いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2016年11月15日火曜日

天中殺2

思い出ボロボロシリーズ。今回は、お盆シーズンに遭遇した接触事故のお話。
地元のホームセンターへ出かけた帰りのこと。駐車場内を徐行中、脇腹から脇見運転の車に突っ込まれました。相手運転手は駐車スペースから前を見ずに車を発進させた模様。それというのもこの車は親戚同士で2台並んで駐車しており、隣の車の助手席側外に立つ叔母さん(推定)と話し込んでいた。運転手はおばちゃんの方を向いたまま「じゃあ、またね」と車を発進させて、目の前を通過中の私の車にためらいも見せずダイビング。死ぬかと思った…。
どちらも最徐行速度だったし、危険を察知して私が回避したので大きな事故にはならなかったものの私の愛車は右後部を接触されて破損。こちとら必死で逃げてるのに相手はにこやかにハンドル切ってわざわざ追いかけてきてぶつけてくれやがりました。

さてここからはお役立ちシミュレーションの時間です。
深呼吸して車を降りて周囲の安全を確認。車を速やかに安全な場所に移動。
私の場合は車を降りたら先述の立ち話おばちゃんが目の前に立ちはだかっていて「警察にはこっちが連絡するから、あなたは車をあそこに止めなさいよ」と指示を出す。あまつさえ「そこの破片とかも拾っときなさいよ」と仕切り上手ぶりを発揮。その上「大丈夫、私、ちゃんと見てたから」とニッコリ微笑んですらくれた。ああ、ちゃんと見ててくれたなら話は早いやと思いおばさまの指図どおりに動く私。
しかし追突してきた運転手のそばに近づくと事態は一変。運転手は携帯で誰かと通話中。おばちゃんは私に「私ずっと見てたんけどぉ、あなたがぶつかって来たのよね、ね?」
は?
何をどう見てたらそうなるのか、ババア(^^;)の目は節穴かっ!せっかく深呼吸して落ち着かせた私のハートは一気に火がついて燃え上がれガンダム!
どうやったら私がぶつけてあんな風になりますかね。あなた一体何を見てたんですか?
ね?どうやって私がぶつけて
こうなるのかを聞きたい
おばちゃんはたじろぎつつも甥っ子(推定)のために踏ん張る。私の言葉は完全無視で「これくらいの事故だったら示談で済むんじゃないかしらねぇ、警察もいらないんじゃないかしらね」と畳み掛ける。
ん?あなた警察には自分が連絡するとおっしゃいましたよね。もしかして、まだ電話してないんですか?どういうことですか?そこに運転手くんが電話を終えて登場。
お連れの女性は私がぶつけて来たとおっしゃってるんですけど、あなたの見解を聞かせてください。あなたもそういう認識なんですか。どういう事故だったとお考えですか
相手がどういう人かもわからないけど燃え上がったガンダムはもう止まらない。詰め寄るつもりは無かったが若造にそう問いかけると彼は素直に謝ってくれた。それでも事故の原因=脇見については歯切れがすこぶる悪い。まあ、彼も私という人間がどんなもんかわからないんで危ぶんでいたのでありましょう。
横ではおばちゃんが「警察はいらないと思うのよぉ」と甥っ子に一生懸命訴えている。すかさず私も彼に訴える。警察に連絡入れてくださってるものと思ってましたけど、一体どこに電話なさってたんですか?結局警察に連絡はまだしてないんですか?
それに対して彼はあ、今のは農協にかけてましたは?あ、保険です、車の…
お役立ちシミュレーションその2。
警察と保険会社に連絡を入れましょう。
どっち優先かといえば、まあ警察が先だと思うんですけど。自信がないから後で調べたら大体は保険屋には事後報告でいいらしい。レッカー移動とかあれば別なんだろうけど。保険会社も詳細は警察から聞くことになるらしいのでお巡りさんに来てもらって報告書を作成してもらい、保険会社には都合のついた時にご連絡くださいとの由。実際、私もお巡りさんを待つ間に電話してみたけど、その時点でできることなんてほとんど無かった(農協さんは事故車の写真取りたいからそこで待っててと言って私まで足止めされましたけど。保険会社に依るのかな?うちの保険会社は修理工が写真撮るからそれで十分と言ってた)。
警察には事故の発生時刻と詳細な場所を連絡。今回は商業施設の駐車場だったから話が早かったですが、事故現場の住所がわからない時は電柱や信号機に書いてある地名を出すと覚えておきましょう。結局、先方がぐだぐだしてたので私が警察に連絡しましたとさ。
お巡りさんには免許証と自賠責保険証を提示。互いの連絡先を交換しあって事故の詳細を一人ずつ話す。互いの言い分があろうから飽くまでも自分はこうしてこうだった、と努めて簡潔に話しましょう。横のおばちゃんと喋ってて脇見したまま発進しやがったろう!と思っても実際に彼が脇見のままだったかどうかは憶測だけではどうも言えない。事故は一瞬の出来事だから「自分はこうしてたらこうなった」という以外の確実なことはないと思う。立ち話おばちゃんみたいな余程の嘘をつかれたら別だけど、事故車両を見たお巡りさんも修理工も保険会社もプロはみんな状況を照らし合わせて普通にしかるべき判断をしてくれます。…と信じたい^^。
お巡りさんの到着を待つ間、それまで悩んでた風味の若造は吹っ切れたのかとても平身低頭に謝り続けてくれました。それもあったからお互いに大怪我するような事故じゃ無かったから不幸中の幸いと思うようにしようぜ、と思えた。
お巡りさん曰く、「お盆のシーズンは事故が多いんで気をつけてくださいね」。言われてふと見れば私は地元ナンバー。先方の運転手もおばちゃんも車はそれぞれ遠方からお越しのナンバー。事故っても修理せずにチャリ感覚で自動車を乗り回す地域の人達には、私の車の今回の破損くらいで警察呼ぶなんて…と思われちゃったのかなあ。いや、届けはキチンとした方がやっぱりスッキリすると思うのよ、私はね。少なくともおばちゃんの方は修理なんかしなくても乗れるじゃないくらいに思ってそうだったけど、私の車は製造が終わった車なのでエンジンが死ぬまで大事に乗りたかったのさ。しくしく。
事後は保険会社同士がやり取りしてくれるので、言われた通りに過ごして処理終了。事故後はあの時はどうするべきだったかな、と逡巡して凹んだりもするものですが命あっての物種。命が無事だったことに感謝しつつ、皆さんも事故にはどうぞお気をつけて。

天中殺とか、悪いことが起きる時は寺社仏閣にお詣りしたり、掃除をして周りを清めると良いそうです。お賽銭弾んだり、断捨離したり、もう大変ですわ。

0 件のコメント:

コメントを投稿