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2018年11月21日水曜日

黙認する人々

副題「正義感という悪癖」

私は子供の時から正義感が強すぎて「よろしくない」と言われてきた。正義を嵩(かさ)にきてやり過ぎてしまうところが確かにある。要するに融通が利かない。
正義なんて十人十色、自分の判断だけを基準に物事を断じる危険性は私も承知している。だから大人になるにつれ、相手の立場を想定して「こういう事情だったかもしれないじゃん」という形で融通をつけるようになった。
大抵のことはこれで波風立てずに過ごせるようになったけど、いまだにどーーーーおしてもインチキな嘘を看過できない。

前回、二度目の登場をした外科医詐称男の三度目の登板です。ついに私の臨界点を突破した。彼はおそらく発達障害に近い何かであろう、とこれは職場で何度注意されてもデタラメをやらかす彼を許容するための私なりの落とし所だった。←実際にちょっと尋常じゃない不手際が彼には多すぎた。
端的にいうとどれだけ説明しても正しい処理を行うことができずに道具や資材を大量にお釈迦にしてしまう。ミスをするのは人間であれば誰しも仕方ないことだが、彼の場合は常識の範囲を越えるものが多く金銭的に見ても相当な損失を被っているので企業であればこれを理由に退職を促すことができるレベル。だけど結局、直接的には誰の懐も痛まないので黙認され続けている。
実に不愉快なのは彼が黙認されるのを良いことに自分のミスを絶対に認めず、それゆえいつまでたっても改善がなされないこと。
このこと自体は君には関係ないことだから目くじら立てる必要ないじゃないかと言われればそれまでだが実に歯がゆい。いや、共有機材を壊されたりすると実際には私にも実害が及ぶのですけどね。

私の見立て通り彼が本当に発達障害であるのなら、なるほど一般的な会社社会で生きていくのは困難だ。アカデミックな場所でちょっと風変わりな人として生きていく方がまだ方策はありそうだ。彼にもできるようなことが見つけられるといいね、とこれは本心でそう思ってた。(と、勝手に彼を発達障害認定しているのもどうかと思うが ^^;)
でもそれは飽くまでもそういう能力をここで見つけられればの話。まずもって日頃の彼の仕事ぶりを見ていれば適性が全く無いのは誰の目にも明らか。能力もないのにアカデミックなポストを得られるなら誰もこの業界でこんなに苦労はしない。
それなのに彼にも学位が与えられるらしいという話を聞いて、これは流石に私の臨界点を超えた。彼がやってることを実験室で実際に見ているので、あれで論文が作成できるとは到底思えない。言っちゃあなんだが、これ以上ここに居座られても困るからさっさと学位を授与して出て行ってもらおうという意図を感じる。そんなことってあるだろうか?

ダメなものはダメと毅然として欲しい。
彼は医師でもないのに「僕は外科医です」と自己紹介しちゃう人なんですよ?今までは「そりぁ無いわ〜HAHAHA」と真っ赤な嘘と黙認されて済んだけど、見合う能力もないのに卒業の経歴を与えてしまうと今後は彼は大手を振って「天下の〇〇大学の院卒でございまーす」とあのポンコツぶりを発揮しながら喧伝して回るんですよ。
能力の無い人にお墨付きである学位を与えてしまうとそれはつまり「あー、〇〇大学ってたいしたことないんだな」と世間に広めることになるんですけど?
ええ、私には何一つ関係のないことではありますが、これは日本の科学技術の信用を大いに失墜させることに関係してくる。そういう考えが上層部の先生方の頭にないことに私は憤懣やるかたない気持ちだ。ええ、あっしには何一つ関わりのねーことでござんすがね

人々の黙認が日本の未来を、ひいては世界を少しずつ悪くして行くのだ。
と、このように正義感が肥大すると大仰になってそれはもはや悪癖。憤りからネットに書き殴ったりなんかするのも「よろしくない」と、それはわかっちゃいるけれどやり場のない怒りで脳みそがまた沸騰しちゃいそうです。

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