いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2018年9月26日水曜日

今そこにある旅路

長い間が空きましたが私は元気です。辞めていった新人の置き土産的な地雷を除去する作業に追われて「くっちょ〜、書いてやるからな」と思ってブログに途中まで着手しつつも、とりあえず私の持ち場から去ってくれたことに感謝する方向で仕事に没頭する数週間でした。彼女は今頃、新しい職場に迷惑かけてんだろうな〜と胸を痛めつつ…。

そんなわけで(?!)本日のテーマはポケモンGo、君に決めた!
位置情報ゲームとして昨年、世間の話題をさらったので未経験でもご存知の方は多いでしょう。私も昨年の配信日から始めて飽きもせずに細々と続けております。ひたすらポケモンと共に歩いて辻々で見つけたモンスターを捕獲しては図鑑を埋めていく、昭和の子供の昆虫採集の喜びを彷彿とするゲームなのですが、単純なものほど遊びは楽しい。
配信当初は捕獲できるポケモンやアイテムをゲットできるスポットの数が都市部と郊外では差が激しすぎて、その格差ゆえに私の周辺ではすぐに辞めてしまった人も多いのですが、随時補正が加えられてどんどん面白くなっています。
今は謎の男、ウィロー博士が不定期に指令を飛ばしてくるのでその期待に応えるべく粛々と課題をこなす日々。やっていて思ったのですが、絶対にやらなきゃいけないわけじゃないちょっとしたタスクを提示されて、それをクリアしていく快感というのがこんなにも楽しいという発見がありました。
「例えば○km歩いて卵を孵化させろ」とか言われると、ちょっとだけ遠回りして帰ろうかな、なんて余計に体を動かしたりなんかして。それで卵が孵化するとその達成感で爽快な気分になる。ホント、ちょっとしたことなんだけどね。でもこの達成感ってやつは人生にとてつもなく励みになる。人間にとても大事な要素ではないかと思う次第。
昨年、ポケGoと共に地元を徘徊した時も「身近にこんな場所があるんだ」という発見があったり「うわ〜、ここ歩くの数年ぶり」みたいな懐かしい風景に身を置いて来し方行く末を考える時間を持ったりで色々と感慨深いものがあった。今年は今年でこんな風に人間のモチベーションの大切さについて考察してみたり、人生はいたるところに発見がある。
最近、一番悶絶したウィロー博士の無茶振りは「フレンドを3人作れ」というもの。ゲーム内でお友達を作りなさいという指令。リアルでも友達なんてそう簡単にできないのに、博士!なに言ってくれちゃってんの!

思い余ってとうとう禁断のTwitterを利用して友達ゲットしちゃいましたよ。
リアルとネットをリンクさせる趣味はない(キリッ)とかつて書いたこともあるけれど、迂闊にネットにリアルの情報は流したくない。(その割に職場の愚痴は垂れ流してましたけど、ほほほ)だが、博士の期待に応えるにはどうしてもお友達が必要。恐る恐る、フレンドの仕組みについて情報収集してからネットでお友達募集してみました。
まずは自分のコードナンバーを取得してそれをTwitterで公開。このナンバーを見た人が入力をして友達申請をしてくれれば、めでたくフレンドゲットだぜ。あくまでもポケGoアプリに割り振られたナンバーのやりとりなので、これだけなら個人情報の流出は心配なし。(コードナンバーは固定ではないので何度でも変更できるのも安心材料)もっとも、Twitterで自ら色々情報を垂れ流してれば住んでる地域とか仕事とか多少のことは察しがつけられるけどね。
一番危惧したのはTwitterで友達募集して手が回らないほど応募があったらどうしよう…という心配。実際には募集で得られたフレンドは総勢5人だったので全くの杞憂だった。インフルエンサーならいざ知らず、トーシローの自分の呼びかけではこんなものと思い知った一幕。
さて北は北海道、南は九州、近畿、中京と満遍なくフレンドを得ることができて彼らと地元のポケストップで手に入れたギフトを送り合う生活が始まりました。そこで知ったのは遠い土地にこんなポケストップがあるんだ〜という発見の数々。私の知らない土地で互いを知らないフレンドが未知なる生活を営んでいて、けれどもアプリを通じて袖すりあっている不思議。いつかこの未知なるポケストップを訪れる日がくると楽しいな、なんてギフトが届くたびに遠く旅をしている気分が味わえる。地元に根ざしたポケストップはいろんな意味で観光地とは違った趣があるんだけど、視点が変わるとそれだけで楽しい。いつも見慣れたなんでもない風景で、見も知らぬフレンドも楽しんでくれるといいなという余計なサービス精神でせっせと少しでも面白そうなポケストップを徘徊する日々。
日常に潜む旅路の数々を思い知った昨今です。

その後、ウィロー博士が「ポケモンを交換しろ」という指令を出してきた時はさらに悶絶したわけですが(←交換はフレンドと対面してないとできない)それはまた別のお話…

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