)が期待されるグリセリンカリ液です。こちらもクエン酸水同様、肌に合う、合わないがあると思うので用心して試しながら使用してみてください。こちらはパックにはせず拭き取り水として使用します。肌に合わないとピリピリするそうなので、異常を感じたら洗い流すなり薄めて使うなりを推奨。
箱に書いてある通り主婦の手荒れにも効くそうです(もちろん体質に依る)。ドラッグストアなんかの棚にエタノールとかと一緒に並んでる。100mlで300えんくらい。これをコットンに含ませて色素沈着が気になる部分をササッと拭き取り。肌の黒ずみを消せる(目立たなくする)らしい。
アットノンの顔シミ実験と平行して脇下でやってみましたよ、奥さん。折角なので左脇はアットノン、右脇はグリセリンカリ液という風に使ってみました。劇的な変化ではないですが、グリセリンカリ液を使った右が左に比べて色素沈着がマシになってる、ような気がしてる。結局、すべては気持ちの問題。さすがに脇下の写真をup するほどの勇気もないし、それをしないくらいの良識は持ち合わせているので皆さんに確認をとってもらうことができないのが残念であります^^;。飽くまでもご参考まで。

2014年11月13日木曜日

上高地 回想編みやげ

上高地のお土産、買って良かったもの特集〜。
てぬぐい
コレは私が何処へ行っても買う定番の記念品。普段から手ぬぐいを使う生活をしているので何枚あっても困らない。首に巻いてかさ張らず、乾きが早く、マスクにも帽子にも鍋つかみにもなる優れもの。職場で貰ったお菓子をくるくるっと包んで巾着にできるのも嬉しい。固いものを入れて振り回せば武器にもなる。
それはともかく。帰宅してから気づいたが、この手ぬぐいは焼岳に激しく噴煙が上がっている絵柄で「1933年の開業時にデザインされた商品の復刻版」なんですと。1915年の焼岳噴火で出来た大正池も、当時は今よりずっとずっと大きな湖面を誇っていたという話も聞く。今となっては中途半端な立地に思える帝国ホテルも、昔は実はもっと湖畔のホテルっぽかったのかもね、なんて思いを馳せてみる。


ルームキーを模した黒檀キーホルダー
高くて(1,600円くらい?)ちょいと躊躇したけど思い切って購入。旅のよすがに浸れるこうしたお土産もよござんすね。これに宿泊した部屋番号を彫ったりしたらすごく良い記念になりそう。そんでソレを蒐集したりするのも楽しそう^^ 。そんなお金持ちになりたいものだわ〜。




クマよけの鈴
かわいいもの好きの旦那が惚れて買った。人の多い所にきたらネジを緩めて消音できるスグレもの。やや高音域なので音色は私好みじゃない。この音なら多分クマも嫌がる。

他にもガレットやチョコを配りもの土産に購入しましたが、食べ物系は写真撮る前に全部食べちゃいましたとさ^^ 。日比谷のガルガンチュワで買えるようなお菓子は買わなかったけど、旅先で日持ちするお菓子を自分用に買うのは好きです。今回、チョコレートを買って休日のお茶の供にしましたが、口に含むたびに上高地のことを思い出して一ヶ月くらいしみじみと楽しめました。

おもいで
ホテル内で初日にちょっとした行き違いがありました。支配人さんにお詫びをされて初めて気づいたくらいの些細な事だったのですが、むしろ細かいチェックをしているものだな〜とそちらに驚いたくらい。もっと驚いたのはそれ以降、支配人が私達夫婦の姿を見かけると駆け寄って必ず一言声をかけてくれたこと。しまいには「支配人に見つかるぞ」が夫婦の合い言葉になってしまったくらい^^; 。面映いことではありましたが、ちょっとした事でもイヤな思い出にならないようにという気遣いが見えるのは泊まる側としては有り難いことでした。「謝ったらあとは忘れた」という態度をされるよりはずっと心に残る対応だな、と我が身を振り返って学ぶところ多いにあり。良いことは早速取り入れたいものです。

