職場にはいろんな国の留学生がいておもしろい。中でもチュニジア人のチューさん(仮称)は意外性でピカイチ。
地中海に面した北アフリカに位置するこの国の公用語はアラビック、またはフレンチ。しかもムスリム(イスラム教徒)の国。私の想像を越えた世界。
イスラムつーたら「コーランか剣か」ってなもんで、おっそろしいヒゲ面男のイメージしかなかったけど、チューさんはいつも笑顔で冗談ばかり言ってる愉快な女性。「夏のラマダン最悪〜」とか愚痴ってる姿を見てムスリムに対する認識はかなり変わった。
ラマダン(断食月)は太陽が出ている間は絶対に食べ物を口にしないムスリムの我慢大会。
何でそんな事するのかは説明してもらったけど、ネイティブじゃない者同士の英会話の悲しさよ。途中から私の頭の中はムジュラの仮面でむじゅむじゅしてて、要するに途中から私の思考は亜空間飛行に入ったのでこちらをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ラマダーン
夏は日照時間が長いからとにかくラマダンが辛いんだと。
日の出前に朝食を食べないと一日中空腹で大変な事になるから、朝は4時くらいに起きてるそうだ。
「で、お腹が空くから朝ご飯食べたら寝直すの」
え〜〜!二度寝ですかい。いろんな意味でムスリムに対する認識が変わった。
戒律には厳しくてもなんていうかカワイイんですね。
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