いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2014年10月16日木曜日

上高地 実行編ほてる

窓辺の読書
ぐりとぐらってこんなにあるのね
上高地帝国ホテルの謎を解明するぞ第三弾、読書室ってどんなですか?の巻。あずさ庵前の廊下を左に折れた突き当たり、宿泊者専用施設の読書室があります。バックヤードに面したこの部屋の窓辺からは、左手にロビーラウンジ「グリンデルワルト」のテラスがちらりと見える。

朝の大正池散策と朝食を終え、ハウスキーピングが入るこのひと時に読書室を利用するのはナイスな思いつきだった。窓辺の席に陣取って読書を楽しんでいると、考えるのは皆同じようで次々に利用客が読書室に入って来た。最後は満員御礼状態。寄贈本で占められた蔵書は古いものが多く、書棚もレトロでちょっと懐かしい木の薫りがする。古びた母校と同じ雰囲気に包まれて気持ちは十代の頃に立ち返る。ちなみに私が選んだ本は「穂高神社とその伝統文化」。中学の頃と好みが一貫して変わり無し。安曇一族が何故、山中で海神を祀ったかに興味があったのですが、上高地つながりの風土記的なものがこの読書室にはあるに違いないと狙いすまして来たのが予想的中。これはとても興味深い内容でしたが、そのお話はまた別の機会に。

窓からの風景
椅子の上に立って撮りました^^;
さてついでと言ってはなんですが他の謎も解明しておきましょう。議題は部屋からの眺望ってどんなですか?三階アティックルームからの眺めをup する人がブログ上あまり見当たらないので、これは私の使命と思いトライしてまいりました。そもそも何故この部屋の眺望があまり取りざたされないかといえば窓が高い位置にあるからなんでしょうね。私の伸長は160cmほどですが窓辺に立つと窓枠の下辺がちょうど目の高さ。窓の外を見たければ幼稚園児が電車のシートに身を寄せて伸び上がるみたいな姿勢で覗き込まねばならない。
身を乗り出せば煙突と風速計が見える
が、この体勢はオススメしない
窓辺に立ってみるとこんな感じ
この日、霧が稜線を走って幻想的
ベッドに腰掛けて見る風景
そんなわけで写真は椅子の上にのっかってお子ちゃまみたいに撮影しました。しまいにゃ窓への映り込みを避けるために窓下の梁部分(ヒーターの上に桟が通してある)に膝をついて窓外に上半身を乗り出して撮ったけど、良い子は絶対にマネしないでください^^; かなりみっともない有様です。
部屋が梓川サイドだった今回は窓外の正面は焼岳から西穂高に連なる稜線部が見える配置。山のことは不案内ではありますが、割谷山と槍見台というのでしょうか、その辺りの風景と思われます。ベッドサイドに腰掛けて窓を見上げれば、その稜線が見える塩梅(あんばい)。窓辺に椅子を置いて立ち上がり、真左を見れば焼岳が真右を見れば穂高が見える。落ち着いた状態で景色を楽しむなら、やはり一階共有ベランダに行きましょう^^; 。共有ベランダには年代物のゴツい双眼鏡が置いてあって、それに触るだけでも価値あり。

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