ホテル滞在の余韻にひたって思い出してはほくそ笑む。そんな日々を繰り返してほどなく、禁断の扉を開ける日はついにやってきた。旦那の昇進祝いという名目で我々はこの店のこの一皿「ジェラールボワイエ直伝のトリュフのパイ包み焼き」に手を出したのでございます。おそろしあ。残念ながら写真はありません。その日、トリュフづくしに無我夢中になっていたので、それどころじゃ〜ありませんでした。その辺のところは他所の人の参考サイトでお楽しみください。 こちらをクリック ちなみに当時は120周年記念での超お得価格!での提供を受けることができました。
さて2度目のレセゾンで感動したことはいくつかあるのですが、やはり料理がすばらしい。トリュフにほとんど縁のない私ですが「本当にキノコなのね〜」と認識させてくれたし、かつメニュー構成が順を追って薫りが濃くなるよう計算されてることがバッチリ体感できて感心カナメ(←意味はない)。中でもアーティチョークのカプチーノ仕立てとポトフのスープの両者は今思い出しても目が潤むほど美味しかったです。もちろんパイ包み焼きも!また食べたいけど、次は130周年記念かしらね〜。
これは別の機会に撮影したデザートチーズ このドライフルーツの輝き! |
そしてこの日の終盤、デザートチーズで私はまたしても帝国のフルーツ力を見せつけられることになる。チーズワゴンから3つばかりチョイスしたチーズをお皿に盛ってもらうのだが、その際シロップ漬けにされたドライフルーツがそれぞれのチーズに添えられていた。
おいしい、なにコレ
ドライフルーツと言われたけど、しっとりして瑞々しい。香り高くて味わい深く、一口含めば心は都会の喧噪を離れ、昔見た記憶の中で最も美しかった紺碧の海や緑の大地の中を遊ぶ。まあ概ねそんな感じ。これは絶対に体感して欲しい味だ。
一口ごとに味が違う魔法のケーキ beautiful cake 'Orchard' |
えへへ、ごめんねルパン、やっぱり買っちゃった。
この暴走を誰も止めることはできない