出航風景は華やか |
ちなみにですね清水の舞台から飛び降りるという言葉について豆知識。江戸時代においてはコレ、ものの例えではなく本当に流行していたそうです。記録に残るだけでも230人余りの人が飛び降りてる。
主に「病いを治したい」とか「本願成就」的な願をかけて「この望み叶わぬならいっそ命もいらない」という文字通り命掛けの願掛けをして人々は清水の舞台からダイブしたそうです。
で、今と違って舞台下は樹木が相当に生い茂っていたために、実際に飛び降りた人の生還率はそこそこ高かったんだって。打ち所が悪かったりした2割ほどの人が命を落としてたとか。清水寺としてもあんまり流行っちゃうのもアレなんで「ダイブ禁止」というおふれを出したため、今は言葉だけがこうして残されているそうな。どっとはらい
さあ話がそれた。「思い切りよく」でも「死ぬ前に一度」でも何でもいい、飛鳥IIに飛び乗ってやろうじゃないの。今回の旅の目的は一生に一度?!の「親孝行旅行」であります(親孝行一度だけかよ、というツッコミはナシで!)。
親はいつまでも元気ハツラツなわけでなし、そういう自分だっていつまでも気軽に自由に動き回れる保証はどこにもない。そう考えたら思い立ったが吉日ですよ。
ウチの親は放っておいても何処でも出かけてくクチなんで、自分でチョイスしないような旅を
正直、5日も自分の親と一緒に過ごせる自信があまり無かったんす。移動中のごたごたで互いにうんざりしながら喧嘩道中になる自信だけはある。その点、船旅は移動中こそがメインイベント。船上アクティビティを楽しんで、最悪の場合は船内は別行動で遊んでいたってなんの問題も心配もない。きっと勝手に楽しんできてくれる。こりゃ肩の荷が降りるわ〜。
なんて打算的に計画した豪華旅行だけど、これを契機に親子関係を見直そう。それで今後も親孝行ができるなら良し。やっぱコレっきりにして!と思ったとしても「やるだけのことはやったな」という気持ちになれるのではないか?とやや悲観的だがそんな風にも思うわけであります。
切っ掛けはこんなヨコシマな気持ちだった船の旅。さて、どうなりますことやら次回からの飛鳥II乗船記をお楽しみに〜
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