いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2014年10月24日金曜日

上高地 実行編みょうじん

さて二日目の夜はメインダイニングでのディナーを予定していた。食イベントに重きを置く我が家は用意周到に「その時」にそなえた。まずは腹ごしらえ前の腹ごなし?に明神池に出発だ^^ 。そうです、我々の目的は上高地ではなくて上高地帝国ホテルの食事。上高地の散策は手段にしかすぎない、なんというバチ当たり人生

前述の通り、二日目朝は大正池を散策してその後は11時くらいまで読書室。アルペンローゼの開店を待ってから早めの昼食をとり、それから穂高奥宮をめざすことにした。というわけで散策前にカジュアルレストラン「アルペンローゼ」に突撃。
リブアイステーキとピラフ 3,240えん
ビールに合うガッツリごはん
もはや上高地観光の名所の一つともいえる上高地帝国ホテル。ラウンジで一服したり、こちらのレストランで昼食をとったりと、宿泊はしなくても利用する日帰り観光客は多い。ネット上でも口コミやブログ記事が満載。そんなわけでいまさら私が言うことは何もないのですが一言「おいしゅうございました」。私のチョイスはリブアイステーキ 安曇野うどと茸の和風ピラフと一緒に。今から明神池目指しますからね、そこは肉ですよ肉!添えられたサラダのドレッシングが昨晩の鉄板焼きのサラダ同様とても上品な味。酸味が苦手な私には嬉しかった。店内は思っていたよりも、こじんまりとした感じ。開店直後でお客が半数くらいだったから山小屋風で素朴なかわいらしさがあったけど、混み合うとやや窮屈に感じるかも。そこも含めて山小屋風。
口コミに踊る「うまい不味い」という話は好みの問題だから意見が分かれるのは当然のこととして、ここに共通する話題は「値段の高さ」。でもこうしてメニューをよく見れば日比谷帝国ホテルの昼食とほとんど同じ値段ですね…。缶ジュースだって下界のものが山に登れば高騰するのが世の常。それを考えると下界の日比谷と同レベルに料金設定をしている上高地帝国ホテルって、むしろ良心的なのか?上高地観光のついでに帝国ホテルを体験できます、という企画の一つと考えればこういうのもアリかなと思う。値段まで追体験しとうないわい、と言う人がいてもそれを否定はできませんが ね ^^;
明神館でソフトクリーム
ヨーグルトブルーベリー味

さて腹ごしらえ完了。いざ明神、穂高奥宮へ。
河童橋〜明神池の往復は右岸と左岸の好きな方を各自が選んで歩くのがセオリーですが、私は起伏に富んでちょっとシンドイ右岸(岳沢湿原側)を元気ハツラツな往路で制覇し、帰路はなだらかな降り道の左岸(小梨平側)をとるルートを推奨。往きの右岸ですれ違った明神帰りの山ガール達は息も絶え絶えで、皆うんざり顔なのが印象に残った。疲れた体で登り降りは本当にシンドそうだったので「帰路が右岸」は鬼門。
河童橋のビジターセンターをのんびり覗いてから帝国ホテルに戻ると時刻は午後4時頃といった感じ。お昼ご飯から見積もれば観光の所要時間は5時間ほど。ムリのない計画でお出かけください。
岳沢登山口へ向かう山装備のグループ
気をつけていってらっしゃい
 ホテルに帰還したらラウンジ「グリンデルワルト」へ直行して一杯ひっかける。ホテルチェックイン時に飲み物券を頂いたのですが、ソフトドリンクの他にビールも選べるのが嬉しいね。心地よい疲労感に冷たいビールがなんとも美味しい〜。
一心地ついてホテルの中を見渡せば…前日の宿泊客は年齢層がかなり高めだったのに対して、本日の客層は一気に若年層に寄り切って子供(大学生っぽいのも含む)を連れた家族連れがチラホラ。気がつけば私達夫婦の両脇はどちらも赤ちゃん連れの夫婦が布陣してるではないか。赤ちゃん連れて山岳リゾートなんて、経済的にも精神的にも余裕があるパパママで羨ましいわ〜とお世辞抜きに暖かい気持ちで眺めてた。赤ちゃんを連れて遊びに出かけるのって相当シンドイことと実感してるから。だがしかしメインダイニングに赤ちゃん連れでフルコースディナーを食べに来た夫婦を見るに至って、それはちょっと…ホテルには他のレストランも用意されてるのに敢えてフルコースチョイスって体力面でも精神面でもタフすぎやしないか?幸いにも大人しい赤ちゃんだったので周囲のお客もパパママも、誰も困る事態に陥らなかったのは店にとっても僥倖(ぎょうこう)でしたが、こうしたことは本当に巡り合わせの運頼み。

メインダイニング、ディナー、フルコース、どれも赤ちゃんと相容れない要素…じゃないのか?今は?もしかして?この辺りのビミョ〜にしてデリケートな話題は避けるべきかとも思ったのですが、袖すり合うも何かの縁なので恐る恐ると書いてみます。ただし言葉を選んでまた別のいずれの日にか ^^; 
アメリカ都市部の話ですが近年、子供向けじゃない場所に子連れで来る層が急増し各種トラブルが生じているそうで「子供のレストラン入店を禁ず」なんて取り決めを州ぐるみで始めた所もあるとか(←テキサスだな〜 ^^; )。「行き過ぎた措置は行き過ぎた行為の代償」というのが一部識者の見解ではありますが、はてさて中庸とはかくも難しき課題か…。どちらサイドでも、何事もやり過ぎはイヤね

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