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2016年3月15日火曜日

おんなの一生あるいは反省

口を開けば悪態ばかりになる。人間、そんな時もあるさ。だけどそういう時にブログを書くのはキケンすぎるからやめておこう。なんて思ってたら久々の更新になっちゃいましたよ。

私は専業主婦時代が長かったから主婦目線でいろんな女性を見てきました。見てきた女性は主に学校のPTA活動なんかで働く母とか、働かない母とかエトセトラ。仕事してる女性が有能で、してない女性は無能かといえば決してそんなことはなくて、多分有能な女性というのは仕事してても家庭にいてもどこへ出しても有能。対してアレな人は家庭でも職場でも多分…おっと、危ないげふげふ。

何故専業主婦を選んだの?なんて聞かれても、それは多分人それぞれの事情がある。私はたまたまそれが許される状況にあったとも言えるし、主婦になった時点では継続すべきキャリア的なものを何も持っていなかったからとも言える。
時代が違ったから&海外に居たからというのもあるけど、出産後も仕事を続けるという考えはまるでなかった。だってそのためには人を雇わなければならないわけで、それってつまりお金払って自分の子供の世話をしてもらうというわけで…それっていわゆる一つのお仕事なんですよ。これといったご立派な外の仕事をしてるわけじゃなかった私としては、
じゃあその「子供を見るお仕事」を人任せにしないで自分でやった方がいいんじゃないのと思った次第。(これ言うと、保育に出して働くお母さんを人任せって言うのか!と激昂する人がたまに居るけど勘違いしないでほしい。自分が世話できない間、人に任せてることは事実でしょ。育児ってのがそもそも24時間世話しなきゃならん生き物係なんだから)
合う、合わないで言えばこれほど自分の性に合わない仕事はなかったんだけど(^^;) それでも精一杯に努めさせていただきました。時に悪態もつきながら…。子育ての先輩が言った「育児は大変。でも結局、自分の荷物はどんだけしんどくても自分で持って運ばなあかん、ただそれだけのことや」という言葉を座右の銘として。

今は子供の手も離れ、一仕事終えた気分のところで私も外で働いています。そこにはいろんなタイプの働く女性がいて感慨もひとしお。やっぱり有能な人はどこへ出ても有能と思わせるし、そうでない人は職場に居ても…おっとごにょごにょ。
世の中には、子供を保育園に入れたいから週5の仕事に就けないと困るという人もいるんですね。極端な例を出しても仕方ないですが実際に遭遇して考えさせられました。これって若かりし日の私とは対極の思考法。かたや「人にお金払うくらいなら自分で子供の面倒みるわい」だし、かたや「稼いだお金で子供の面倒みてもらうわい」。彼女は稼いだお金は殆ど保育料に消えて雀の涙ほどしか手元には残らないし、兄弟別の保育園への送迎で家事する時間がないことで旦那さんとは喧嘩が絶えないし、もう散々だとぼやきながらそれでも外で働いていたいという情熱は強かった。
全ては仕事のキャリアを途切れさせないための努力か、と考えないでもないが正直彼女はあまり仕事ができる人ではなく、案の定というか予想を上回ってあっと言う間に解雇されて私の前から消えた。聞けばずっとこんな調子でいろんな職を転々とし続けキャリアを積んでる風でもなかった。

それでも彼女は子供を保育園に預けられたんだな〜、と保育園事情に詳しくない私は昨今の保育園狂想曲の報道を見ながらふと思い出した次第。

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