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2016年6月3日金曜日

パリ一人旅 ルーブル宮

さて第二日目は旦那の仕事が小休止ということで、職場のお嬢さんと3人で連れ立ってルーブル美術館に行ってきました。いやはや、すごい人出。
サモトラケのニケ
実物の迫力には圧倒された
過去に「最近の上野は人を並ばせてベルトコンベアーみたいな鑑賞をさせるから興冷めだ」なんて憤ったこともあるけれど、こちらは世界中からお客さんが詰めかけるので上野の比ではない。モナリザ前の混雑なんて「ベルトコンベアー式でも見られるだけ上野の方が良心的だった…」と反省するくらいカオス。
モナリザ周辺
自撮り派が多い
それにイマドキは皆さん自撮りで絵画と記念撮影をするのね。モナリザとのツーショット狙いで絵画だかアイドルだかわかんない状態。
かく言う私も撮影する気はさらさらなかったのに、現場の雰囲気に圧されてなんとなくパチリ。でもこの状況はスリの好物と聞くのでご用心めされよ。
ルーブル美術館は中が巨大なので、どれだけ人が集まったとしても激戦区以外はゆったり鑑賞できる。なんて触れ込みだったけど…いや、かなりどこもかしこも人だらけでしたよ。

さて、ご存知のようにルーブル美術館は3つの館で構成されています。今回はドノン館に限定して見物しました。ええ、鑑賞なんてナマヤサシイものではなく見物です。同行した旦那の発案でドノン館を隅から隅までやっつけるという企画。ものすごく歩かされました。一階奥(チュイルリー側)には誰も入って来ないような領域もあって「多分ここを抜ければ出口があるよ」なんて言って最深部を極めてみたものの、閉鎖された扉があるだけでもと来た道をとぼとぼ帰ったり。以上を踏まえた今回の反省点
ルーブル美術館では何を見るかあらかじめ決めて場所を把握しておくこと
出入り口の情報も行く前に入手しておくこと
多分あっち、という憶測で歩き出さずにマップをみること
ルーブル館内図(PDF)
とにかく歩くのでムダな移動は最小限にするの推奨。旦那が勝手にどんどん移動するので私も相当疲れたけれど、普段歩きなれていない風味のお嬢さんはすっかり無口になっていた。「目的地を確認してから歩きやがれ!」と争う場面を彼女にお見せするのもいと恥ずかし。上司夫妻を相手じゃ文句も言えず大変だったろうと思う。本当にごめんにょ。

ドノン館で良かったもの
カフェモリエンのお昼
ビールとチキンサンドで9.50ウーロ
サモトラケのニケ なんという存在感!広く明るい空間に置かれたことで荘厳な雰囲気を醸している。この展示の仕方に感動した。
天井のフラスコ画 ショップが置かれた広間の天井を飾る装飾。石像が掘られているのかと思ったら見事なフラスコ画でびっくり。ここが宮殿であったことを思い知らされた。建物自体が美術工芸の一つであることを実感。iPhone では写しきれない美しさに撮影は断念。
メニューを撮影してから
行列に並ぶと便利
カフェモリエン 唯一下調べした美術館内のカフェ。^^; ごはんは大事ですから。モナリザ近くの階段吹き抜け空間にある小さなカフェで、メニューもロケーションもこれといった感じじゃないのですが窓から凱旋門やコンコルド広場が見晴らせた。バルコニーが開放されるシーズンなら、利用価値は大きいと思う。12時過ぎると長蛇の列なのでお早めに。

この日は朝イチにお嬢さんのリクエストでノートルダム寺院を見学してからルーブル美術館のドノン館、その後オペラ座界隈に足を伸ばしてデパ地下で夕食の買い出し。余力があれば街歩き…とか予定していたけれど、とにかくドノン館だけでも歩き疲れたから早々と帰路につく。この日の歩行距離は13km。前日に比べたら5kmも少ないけど同行者を気遣って今日はこのくらいで勘弁してやる。と、それで思い出した。今回の旅行では一日置きに別の靴に履き替えました。石畳を歩くと結構足に負担がかかる、と聞いていたので足に負担をかけない靴選びはもちろんのこと、足への当たりが日替わりになるようにと自分なりに工夫してみたのですが、結構コレが疲労回復に役に立ったような気がします。

参考までに館内図
ピラミッド中央口からカルーゼル入り口までは
意外と距離があるのでご注意を

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