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2017年2月26日日曜日

転職顚末の記

保育園に子供を預ける働くお母さんに対して、やや自虐的意味を含んで働かないお母さんなんて言葉もあるようで、今回は働かないお母さんが働くお母さんに仕事を譲った話です。あ〜愚痴です。御用とお急ぎのない方はお立ち寄りください。では行ってみよ!

同じ職場にいた派遣スタッフAさんは出産を機に仕事を辞めた。同じく派遣スタッフだった私は直接雇用(つーても年契約の有期雇用だ)に切り替えてAさんの後任として働くことになった。そうして半年以上が過ぎた頃、Aさんは突如自分も直接雇用で雇ってくれろと上司にコンタクトをとってきた。最初はワークシェアリング的な形での雇用が提示されたが、Aさんは子供を保育園に預ける為に勤務日数を確保する必要があるという。私が譲る形で調整をするがそれでも家を買ってローンがあるから本当は週5で働きたいんですよねと、何やら不満が残るご様子。
そんな話聞いたらおばちゃん、気が気じゃないわ。後釜で入った私が居座ってるから、元々働いてたAさんが週5で働けなくなった。あー子供産んだら仕事失っちゃうよ。1年前の流行り言葉で日本しね、てな感じ
いや、そんなこた言われてないけどね。元々私も居たわけだし。直接雇用は私の方が先だったわけだし。でも空気読めないクセに妄想力だけは逞しいんで、それ位のことは下手すると思われてるなと考えるともう勝手に針のムシロ。
三方一両損みたいな大岡裁きをやっても結局みんながチョットずつ不満のタネを残すくらいなら私が他所へ出て行ってAさんを週5で雇った方が話早いんじゃないですか?と、試しに求人が出ていた職場に履歴書を送ったらあっさり採用されてしまった。

「ポテンシャルが低いのに5日働かせろと言うAさんのためにキチンと働いてたあなたが割りを喰う必要はない。あなたも自分の要望を上司に言うべきだ」と私を励ましてくれた同僚には本当に申し訳なかったが他所へ行きますという要望を言って全ては片付いた。
Aさんは晴れて週5勤務になり、上司も予算内に収まり、みんな言うことないでしょと思ったらAさん曰くこの仕事を全部一人でやらされるのは困る…ですと。私、それ全部一人でやってましたよ(しかも週3勤務で…)。どんだけポテンシャル低いんだ。一緒に仕事する羽目にならずに済んだ私にも結果オーライな裁きになったようで言うことナッシング。(←ほんとの転職理由はここにあったんだけどね ^^; )

この度の経験で思ったのは専業主婦時代に割とこうした待遇に慣れっこ体質になってたということ。自治会でもPTAでも  前述のご近所トラブル  でも、フルタイム勤務じゃないからこれ位やってくれてもいいでしょとお気軽に変な役回りを振られてしまう経験の数々をこなしてきた。賃金労働をしないお母さんは働かないお母さんと認識される社会だが、私はその働かないお母さんであることを選択して逃げ場のない所で理不尽の極みのような思い通りにならない生き物係として務め上げた実績がある(その後、自分の子供じゃない人達からお母さん呼ばわりで理不尽な役回りを振られることに根をあげて賃金労働に走った経緯はありますけどね)。
私の周囲の専業主婦の多くは子供の世話を自分の仕事と認識して務めに努め上げてきた猛者ばかり。どうにも「働かないお母さん」の呼称に違和感アリ。もちろん例外はある。何があっても動かないお母さんという部類はいる。しかしそれは専業主婦と兼業主婦のどちらにも見受けられる種族だ。職場においては動かないお母さんの尻拭いを職場の仲間がやるように、コミュニティにおいては動かないお母さんの尻拭いはコミュニティに長時間在籍する専業主婦が処理班に当たることが多い。役員活動(orやらねばならぬこと)から逃げ回る種族はすべからくこの動かないお母さん。兼業か専業かは実は関係ないのだ。
兼業でも専業でも、どこででも気持ちの良い働きをするお母さんは私にとってはまさに憧れのマドンナ(聖母)。彼女達のポリシーは誰かがやらなきゃならない仕事ならさっさと片付けちゃいましょ
実に気負いがなく、誰も責めず妬まずな精神の持ち主。まったき見習いたいものです。私は未熟者なんでブログでこそっと吐き出しちゃう。えへへ、それっくらいは見逃してくれよ〜ぅ

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