いらっしゃいませ

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いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2013年6月23日日曜日

アシカとアザラシ

北カリフォルニアの海岸には沢山のseal が生息している。このseal とは実にいい加減な分類で、アメリカ人にかかるとアシカもアザラシもseal 。sea lion と表記されていればそれはアシカ(本当はトドのことらしい)を指していて、モントレーでゴロゴロしてるのは私の見立てでは多くがアシカっぽい。
この子は耳たぶついてるのでアシカ
フィッシャーマンズワーフにて撮影
せっかくなので両者の違いを。大きな特徴は耳たぶがあるかないか。アシカには耳たぶがあるらしいのですが、残念ながら余程近くに寄らないと見えませぬ。次なる特徴は後ろ足が発達してるかどうか。アシカは二股にわかれて大地にシッカと踏ん張れる構造。なので上半身を起こすことができ、陸上でも多彩な動きが可能。対するアザラシは後ろ足が常に揃った状態で陸上では丸太のように転がるしか能がない。でもね、モントレーのアシカは基本的に丸太のように寝てる所しかお目にかかれないのでこれもパッと見では識別できませぬ。他に豆知識としてアシカはクマと先祖が一緒。だからでしょうか、前足も器用で泳ぐ時には前ヒレで水をかき分けて泳ぎます。アザラシの先祖はなんとイタチ類と同種だとか。進化の枝分かれって本当にオモシロイ。

さて、予告どおりにシーサイドウォーキングに出かけますよ。まずはキャナリーロウの駐車場で水族館組に別れを告げて歩き始める…と見せかけてショッピングエリアのギラデリーショップへ!サンフランシスコのチョコレートショップは激混みなので、ここにショップが出来た時からずっと狙ってた。旦那と一緒だと間食は却下されるのでお一人さまの今がチャンス!お一人さまって自由でサイコー!さあ、腹ごしらえを済ませたらずんずん行きますよ。
A地点の水族館からBのラバーズポイントまでは2キロほど
Harbar seal アザラシの案内板
ギラデリのパフェ!

まずは水族館の前の坂道を登ると四つ角の手前、右へ折れて海岸へ出るコースタルトレイル(遊歩道)が出現。スタンフォード大の研究施設の前を抜けるとそこはもう海。砂浜には十数匹のアザラシがお昼寝中。海岸の車道に並走して遊歩道が整備されているので人々が海を眺めながらのんびり歩いてます。頃は3月。好天に恵まれ紫外線は相当量。冷たい海風が吹くので休憩時には上着が必需品。歩いて暑くなったら腰に縛って歩ける位の薄手の羽織り物があると良いでしょう。雨の日は論外として、曇天の日はかなり寒いです。
ラバーズポイント
ここで結婚式を挙げるカップルが多いらしい
リスは至近に寄ってくる
道すがらに、海の生き物や植物の生態について描かれた案内板があるのも嬉しい。砂浜は少なくて岩場がほとんどですがカクタス(サボテン類?)を中心に植生もあり、そこをリスが駆け抜ける。ラバーズポイントには岩場と砂浜の両方があるので多くの人が集まってきます。自動販売機や売店もあり休憩に最適。でもリスにエサは与えないでネ。カリフォルニアでは野生動物へのエサやりや接触は禁止されています。とはいえ、何かあげたくなっちゃう人は多そう。そうでなくちゃ、あんな至近に動物達が寄って来るとは思えない(^^;)。Keep wild things wild 自然は自然のままに、でどうぞヨロシク。

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