いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2017年7月25日火曜日

酒は万病の元

ジンギスカンだよ、おっかさん。その前に余市でニッカウイスキー見物です。前述のように小樽をすっ飛ばして余市へ向かいウイスキーの歴史についてお勉強。旦那は仕事と趣味を兼ねて昔からここへはよく足を運んでいたのですが、数年前の朝ドラ『マッサン』効果も合間って近年は来訪者も急増しているようです。というわけで楽しみにしていた試飲(有料の部)は、すっかり樽が空になってしまったようで目当てのお酒が飲めなくて旦那は意気消沈。それでも私は無料試飲コーナーで十分酔っ払いました。
懐かしいCMグッズ
遠くであなたが呼んでいる〜
工場の展示ではニッカの創始者、竹鶴(マッサン)とリタの生活ぶりなども紹介されていましたが、スキーに興じるリタの活動的な写真を見ると朗らかで素敵な女性だったことがうかがえる。竹鶴自身は孫に向かって「国際結婚だけはするな」と物議をかもす発言を残していることで有名ですが、その真意は「遠い異国の地で妻に苦労を強いてしまった」という悔恨の思いからでた言葉であった(らしい)ことを彼に成り代わって釈明しておきましょう(^^;)
さて試飲コーナーですが、普段ウイスキーを嗜まないので少量でもかなり足にきた。アップルワインは飲みやすい上にアルコール度数はかなり高め。試飲の際はご注意ください。併設されてたセルフコーナーの水とリンゴジュースが美味しゅうございました。これも忘れずにお試しください。

試飲グラスはこんな感じで振舞われる
赤い五陵星は開拓の誇り
レンガの建造物は素敵
余市からトンボ返りで札幌に戻ると今度はサッポロビール園でビールの歴史についてお勉強。併設レストランではここでしか飲めないビールをジンギスカンと共にじゃんじゃん飲む。隣の席では初デートとおぼしき若い学生カップルがジンギスカンデートを楽しんでいた。脂が飛ばないように女性側の鉄板はマッサラな状態にして男性側の鉄板だけ使用しているのを見てこれはこれで新鮮な驚きがあった。しかもこの二人の会話がなぜか私達夫婦の暮らす町にある大学の話題だったので、こんな遠い所に来てご近所さんの噂話を「へ〜そうなんだ」と聞いてしまう奇遇に不思議な感慨。
お腹いっぱいでも
雪印パーラー!
まあとにかくこの日は飲みすぎました。翌日になってもお酒が残ってる感覚なんて久しぶり。それどころか、帰宅して一週間くらいは「お酒はもうやめておこう」という気になったくらい。今だって北海道のことを考えるとウイスキーとジンギスカンの香りが記憶の中から立ち上るくらいで、どうしたものかと思う。←まあ口さみしい時は便利かな。
今回の旅行は下調べもせずに行った上に酒ばかり飲んでいたので妙な印象を残すことになり、正直すまん北海道。予備知識はないものの、北海道イメージの名物にはそれなりに手を出して帰りの新千歳空港では味噌ラーメン、ジンギスカン帰りには雪印パーラーでメロンパフェも食べてきた。

「北海道、楽しかったでしょ」と聞かれても、もはや酒と食べ物の記憶しかない。次行く時はもっとゆっくりじっくり、土地の記憶と語り合いたいものです。

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