さて、書き忘れたことはないかな〜と脳みその海馬をさぐってみる。瑣末なことではありますが、布団が暑かったです!厚みの話ではなく、というか布団そのものはむしろ薄〜い上質の羽毛布団。これを掛けて寝ると体温でたちまち温まって寝苦しいくらいの暑さに。宿泊口コミサイトで「暑かった」という苦情を寄せていた人がいたのですが、もしかすると部屋の話ではなく布団のことだったのかもしれません。これと同じような掛け布団(掛けると猛烈に暑くなる)を以前九州で一度だけ体感したことがありますが、その時は布団を剥いで空調で室温調節して寝ました。上高地帝国ホテルは空調がないのでコレは難儀な問題ですね。寒い時期に快適に過ごせる布団なのは間違いないのですが、もし暑く感じるようなら窓を少し開けて寝るのがいいのかもしれません。
あとは…エレベーターのボタンが時々うまく作動しなかった^^ 。
おそらくはボタンの二度押しなんかをすると解除される仕様なのかな?大人数が出入りして複数の人がボタン操作したり、うっかりお尻で押しちゃったりすると停止した箱の中でいつまでも待ちぼうけをくらうのでご用心。先週配属されたばかりという初々しいベルボーイが私達を部屋に案内する時にコレをやってしまい、動かないエレベーターの中でしばらく四方山話に花を咲かせる仕儀になったのも良い思い出。
う〜ん、他には…TVで家庭用除雪機のコマーシャルを見たのはちょっと面白かったかも。所違えばCMも変わりますね。そんな商品があることすら知らずに生きてきた。
そうだ、思い出した。あれだけ食べ物の話を書いておいてバー「ホルン」の話が出ていない。もちろん行きましたよ!そうです、バーなので当然酔っぱらいます。というわけで写真はろくでもないものしか無いのれす。席数こそ少ないものの、バーの中は意外と広々。ダーツが置いてあったので希望すればプレイできるはず。やってみたかったけど酔ってたし、ちょいと気後れして結局未体験。オールドインペリアルバーのマウントフジに敬意を表して、ジンをウォッカに差し替えたマウント穂高を頂きました。ジン好きの私としてはマウントフジに軍配。女性バーテンダー(バーテンドレス?)のオススメだった志(こころざし)もベリーニっぽくて美味しかったです。
ところで話は逸れますが、バーという言葉はアメリカ発祥らしいですね。西部開拓時代の荒くれ者がたむろする宿場町。その酒場の酒樽に勝手に手を伸ばされないように客と酒樽の間に横木(バー)を置いたのが呼び名の始まりとか。そのバーでテンドする(見張る、世話する)人がバーテンダー。

さて、長きに渡った上高地帝国ホテルシリーズにお付き合いいただきましてありがとうございます。丁度、ホテルも今年度の営業を終え来年に向けてしばしの眠りについた頃。秋以降に配属された帝国ホテルの上高地組は来春のオープニングスタッフとして雪かきに来ることになっているそうです。本当に大変なお仕事と思いますが、お陰でこうして楽しい時間と思い出を享受できる幸せ。いつも誰かがどこかで頑張っているからこそ、人の世の幸いがあるのですね。ご清聴ありがとうございました。

2014年11月6日木曜日

上高地 実行編わかれのあさ

楽しい時間はいつも早く過ぎる。美しいと聞いていた星空は拝めないまま、上高地最終日の朝を迎えた。上高地の星空は是非ぜひ拝見したいから次の機会があるといいな。梓川にバイカモの花が咲く頃がいい。花がなくてもあれだけ美しかったのだから、きっと花咲く季節は素敵でしょうね。ミレイの絵画「オフィーリア」のように幻想的な様子が目に浮かぶ。
最後の朝食は7時からあずさ庵。和朝食は要予約とのことで、これはチェックイン時に入れておいた。窓の外はそぼ降る雨ながら明るい。他のお客さんが到着する前にパチリでごんす。
上品しっかり朝ご飯
しっとり落ち着いた雰囲気
ご飯はおコメとお粥の2種類から選べる。焚飯は夜の鉄板焼きで頂いたので今朝はお粥を。このお粥が大正解。添えられた出汁餡がとにかく美味しい!旦那は焼き鮭の見事さに舌鼓。旦那は出張朝食で和食を摂ることが多く、その彼が「こんな立派な鮭はなかなか出ない」と太鼓判を連打していた。
旅の終わりを感じながら静かなひと時。高校生くらいの清楚なお嬢さんを連れた夫婦や、饒舌なおじいちゃんを囲んだ一家、私達と同じ年回りの中年?夫婦もいれば若いカップルも居る。それらすべての人に穏やかな時間が流れ、これぞリゾート地の朝の風景。心と身体の休息をとった満足感がある。この場を離れ難い思いになりながらも、またしてもひょいぱくと食べ終えた私達は席を立ちホテルの売店へ。荷造り前にお買い物を済ませましょう、そうしましょ。
ホテル滞在中に何度も感じたことですが、売店やハウスキーピングの従業員の挨拶がとても元気で爽やか。これは日比谷帝国ホテルにも言えることですが、たかが(失礼)掃除のオバチャンでも姿勢と滑舌が良く、会う人すべてが上品な印象。
売店でお土産の買い残しがないかチェックしていたら、フルーツガレット(焼き菓子)のバラ売りがあるのを発見。食後のおやつにゲットだぜ。と、かように心残りのないようホテル内をうろついてからゆっくり荷造り。用意が出来次第チェックアウトですよ。

