いらっしゃいませ

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いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2012年2月18日土曜日

料理の哲人

おいしいものの前に思考なんていらない。感じるんだ!Feeeel!
というわけでアグネスホテル内のフレンチレストラン『 ラ コリンヌ 』でお食事を。
かねてからコストパフォーマンスが非常に良い店と聞いていたので、どんな料理が出るかとても楽しみにしてました。とはいえ宿泊プランについてるディナーなんで、多少は廉価版じみた所もあるのではないかと期待と不安の交錯するなかで入店。結論から言えば質、量ともにナイスバランスでした。
アミューズ牡蠣のカナッペ
前菜スモークサーモンのファルシー
店内に気取った感じはありません。小規模だし給仕も若い人が多い印象。言い過ぎだが「お洒落がウリのペンションのダイニングルーム」と言えなくもない風情。レストランで無用な緊張感は欲しくないという人に馴染みやすい一方、非日常的な緊迫感?も含めてディナーを楽しみたいという人にはちょっと違う雰囲気を醸してるかもしれません。(ロブションみたいなのはイメージしないでねってことデス)ここは評価がわかれる所ですが、場所柄か店内の客層は落ち着いてるので雰囲気は決して悪くありませんよ。
だからこそ(?)想像を上回る手のこんだ美しい料理が運ばれてきた時の感動はそれなりに大きい。見てください、前菜サーモンの一皿のなんと美しいことか。
「カナッペ」とか「ファルシー」とか勝手に書いちゃったけどそういう感じの料理です。アミューズはサクサクしたトーストの上にエシャロットとあわせた牡蠣をパテのようにのせドライトマトを添えています(確かそんな感じ)。前菜は自家製スモークサーモンにズワイガニやら林檎やらをタルタルつーかムース状に仕立てたものを詰めて、変わり野菜を添えマンゴーだかのソースをあしらってます(確かね^^;)。

素材の味が楽しめる二品を終えてメインへの期待が高まったところでポタージュ登場!これがおいしい!言葉をなくす美味しさなんて、レ セゾン(帝国ホテル)で食べたトリュフポトフに添えられた野菜スープを飲んで以来。無言になった所でメインに突入だ。
旦那はスズキのなんやら。私も食べたかったのだが同じメニューではもったいない気がして肉料理をチョイス。ポトフにした豚を香草焼きにしてからスープにのせての登場。ほろっとした肉。繊細な香草パン粉。野菜スープのうまみ。おいしいって幸せ。
ポロ葱のポタージュ
メイン鹿児島豚の香草焼き
グランデセール林檎のガレット包み
グランデセールは旅に例えるなら最終日の夜。旅の終わりを予感しながら余らせた現金でちょっとした贅沢を愉しむかのような甘いひと時。ガレットを茶巾仕立てにしてキャラメリゼした林檎とカスタードを包み、ソルベや紅玉のソースとともに。食用花が添えられ、まさにデザートと呼ぶよりは巻き舌でグラン デセ〜ルゥ!
最後のコーヒーにはホテル脇の洋菓子店『 ル コワンヴェール 』の名物ギモーブ、焼き菓子、生チョコが添えられていました。名残を惜しみつつエンドマーク。
と、このようにディナーは大満足の内容。これにグラスシャンパン、グラスワインの赤、白の3杯が適時出て来るお得なドリンクセットを付けちゃいました。
この3種セットはかなり気に入った。1セット3,000円ほどでしたが、二人分にしてもワインやシャンパンを1本頼むくらいのお値段。それで3種類も楽しめる上にどれにするか悩む必要もない手軽さは悪くない。テーブルでボトルからサーヴしてくれるし説明もちゃんとしてくれる。なによりどのお酒も美味しかった〜。赤ワインを口に含んだ後、パンの味が激変したのにも感動。あ、パンも二種類いただきました。ぺろり。これだけ食べたのに苦しくなるほどの満腹感はなく気持ちのよい充足感。本当に料理のバランスが良かったのだと思います。

おまけ
ケーキ屋さんで買ったお土産
ちょっぴりだけど和食もあるでよ
翌朝は同じテーブルで朝食ビュッフェ。ホテルビュッフェとしては品数は少ないんだろうけど適量。しかもどれを取ってもハズレなし。(品数多くても味イマイチなのがあるとお皿にムダが出て迷惑なのよね^^;)オムレツはもちろん、パンや右上に写っているタピオカ入りフルーツが美味しくてオススメ。
帰宅前には洋菓子店のギモーブ(ライム&パセリが爽やかでおいしかった〜)を慌てて買い足しましたとさ。どっとはらい
あ〜、食べた食べた

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