お天気は曇天 残念だけど歩くには好天だった |
電車なら松本に出てローカル線で新島々(しんしましま)駅へ。そこから路線バスの旅。松本から待ち時間も入れて1時間半から2時間というところ。
車なら沢渡(さわんど)からシャトルバスかタクシーに乗り換えて上高地入り。これは沢渡から25分ほど。松本I.C.〜沢渡間は今回渋滞ナシで50分たらずでした。
他に高速バスで新宿から直行という手もある。渋滞がなければ新宿から5時間ほど。
(以上は関東方面アクセス)
バスに乗る行為は普段乗り慣れないものにとって敷居が高い。電車利用もローカル線やバス乗り継ぎのタイミングによっては結構所要時間を要して、なるほどこれは大変だ。結局「車で行ってみるか」となって沢渡駐車場エリアの情報を覗くと、なんだかここもキテレツな情報が錯綜して意外と面倒くさかった。
まずエリア内に複数点在する駐車場のどこに停めるか悩ましい。エリア内のバス停留所は全部で7カ所(←降車専用も含む)。バス停付近の駐車場が良かろうが、そもそもどのバス停で乗るのが最適かわからない。古い情報によるとシャトルバスに乗るなら起点の「沢渡大橋バス停」がベスト!となっていた。しかし2013年、環境省がバスターミナル(BT)を整備して「お客をBTに集結させて一旦車から降ろし、啓蒙ビデオを見せてから上高地に誘導しようぜ」と言い出したとかなんとかで、「さわんど大橋」でバスに乗った客も「さわんどBT」でバス乗り換えを余儀なくされる?!な〜んて厄介この上ない仕様を画策したっぽい。これがあまりの面倒くささに頓挫したかなんか、この辺の事情がどうもハッキリしなかった(2014年7月の段階、9月からはいろいろ改正された情報が各方面にup されてます)。
よし、私が現地で確認してこようじゃないの!と思ってたらアルプス観光協会が出している 沢渡温泉マップ が疑問をあっさり解決してくれた。←2017リンク先を差し替えました
本文中の「沢渡温泉マップ」をクリックすると最新pdfファイルが出ます |
やっと得心がいった私に旦那が無情の一言。「帝国ホテルなんだからタクシーで乗り付ければいいじゃん」…だそうです。ああ、さようでございますか…がくり。
ちなみにホテル玄関までタクシー乗り入れができるのは道路そばに位置する帝国ホテルだけ。他の上高地内宿泊客は立地にもよりますがタクシーで乗り入れたいなら午前9時までにホテル入りすること、と決められているそうです(ご利用の際は各ホテルに問い合わせてみてください)。
なお、上述の環境省が推進した「BTで啓蒙計画」ですが、どうしてこんな風になっちゃうかというとやはりマナーの低下が一因。お手軽バスツアーで予備知識なしの人が大量に上高地に流れ込むようになり、その結果注意喚起が必要になってしまったようだ。予備知識とは最低限の5つのルールである植物や昆虫を採取して持ち出さないこと、野生動物にエサを与えないこと、ペットや外来生物を持ち込まぬこと、ゴミは持ち帰ること、歩道を外れないこと(他には山歩きの暗黙ルールとして木道は原則右側通行、坂道では登る人優先なんてのもある)。
第三駐車場構図 ちょっとわかりにくいかな |
さてさて、さわんどバスターミナル(市営第三かすみ沢駐車場)を実際に使ってみた感想なんぞを…
駐車場は川べりに「段々畑状」になっておりBTの下の階層にあります。当然、ターミナルに出るには階段を上がらねばならない。駐車場奥にある地下通路を通ってBT直下へ進み、そこから階段という仕様。エレベーターはナシ。そんなわけで車椅子やベビーカー、足の悪い方は駐車場に入る前にターミナルの突き当たりにある「降車場」をご利用ください。って、そういう情報は早めに欲しいわよね〜。てなわけで私が今ここに up しておきました^^。
階段移動は多少不便。だけどバス・タクシー乗り場に屋根があるのは雨天の日の荷物積み降ろしを考えるとかなり便利かも。また松本方面に帰る際は直に沢渡大橋に出ていけるので渋滞シーズンにはやや便利かな。ということで次回があるなら我が家はまた第三駐車場を使いそう。
そんなこんなでこれからしばらく、上高地備忘録が続きまーす。
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