ロビー階のエレベーター前にお天気その他インフォメーションの掲示板がある。最後になった今頃見てたら耳寄り情報発見。上高地宿泊者限定のお得な「おさんぽ乗車券」なるバスチケットがあるらしい。このチケットは各ホテルロビーで入手可能で、アルピコシャトルバスの始発から朝の10時まで上高地バスターミナル〜大正池の区間が一律200円になるもの。通常は上高地バスターミナル〜大正池で片道410円、帝国ホテル〜大正池で300円みたいです。すまぬ、自分で撮った写真がボケててよく読めないや。

チェックアウト前に共用ベランダの写真も撮っておきましょうかね。ゲストルームフロア一階(実質二階)にあります。グリンデルワルトの有名なマントルピースを囲む回廊を通って外に出るとそこが広々したベランダ。う〜む、晴れた日にのんびり腰掛けたい。
回廊を渡る時、マントルピースがよく見える
オマケと言っちゃなんだが、誰も居ないのを良いことにエレベーター内もパチリ。
出立の朝は雨だったのでこんな感じ
意匠をこらしたエレベーター内
フランクロイドライト風味で素敵
名残は惜しいが時間が迫る。荷造りを終えたのが10時過ぎ。ロビーが混む前に早々とチェックアウトを終えてグリンデルワルトでお茶を飲んでから帰ります。この刻限、外は土砂降りだったのでタクシーを呼んでもらって沢渡へ。迎車料金は取られなかったはずなので定額料金の4千円ぽっきり。この辺、うろ覚え。11時になるとチェックアウトで混み合うので少し早めに動くの推奨。慌ただしくなったロビーではろくな御礼も言えずにホテルを後にしましたが、楽しかったです、ありがとう。お世話になりました。
次回は回想編としてお土産情報をup する予定でっす。お楽しみに〜

2014年10月30日木曜日

上高地 実行編だいにんぐ

おかみさーん、時間ですよ〜。さて上高地帝国ホテル、メインダイニングでのディナーのお話。こちらは2種のコース料理が用意されているのでチェックイン時にチョイスします。開始時刻も17:30と19:45の二部式で時間指定がされており、そうした点でも古式ゆかしいターブルドート形式(豪華客船のメインダイニングは今もこの様式ですね)。ちなみにアラカルトを主体にした形式のダイニングは元来「グリルルーム」と呼ばれる。メインダイニング(主食堂)とダイニング(食堂)の違いはそこにあり、常にメインダイニングは格上の場所とされてきた。昔はね。今はアラカルトにも力を注ぐメインダイニングが普通に増えたので、食事形態云々よりもホテル内の「最上級食堂」くらいの意味で「メインダイニング」という言葉は使われる(←こうした意味合いも今は廃れてるのかもしれない)。

