いらっしゃいませ

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2011年12月3日土曜日

不思議の国のマリス

食べ物ラベルを作ったので、今回は早速お気に入りのケーキ屋について書きます。まずは写真でも。
上からラズベリー、中段左チョコムース、右コーヒー、下はタルトタタン
Cake of December 

ここは野中の一軒ケーキ屋。農道へと向かう道の入り口にたたずむ店。一見、美容室と見まがうモダンな建物。なのに駐車場に入るには小さな用水路(?!)を越えないといけない。草むらになった入り口は見つけにくく、すぐ目の前にあるのに入り込めない。そんなワンダーランドがケーキ屋 Malice 
建物の中はお洒落な空間。失礼ながら「何故こんな場所に?」と思ってしまうほど土地的に不釣り合いなオシャレショップだ。ケーキ屋なのに自由に使えるミニお座敷スペースがあるのもここの特徴。どーなってんの、つくば。怖いわ、つくば!

しかし私を真に震撼させたのは、ここのケーキ達。何が一番ハートをキャッチしたかといえば独創性。オリジナリティ。ここにしかないモノ。これに尽きる。
私のツイートを眺めてる人はご存知でしょうが、私は高頻度でケーキを買い食いします。いろんな店を食べ歩いてます。んで、あまたのケーキを眺めてきた私が感じたのが先の感想。「ここのケーキはここにしかないケーキがてんこ盛り」かなり凝ってます。

ヒット商品のたいがいがそうだけど、誰かが工夫して作り始めたケーキは人気が出ればすぐさま他所の店でも販売を開始する。結果、どこのショップも似たりよったりの商品が並び、そうなると味も容易に想像できてしまう。こんなことばっかやってると、ケーキを選ぶ楽しみがなくなっちゃうのよ。ケーキの醍醐味は悩んで選んで目移りするところにあると思うわけなのよわさ。ケーキを選んでワクワクしたいから人はケーキ屋に行くのです。わくわくする気持ちを甘く見てはいけない。

もちろん料理番組にありがちな、キテレツな食べ物作って「独創的でござい」だけではダメ。食べた時にガッカリするようでは意味がない。そりゃ新機軸のケーキが口に合わない時だってあるけれど、それは産みの苦しみ。挑戦が新たな味を創造するとわかっているから、職人さんには臆することなく挑戦を続けて欲しい。その一方で基本のケーキもきちんとこなす。この両輪があってこそのケーキ屋さん。
かくてパトロンにでもなったつもりで私は今日もケーキ屋に通うのであります。おいしいと思ったケーキは何度でも買う。それが明日の流れを作るのです。行列に並んで一回食べたら満足して終わりみたいなのは パッパは感心しないな。by 森鴎外

ちなみに私の印象ではこちらはクッキー生地に強い店。焼き菓子コーナーにあるクッキーはどれでもおすすめ。夕方は品切れてるけど、クロワッサンも良かったです。

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