ヴェルサイユ おおきすぎる |
さてRERは治安が悪いなんて話も聞きますが、日中はいかにもヴェルサイユ観光といった感じの人達であふれていたのでコレといった緊張感はありませんでした。乗り換え駅のモニター前では「この電車でいいのかな、リヴゴーシュ」といった会話が各国の言葉で交わされ、互いの動向を探りながら電車に乗車。見慣れないモニター、見慣れない文字列を読み解くのは存外骨が折れる仕事で乗り換え時だけは緊張した。ヴェルサイユ宮殿行きの電車は15分毎に出てるみたいなので乗り間違いにだけ気をつけて慌てないで行きましょう。先頭車両に行き先コードの「VICK」が書いてあればオッケー。なんて話もあったけど、なんか先頭車両には違う表記がされてたりするし、そもそも先頭を見損なうと車体の横には何も書いてないから確かめる術がない。もう!不親切設計だよ。
とはいえさすが世界的観光地。「Next Versailles Chateau Rive Ganche! This side!」と英語で叫んでいる駅員さんが多数ホームにいて誘導してくれた。モニターに表示されてたのと違うホームの電車に誘導されたのでそれはそれで不安でしたが…。車内のアナウンスを聞いても「ヴェルサイユシャトーリヴゴーシュほにゃらら」を聞き取ることはできるものの「リヴゴーシュに行く人は次で乗り換え」とか言ってたら嫌だな〜と思うと不安はつのる。言葉が分からないってホント心細いものね。もっと勉強してくれば良かった。
車窓はパリの街を離れて郊外へ。市内中心部はいかにも手狭な昔ながらのアパルトマンがひしめく単身者向けの街。パリ市を離れるにつれて住居の様子がファミリー層向けの大きな箱に変化し、やがてささやかな庭付きの住宅地に変貌していく様が見て取れて面白い。都市部周辺の生活はどの国も似たようなものだ。生活スタイルに合わせて人々は群れ集い、漂い流れて行く。なんて感慨に浸っているうちに目的地に到着。30分もたたずに着いた感じ。
駅を出たら右に進み、最初の大通りを左に曲がるとはるか前方にそれらしき広大な建造物が見える。周囲は観光客だらけで大きな通りに面してお店が並ぶさまは何故か日光を思い出させる。都内からの移動時間で見れば鎌倉観光に近いかな。むぅ。駅から鶴岡八幡宮に出る距離もだいたいこんなものではなかろうかと。と、思って今調べたら東京〜鎌倉は50kmくらい離れてるのね。パリ〜ヴェルサイユは20kmほど。倍も違うじゃん。意外と遠いな鎌倉!というわけで東京〜川崎くらいのつもりでお出かけください^^; 。
正面右側は団体さん用の行列 左側が個人チケット保持者行列 さらにゲート付近にはチケット購入行列がある |
どれだけ大きいかご理解いただけるでしょう 行列ごときでムダに歩くわけにはいかんのです |
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