さあ、昔話はここまでだ。目の前の食事の話をしようじゃないか。と、その前に他のお客さんが居ない間にそそくさと写真をパチリ。厨房入り口を中央壁際に据えて、左右振り分けにテーブルが並ぶメインダイニングルーム。う〜む、うろ覚えながら全部で20卓前後…というところでしょうか。テーブルは広々としているので窮屈感はない。私が通された左房には3×3で9卓が整然と並んでる。
一番奥の席から窓側席をパチリ
昭和8年の創業当時は三階建の部屋数46とのことなので、食堂の大きさが変わっていないのだとしたら納得の広さ(現在はアティック含めて四階建の74部屋)。メインダイニングでの食事が社交の一部であった時代はむしろ相席は普通に行われたかもしれませんが、現代では原則グループ毎に着席。ツアー客で込み合う場合のみ同一ツアー内での相席が発生する模様。

料理は着席の済んだテーブル毎に順次運ばれてくる。私達夫婦は普段からヒョイヒョイ食べてしまう傾向があるので周囲に合わせて「ゆっくり食べようね!」と固く誓った。誓いも空しく結局ひょいぱく食べになりましたが ^^; 。
写真ボケちゃった





紅鱒のアントレから始まってエンドウ豆のポタージュ(ヴルテ)、ポワソンはオマール海老、ヴィアンドにビーフ、ソースフランベのイベントを挟んでデセールがフランボワーズとショコラのムース。どれも本当に美味しかった。フランベは厨房口前で行われるが、左房と右房の両方の人が楽しめるように2基用意されている。
イマドキ古めかしいショータイムと笑う向きもあるようですが、同じ料理、同じ時間、同じ空間をゲストみんなで共有するための演出と考えるなら、これぞターブルドート(Table d'hôte )=ホストのもてなす食卓という本来の趣旨を守っている。「王道のメインダイニングルーム」が保持されていると言えましょう。(その後の時代の変換もあってターブルドート=定食とかコース料理と今は訳されてしまいますけどね。ぷぅぷぅ)

お酒もしっかり頂いて、ひょいぱく食べながらも時間をかけたディナーだったので離席する頃には満腹中枢は激しく活性。前日は鉄板焼きの後にバーに行く余裕があったのに、今日はもうギブアップ。ディナーの後に「もう動けない〜」となった時に部屋に戻ってすぐにゴロリと横になれるシチュエーションってなんて有り難いんでしょう。幸せな余韻にひたりながら爆睡の夜。これではムードも何もあったものではござんせん。お酒はほどほどに、ですね。ぐぅ
お客様の装いは以前書いたとおり、おおむねスマートカジュアル。初日にチラ見した時は客層が年配寄りだったせいか男女ともにジャケット着用率が高くヨソイキ感のあるご夫婦が多かったように思いますが、二日目は良い意味でフレンチに気負いがない雰囲気の客層。もしかするとみなさん、周りの様子を見ながら着るものを調整して出てきてるのかもしれない。無難にするなら女性はワンピース。男性はネクタイは要らないけどブレザーやジャケットを羽織っていればサマになる感じ。そもそもお店の人が蝶ネクタイなんだから、そこに並んだ時に激しい落差がない格好なら大丈夫。かな?

2014年10月24日金曜日

上高地 実行編みょうじん

さて二日目の夜はメインダイニングでのディナーを予定していた。食イベントに重きを置く我が家は用意周到に「その時」にそなえた。まずは腹ごしらえ前の腹ごなし?に明神池に出発だ^^ 。そうです、我々の目的は上高地ではなくて上高地帝国ホテルの食事。上高地の散策は手段にしかすぎない、なんというバチ当たり人生

