歌を忘れたカナリアは象牙の舟に銀の櫂月夜の海に浮かべれば忘れた歌を思い出す
こちらが有名な別館 Nikko Kanaya Hotel is a famous historic hotel |
明治の建物がそのまま使われている金谷ホテルは正統なるクラシックホテル。中でも箱根の老舗 富士屋ホテルの華御殿 の手本となった別館の風情たるや、ため息の出るようなクラシカルっぷり(別館は昭和10年竣工)。「いつかは泊まってみたいものだ」とずっと考えておりました。その憧れの金谷ホテルに泊まる機会がついに訪れたのでございます。
正面玄関と右手の別館が有名ですが 視線を左にそらすと本館奥にひっそりと第二新館の姿が |
口コミ情報で情報を得ようとしてさらに驚いた。スタンダードで予約をしたお客様のほとんどが当日アップグレードで別館や本館に「泊まっちゃいました♪」みたいな話がちらほら。もしかして第二新館というのは実在してないのでは…な〜んて新説をぶち上げたくなる程の謎っぷり。
いいでしょう!これは私がやらねば誰がやる。第二新館に泊まってレポしてみようじゃないですか!というわけで?第二新館に一つだけ作られた小山薫堂プロディースのスペシャルルーム「オレンジスイート」に泊まることにしましたよ。
国指定登録有形文化財に指定されている、本館や新館、別館などの客室に比べると、昭和36年に増設された第二新館にある150号室は、時代的にも若干中途半端な印象を受けてしまう。スイートルームで広いけれども、客室からの景色が良くないという理由で、あまり利用されていない部屋です。ホテル側に、この150号室を好きに使っていいかと打診したことが今プロジェクトの始まりです。(小山薫堂オレンジスイートプロジェクトより抜粋)
あ、やっぱりそういう場所なのね。果たして歌を忘れたカナリヤは歌を取り戻しているのか否か。詳細は次回より。謎の第二新館情報をたっぷりとup する予定でっす。お楽しみに〜
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