歴史好きならピクリとくる名前ですが、西郷どんの友達じゃーないっぽい。多分、コレは店主(あるいは創業者)の名前。なぜならこの近所には大久保熨斗吉商店、大久保二郎商店というのもあるから。つまりはここは大久保横丁。大久保の郷。大久保ランド。
こちらはお月見団子。よもぎの香りが甘美。 We eat moon-viewing dumplings in September |
さてお店の紹介を。店舗は小さな民家の軒先っぽいつくり。注意してないと見逃すくらい地味な景観。中学校の脇にあるので中学校を目印にしましょう。店舗の奥は小さいながら餅工場になっていて従業員が働いてる様子が見えます。ここのよもぎ餅は、さだまさしが絶賛していたことで有名ですが、餅全般どれも美味しい。一口食べれば餅好きにはわかる、良いお餅です。まとめ売り(六個入りや十個入り)のため、ちょっとだけ欲しいという人には不便ですが、こんなの餅好きならペロリですよ。
お店紹介とは関係ないけど、豆知識をば。家でよもぎ餅を作るときは春菊で作ると、ぐっど ですよ。湯がいて細かく切り刻み、すり鉢ですった春菊をつきたてのお餅に混ぜ込んでできあがり。コンビニで売ってる「なんちゃってよもぎ餅」なんかよりずっとよもぎ餅っぽくなります。やはりヨモギは色だけじゃなく香りが命。
さて大久保利通商店には「正助時代の大久保利通?」と思わせて別のお侍さまの写真が掲げられています。実はこの方、江戸の探検家 間宮林蔵 。間宮海峡のあのマミヤですよ、マンマミーヤ!そばを走る小貝川の畔に菩提寺と生家があるそうです。というか通勤時にいつも目にするお寺さんだ。時候が良くなったら行ってみる予定。レポは春までお待ちを。
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