前述の通り、二日目朝は大正池を散策してその後は11時くらいまで読書室。アルペンローゼの開店を待ってから早めの昼食をとり、それから穂高奥宮をめざすことにした。というわけで散策前にカジュアルレストラン「アルペンローゼ」に突撃。
リブアイステーキとピラフ 3,240えん
ビールに合うガッツリごはん
もはや上高地観光の名所の一つともいえる上高地帝国ホテル。ラウンジで一服したり、こちらのレストランで昼食をとったりと、宿泊はしなくても利用する日帰り観光客は多い。ネット上でも口コミやブログ記事が満載。そんなわけでいまさら私が言うことは何もないのですが一言「おいしゅうございました」。私のチョイスはリブアイステーキ 安曇野うどと茸の和風ピラフと一緒に。今から明神池目指しますからね、そこは肉ですよ肉!添えられたサラダのドレッシングが昨晩の鉄板焼きのサラダ同様とても上品な味。酸味が苦手な私には嬉しかった。店内は思っていたよりも、こじんまりとした感じ。開店直後でお客が半数くらいだったから山小屋風で素朴なかわいらしさがあったけど、混み合うとやや窮屈に感じるかも。そこも含めて山小屋風。
口コミに踊る「うまい不味い」という話は好みの問題だから意見が分かれるのは当然のこととして、ここに共通する話題は「値段の高さ」。でもこうしてメニューをよく見れば日比谷帝国ホテルの昼食とほとんど同じ値段ですね…。缶ジュースだって下界のものが山に登れば高騰するのが世の常。それを考えると下界の日比谷と同レベルに料金設定をしている上高地帝国ホテルって、むしろ良心的なのか?上高地観光のついでに帝国ホテルを体験できます、という企画の一つと考えればこういうのもアリかなと思う。値段まで追体験しとうないわい、と言う人がいてもそれを否定はできませんが ね ^^;
明神館でソフトクリーム
ヨーグルトブルーベリー味

さて腹ごしらえ完了。いざ明神、穂高奥宮へ。
河童橋〜明神池の往復は右岸と左岸の好きな方を各自が選んで歩くのがセオリーですが、私は起伏に富んでちょっとシンドイ右岸(岳沢湿原側)を元気ハツラツな往路で制覇し、帰路はなだらかな降り道の左岸(小梨平側)をとるルートを推奨。往きの右岸ですれ違った明神帰りの山ガール達は息も絶え絶えで、皆うんざり顔なのが印象に残った。疲れた体で登り降りは本当にシンドそうだったので「帰路が右岸」は鬼門。
河童橋のビジターセンターをのんびり覗いてから帝国ホテルに戻ると時刻は午後4時頃といった感じ。お昼ご飯から見積もれば観光の所要時間は5時間ほど。ムリのない計画でお出かけください。
岳沢登山口へ向かう山装備のグループ
気をつけていってらっしゃい
 ホテルに帰還したらラウンジ「グリンデルワルト」へ直行して一杯ひっかける。ホテルチェックイン時に飲み物券を頂いたのですが、ソフトドリンクの他にビールも選べるのが嬉しいね。心地よい疲労感に冷たいビールがなんとも美味しい〜。
一心地ついてホテルの中を見渡せば…前日の宿泊客は年齢層がかなり高めだったのに対して、本日の客層は一気に若年層に寄り切って子供(大学生っぽいのも含む)を連れた家族連れがチラホラ。気がつけば私達夫婦の両脇はどちらも赤ちゃん連れの夫婦が布陣してるではないか。赤ちゃん連れて山岳リゾートなんて、経済的にも精神的にも余裕があるパパママで羨ましいわ〜とお世辞抜きに暖かい気持ちで眺めてた。赤ちゃんを連れて遊びに出かけるのって相当シンドイことと実感してるから。だがしかしメインダイニングに赤ちゃん連れでフルコースディナーを食べに来た夫婦を見るに至って、それはちょっと…ホテルには他のレストランも用意されてるのに敢えてフルコースチョイスって体力面でも精神面でもタフすぎやしないか?幸いにも大人しい赤ちゃんだったので周囲のお客もパパママも、誰も困る事態に陥らなかったのは店にとっても僥倖(ぎょうこう)でしたが、こうしたことは本当に巡り合わせの運頼み。

メインダイニング、ディナー、フルコース、どれも赤ちゃんと相容れない要素…じゃないのか?今は?もしかして?この辺りのビミョ〜にしてデリケートな話題は避けるべきかとも思ったのですが、袖すり合うも何かの縁なので恐る恐ると書いてみます。ただし言葉を選んでまた別のいずれの日にか ^^; 
アメリカ都市部の話ですが近年、子供向けじゃない場所に子連れで来る層が急増し各種トラブルが生じているそうで「子供のレストラン入店を禁ず」なんて取り決めを州ぐるみで始めた所もあるとか(←テキサスだな〜 ^^; )。「行き過ぎた措置は行き過ぎた行為の代償」というのが一部識者の見解ではありますが、はてさて中庸とはかくも難しき課題か…。どちらサイドでも、何事もやり過ぎはイヤね