いらっしゃいませ

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2017年7月5日水曜日

デッカイドー

北海道の観光CMでしたかね「デッカイドー、北海道」なんて昭和なキャッチコピーを思い出しつつ北海道旅行の備忘録。

そもそも、あれを北海道旅行と呼んでいいものかどうか。始まりはいつも突然で旦那が「北海道のチケット取りたいからいつから休めるか教えて」と言い出したのが4月のこと。旦那自身の都合を優先した結果、私の勤務日にどうしても旅行したいらしい。こちとら転職したばかりだし仕事のサイクルもまだわからんし、いつなら行けるかなんてわかんない。職場の様子も人間相関図も何もわからない中でいきなり「休んでいいっすか〜」とか言いにくいこと甚だし。だけど行くと決めたら止まらないのがうちの旦那。新しい環境に慣れるまで頭も気持ちも回らない事情をちゃんと説明しているにも関わらず、数日おきに「休み取れた?」と能天気に聞いてきて私に余計なストレスをかけることかけること。ストレスが女をダメにする〜♪と森高だって言ってるじゃないか。

最終的にヤケクソ気味に「もういいよ!チケット取れや。取れた日取りで休みくださーいって言ってくるから、プンスカ」と言って決まった日程が6月の中旬。旦那がせっつかなくなったのでようやく落ち着いて仕事に没頭し、旅行のことなど完全に出かける直前まで抜け落ちていた。
出発の前日に北海道のどこへ行くのかをようやく聞いた。お昼は羽田で空港遊びをしてから夕刻札幌。蟹を食べて就寝。翌日は余市でウィスキー工場見学、夜はサッポロビール園。最終日は新千歳空港遊びで味噌ラーメン食べて帰宅
駅だけ記念撮影
ほうほう、この人の企画する旅行はいつも「名古屋で味噌煮込みうどんを食べるよー、食べたよー、帰ろう」「熊本で馬刺し食べるよー、食べたよー、帰ろう」「京都で湯豆腐食べるよー以下略」「博多で水炊き以下略」てな感じにとんぼ返りパターンでいつも私が「ちょっと待て!せめて〇〇くらい見させてくれや」という形で観光が一個つくという形式。今回は珍しく2泊もとって色々考えたのね。遅ればせながら私もガイドブックをめくって地理情報をインプット。
「へ〜余市って石狩湾に面してるんだ。小樽で乗り換えならちょっと運河でも拝むか」
「あー、サッポロビール園の前後で時計台見ようと思ってるから運河の時間はないかも」
…企画したらしたで、意外と融通が効かないのね。
結局小樽は「また今度ね(いつだよ?!)」ということで余市からはトンボ返り。サッポロビール園までまだ時間があったので「せめて北大くらいは見せてくれろ」と頼んで生協でゴーフルをゲット(←いろんな大学のゴーフル缶があるんだよ)。

旦那がこうした旅行に私を誘うようになったのは8年くらい前からか。なんとなくだけど、罪滅ぼし的な気持ちで私を連れ出すようになったのだと思っている。
育児に専念していた頃の私は本当にお金を使わない人間だったし、超インドア派のゲーマーだったからどこにも行けなくても文句も言わずに家で子供とゲームしておもしろおかしく暮らしてた。それに引き換え旦那は貯金できない人間だし、仕事で観光地への出張の機会も多い。ローンと家計費を渡したらあとは俺の金という生活が長く続いた。
旦那はある時、仲間の奥さん話や自分の母親(←超買い物大好き人間)と比べて私が異常にお金のかからない女だということに気づいたらしい。私が働き始めてもなお一切自分にお金をかけないのを見て急に憐憫の情に襲われたのですかね?出張先で食べたあれが美味しかったから一緒に行こう。と、誘うようになった。

優しい旦那さん、と人は言うけどあれは絶対に何かを必死に誤魔化そうとしているのだと私は思ってる。私が育児期間中にやりくりしている間に、実に気持ちよく蓄えを使いきってしまった過去をなんとか挽回しようとしている風にしか見えない。私が働くようになってからは私の蓄えをあてにするようになってしまったし、なんとかご機嫌を取ろうと旅行に誘うようになったのに違いないんだ。
確かに旅行は誘ってくれるけど、当然の事ながら旅費はいつも仲良く割り勘なんだよ(^^;)

はっ、何この恨み武士。北海道旅行の備忘録に全然なってないじゃないか。
ということで旅行の話はまた来週

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