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2017年9月18日月曜日

黙秘な人々

嘘をつくのが平気な人は相手を選んでる。「この人は追求しない」と判断すると力づくで嘘をつくけれど、ツッコミ入れてくる相手は面倒という認識はちゃんとあるらしい。ではツッコミに対して嘘つきはどう反応するか?その答えが表題の「黙秘」だったりする。

なぜか黙っちゃうんだよね。嘘に疑問を投げかけると喋らなくなる。そこで妙な空気になって大概の人はそれ以上の追求はしない。でもさ、それで嘘つきに「やり過ごせた」と思い違いさせるのは口惜しいじゃない?成功体験?!を重ねるごとに彼らは嘘つくことをやめない体になちゃうわけ。だからというわけじゃないけれど、嘘の内容いかんでは私は遠慮なく質問ぜめにする。するとなんということでしょう。黙りこくった相手に畳み掛ける私という構図が出来上がり、まるで私がいじめっ子。実に味気無し。

今、厄介な人を相手に仕事をすることになっておりまして、その人は自称外科医なのですがとてもそうは思えない手技の持ち主。有り体に言って不器用極まりない。本物の医師が掃いて捨てるほどいる職場なのでまさかそんな嘘をつくと思わなかったけれど、あまりにも何もできない人なのでボスが上の人間に問いただしたところ「彼は医者じゃないよ〜。医学部中退って聞いたけど?」との返答。どうしてそんなすぐわかる嘘を平気でついちゃうんでしょうかね?下手をすると医学部に在籍した実績があるかどうかも怪しいレベルで何も覚えられないポンコツぶり。
100歩譲って肩書きで見栄を張っちゃった部分には目をつぶるとして(いや、かなりヤヴァイ詐称だとは思うけど)「できます」と言ったり「わかりました」と言ったことが全然できてないし、全然わかってないし。。。この人の何を信じたらいいのか、さっぱりわかりません。

フレンズによって得意なことは違うからね〜byサーバルちゃん
とは言うものの発達障害が疑わしい人と円滑に仕事をするのは本当に難しい。それが本人にもどうすることもできない脳の仕組みのせいなのか、それとも単なる訓練不足でそうなっているのかを知ることができないからもどかしい。せめてできないことは「できない」と素直に言えて、周囲もそれを認められる社会ならいいのでしょうけど
「君はできる、わかる、自分がやると言うけど、全然できてないし理解できてるかも正直怪しいから、もうこの仕事は触らせないでとボスから言われてるんですよ」←つーか、このせいで彼の仕事を私がやる羽目になって今猛烈忙しいモードに突入している。私がそこまで言っても彼は「僕の仕事」と言い張り私の後追いをやめない。見てるだけならともかく手を出したがって危険この上ないし、何度でも的外れな質問を浴びせられる地獄に陥ってました。お前は新手の天中殺なのかっ?!

横に誰かが張り付いて逐一指示を出してやらなきゃ遂行できない仕事は「僕のやった仕事」とは言えない、1ステップごとに手を止めて「次は?」と聞きにくる人間が全体の内容を理解してるとは思えない、何か一つでも人に聞かずにやり遂げられた工程があったか?そもそも外科医なら知ってるはずのことを君は何も知らなかったじゃないか?
ここにいたって彼は完全に沈黙。いじめっ子先輩気分を味わって、しかしながらこれで彼はもう私を頼ってこないと確信した。嘘つきは嘘を暴く人を好まないのだ。

その翌週、彼は別の先輩に絡んでいた。その先輩は一番最初に彼の指導を任されて真っ先に匙を投げた人物で、上の人間にしかるべき報告も上げている。「彼は何もできない」と報告したことに対してなぜそんなこと言ったんですか?」と詰め寄られた先輩は絶句していた。先輩!そこで絶句したらダメっすよ!この手の人物はまっこと、相手を選んで好き勝手なことを言い続けるようにできている。私なら「何か一つでもあなた一人でできたことってありましたっけ?」と聞き返して黙らしてやるのに。

何よりも彼はずっと「僕はできる」と自分自身に嘘をつき続けてきたのかもしれない。その嘘を否定しない人達とだけ付き合って行けるのが彼の理想郷なのかもしれないが、世の中そんなにゃ甘くないでしょう。
「他者を知るは聡明、己を知るは賢明」とタロットカードが申しておりました。嘘つく相手を選ぶズル賢さはあるみたいなのに、己を知る賢明さに欠けると多分これからも生きにくい人生になると思う。人のふり見て我がふり直そ。。

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