いらっしゃいませ

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2017年11月1日水曜日

ノリかソリか

仲間が一人、仕事辞めるってよ。というわけで現在、仕事の引き継ぎが行われています。主に私が引き継ぐことになるようで覚えなきゃならんことが盛りだくさん。しかも先方(便宜上キリシマと呼びましょう)は有給消化のためにこれからは職場にあまり出てこない。つまり短期間であっつーまに全ての手技を習得することが要求されて、老いの翳りある我が脳みそにはかなりの負荷がかかってる。
今の職場には春から勤め始めたので、最初の頃に別の先輩から色々と教えてもらった経験がある。それを踏まえて思うのはヒトには教えるのが上手い人とそうじゃない人の二系統がある。今回教えてくれるのは残念ながらそうじゃない系
キリシマは決して悪い人ではないから、聞けばちゃんと答えてくれる。でも質問しないと基本的に放置の人。自分が知っていることは相手も知ってるという思い込みを前提にして話をどんどん先に進めてしまう。私はおばちゃんだから遠慮なく「ちょっと待って!」と質問を挟んではムグムグと飲み込み、ようやくの思いでついてゆく。まるで椀子そばをあおるがごとし。
キリシマは若い人なので「自分より年かさの人を相手に一から教えては失礼になるかも」と遠慮してるのかな?と思わないでもなかったのですが…待ち時間中に「これ、ちょっと前にも別の人に引き継いだんですけどね。その人、一ヶ月で辞めちゃったんですよ」という話が出た。

ちょっと待って!プレイバック!プレイバック!♪
そういえば採用面接の時に私もちらりと耳にした。私が働き始める一月前にもう一人雇うのでその後で入る私にはその人の補佐を務めて欲しいと言われたような…。なのに働き出したらそれらしき人物がどこにもいなかった。ああそうか、私が来る前に辞めていたんだねぇ。もしかしてだけど…キリシマから仕事を引き継ぐのが重荷になって辞めてしまったのではあるまいな?もしかしてだけど…(^^;)
キリシマの名誉のためにいうけれど、決して悪い人ではないです。むしろ優秀な感じの人。だからこそ追いつけない説明の直後に「はい、やってみて」と迫られる緊迫感にやられてしまったのではないかな、と思ってしまいました。キリシマの几帳面なノートを見て、これと同じことを自分がやれるかな…という不安も正直ある。

「はい、やって」と言われたら「ハイその前にですね、質問です」と不明な部分を解消してから取り掛かる厚かましさが私にはあったけど、「え、わかんないの?」という表情を前にして質問できなくなる人には不安を抱えて操作を続けるのは苦痛かもしれない。
職場には教えるのがうまい先輩もいて、その人はポイントを抑えてどこが作業の肝になるかを説明してくれる。段取り説明→ポイント解説→質問コーナー。このメリハリが人にものを教える時のノウハウかなと両者を見比べて思った次第。ポイント解説の時にありがちな失敗やうまく処理するコツなんかも上手な先輩は惜しみなく教えてくれた。相手の身になってというのが大事なんだな。

と、ここまで来て思った。先述の 黙秘な人々で紹介したポンコツくん。私の教え方がマズかったんだろうか…と。いや、教え上手な先輩が匙を投げた怪物くんなのでそんなことない!と言いたいところだが彼がもし本当に発達障害を持ってる人だったのだとしたら一度に2つ以上のことは頭に入らないが故に混乱を生じやすかったのかもしれない。
初めからそれがわかっていたならば彼の身になってフローチャートのようなものを作るよう助言できたのになと、今となっては後の祭り。
教える、教わるの関係には他にソリが合う、合わないというのもありますしね。

さて、このブログ記事は実は二週間前に書き途中だったものです。upが遅れたのには理由がありまして、次回「天中殺パート?」にて詳細を書く予定。お楽しみに〜

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