いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2014年11月13日木曜日

上高地 回想編みやげ

上高地のお土産、買って良かったもの特集〜。
てぬぐい
コレは私が何処へ行っても買う定番の記念品。普段から手ぬぐいを使う生活をしているので何枚あっても困らない。首に巻いてかさ張らず、乾きが早く、マスクにも帽子にも鍋つかみにもなる優れもの。職場で貰ったお菓子をくるくるっと包んで巾着にできるのも嬉しい。固いものを入れて振り回せば武器にもなる。
それはともかく。帰宅してから気づいたが、この手ぬぐいは焼岳に激しく噴煙が上がっている絵柄で「1933年の開業時にデザインされた商品の復刻版」なんですと。1915年の焼岳噴火で出来た大正池も、当時は今よりずっとずっと大きな湖面を誇っていたという話も聞く。今となっては中途半端な立地に思える帝国ホテルも、昔は実はもっと湖畔のホテルっぽかったのかもね、なんて思いを馳せてみる。


ルームキーを模した黒檀キーホルダー
高くて(1,600円くらい?)ちょいと躊躇したけど思い切って購入。旅のよすがに浸れるこうしたお土産もよござんすね。これに宿泊した部屋番号を彫ったりしたらすごく良い記念になりそう。そんでソレを蒐集したりするのも楽しそう^^ 。そんなお金持ちになりたいものだわ〜。




クマよけの鈴
かわいいもの好きの旦那が惚れて買った。人の多い所にきたらネジを緩めて消音できるスグレもの。やや高音域なので音色は私好みじゃない。この音なら多分クマも嫌がる。

他にもガレットやチョコを配りもの土産に購入しましたが、食べ物系は写真撮る前に全部食べちゃいましたとさ^^ 。日比谷のガルガンチュワで買えるようなお菓子は買わなかったけど、旅先で日持ちするお菓子を自分用に買うのは好きです。今回、チョコレートを買って休日のお茶の供にしましたが、口に含むたびに上高地のことを思い出して一ヶ月くらいしみじみと楽しめました。

おもいで
ホテル内で初日にちょっとした行き違いがありました。支配人さんにお詫びをされて初めて気づいたくらいの些細な事だったのですが、むしろ細かいチェックをしているものだな〜とそちらに驚いたくらい。もっと驚いたのはそれ以降、支配人が私達夫婦の姿を見かけると駆け寄って必ず一言声をかけてくれたこと。しまいには「支配人に見つかるぞ」が夫婦の合い言葉になってしまったくらい^^; 。面映いことではありましたが、ちょっとした事でもイヤな思い出にならないようにという気遣いが見えるのは泊まる側としては有り難いことでした。「謝ったらあとは忘れた」という態度をされるよりはずっと心に残る対応だな、と我が身を振り返って学ぶところ多いにあり。良いことは早速取り入れたいものです。

さて、書き忘れたことはないかな〜と脳みその海馬をさぐってみる。瑣末なことではありますが、布団が暑かったです!厚みの話ではなく、というか布団そのものはむしろ薄〜い上質の羽毛布団。これを掛けて寝ると体温でたちまち温まって寝苦しいくらいの暑さに。宿泊口コミサイトで「暑かった」という苦情を寄せていた人がいたのですが、もしかすると部屋の話ではなく布団のことだったのかもしれません。これと同じような掛け布団(掛けると猛烈に暑くなる)を以前九州で一度だけ体感したことがありますが、その時は布団を剥いで空調で室温調節して寝ました。上高地帝国ホテルは空調がないのでコレは難儀な問題ですね。寒い時期に快適に過ごせる布団なのは間違いないのですが、もし暑く感じるようなら窓を少し開けて寝るのがいいのかもしれません。
あとは…エレベーターのボタンが時々うまく作動しなかった^^ 。
おそらくはボタンの二度押しなんかをすると解除される仕様なのかな?大人数が出入りして複数の人がボタン操作したり、うっかりお尻で押しちゃったりすると停止した箱の中でいつまでも待ちぼうけをくらうのでご用心。先週配属されたばかりという初々しいベルボーイが私達を部屋に案内する時にコレをやってしまい、動かないエレベーターの中でしばらく四方山話に花を咲かせる仕儀になったのも良い思い出。
う〜ん、他には…TVで家庭用除雪機のコマーシャルを見たのはちょっと面白かったかも。所違えばCMも変わりますね。そんな商品があることすら知らずに生きてきた。
そうだ、思い出した。あれだけ食べ物の話を書いておいてバー「ホルン」の話が出ていない。もちろん行きましたよ!そうです、バーなので当然酔っぱらいます。というわけで写真はろくでもないものしか無いのれす。席数こそ少ないものの、バーの中は意外と広々。ダーツが置いてあったので希望すればプレイできるはず。やってみたかったけど酔ってたし、ちょいと気後れして結局未体験。オールドインペリアルバーのマウントフジに敬意を表して、ジンをウォッカに差し替えたマウント穂高を頂きました。ジン好きの私としてはマウントフジに軍配。女性バーテンダー(バーテンドレス?)のオススメだった志(こころざし)もベリーニっぽくて美味しかったです。
ところで話は逸れますが、バーという言葉はアメリカ発祥らしいですね。西部開拓時代の荒くれ者がたむろする宿場町。その酒場の酒樽に勝手に手を伸ばされないように客と酒樽の間に横木(バー)を置いたのが呼び名の始まりとか。そのバーでテンドする(見張る、世話する)人がバーテンダー。

さて、長きに渡った上高地帝国ホテルシリーズにお付き合いいただきましてありがとうございます。丁度、ホテルも今年度の営業を終え来年に向けてしばしの眠りについた頃。秋以降に配属された帝国ホテルの上高地組は来春のオープニングスタッフとして雪かきに来ることになっているそうです。本当に大変なお仕事と思いますが、お陰でこうして楽しい時間と思い出を享受できる幸せ。いつも誰かがどこかで頑張っているからこそ、人の世の幸いがあるのですね。ご清聴ありがとうございました。

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