いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2013年5月6日月曜日

三菱地所を見に行こう

 

さて、GWですよ。予定は無かったけど思い立ったが吉日、三菱地所を見に行こう♪ということで今回は 丸の内ブリックスクエア でございます。

日本最初のオフィスビル、三菱第一号館は鹿鳴館でお馴染みのジョサイア=コンドルの設計によるレンガ造りの建物。となれば、この読み物はヒストリックホテルシリーズの一環に入るかと思いきや残念ながら一度この建物は解体されています。保管されていた資材やら設計図やらを使用して数年前に復元(レプリカ)という形でお目見え。以来、オフィス街+ちょっとした観光スポットとして人気を集めている。
もっとも私が惹かれたのは「ロブション」「エシレ」「グリルうかい」等の食べ物系店舗ばかりですが(^^;) それでは華麗なる三菱地所遊びをご紹介。行ってみよ〜!

幻のクロワッサンを求めて
無塩、有塩、通常の3パターン
ハムサンドにしてみた
私が エシレ の店前を通るのは、大概昼の用事を済ませた後。芳醇な焼き菓子の香りを放つこの店には何度か吸い込まれるように入店している。しかしパンはいつも品切れで一度として見たことがない。今日は一つ朝イチに押し掛けて美味しいと評判のクロワッサンを買ってみようじゃないか。クロワッサンは売れ切れご免販売(朝焼いた分しか売らない)だから開店同時に買わないとダメと聞いたので十時開店に合わせて出かける。九時過ぎに東京駅に降り立ち、駅舎を軽く眺めてからエシレ入り。この時、AM9:20頃。まだ早かろうと思ったが既に20人程の人の数珠。慌てて並ぶ。並んでる間に行列はみるみる伸びて入店時にはブリックスクエアの敷地をはみ出して行列は外の道へと折れ曲がって続いてた。恐るべし。やはり早起きは三文の徳。早起きのせいで無駄遣いをしているともとれるが…。
入店後はコンベア式で一人ずつカウンター前を通過しながら注文するので並んでる間に何を買うか品定め。クロワッサンとサブレ…と思っていたけど並んでるパンがどれも美味しそうで狂おしいほどに悩む。ショーケースにはケーキもあるし目移りするのが忙しい。そのお陰で待ち時間の短いこと!缶入りのサブレやガレットは夕方でも入手できるので焼き菓子とクロワッサン3種を一つずつ。ちなみにクロワッサンの購入はお一人6個までです。決して欲張らずに後ろの人にも配慮して仲良く買いましょう。と、思ったら大概の人は3種を一つずつ買ってました。通常バージョンと、無塩バターたっぷり使用、有塩バターたっぷり使用の三種を食べ比べ。私は有塩がイチオシかな。やっぱり塩は大事ね。

レトロな空間がお好き
美術館展示にちなんだメニュー
印象派なテリーヌ
店舗中央の席をゲット
弥太郎チックな雰囲気
戦利品を抱えて中庭で一休み。行儀が悪いけど出来立てクロワッサンを一口かじってみる。周囲を見回すとお仲間多数発見。さてこの時AM10:30少し前くらい。次の予定は創業当時の銀行営業室を再現した カフェ1894 で早めのランチだ。さすがにこの時間にランチ行列はできていないので皇居外苑方面を散策。11時開店の5分前にカフェ前に引き返すと、うわっ!行列できてる!慌てて並ぶ。なんとか最初のロットでの入店を果たすが外はドンドン人が詰め掛けて長蛇の列。おそろしあ。やはり先んずれば人を制す。腹が減っては戦もできませぬ。美術館の展示に併せたメニューで芸術鑑賞前に腹芸で印象派を予習。

たまねぎ剣士
さて、食事を終えると12時を過ぎた頃。人々が昼餉に向かう時刻を狙って施設内の 三菱一号館美術館 に突入。素晴らしき時間差攻撃!30分待ちと言われましたが概ねソレ以内に入館ができました。が、中が大変。小さな展示室に人がみっしりで絵を見るためにはそれなりに順番待ち状態。上野の美術館群然り、ここも自然発生的ベルトコンベア式なのねん。
さて嘆きながらも今回の収穫を。印象派で好きなのは断然モネ船長、もとい、クロード=モネ。今回の展示の目玉は多分、ルノワールなんでしょね。魅惑的な少女達が微笑む巨匠の作品。悪くないけど私の趣味じゃない。ところがですよ!ありましたよ、ビッと私のハートをキャッチした絵画。それがピエール=オーギュスト ルノワール作『タマネギ』何が凄いって、タマネギのクセにちゃんと画風がルノワール。言われて見ると、Oh~~ ルノワールの筆遣い!!魅惑の微笑みでタマネギ達がこちらを見ているではないか! 画像検索でご覧じよ 。わかりますか?ああ、こんな時、絵画にリアルに対面する必要性をつくづく感じる。臨場感って大事だわ。プリント画像では得られない息吹というこの感じ。会期は5/26まで。美術館に急げ!
ルノワールは人物に目が行きがちだけど、今回少女を飾る花の美しさに驚かされた。ルノワール自身、人物画よりも花を描いている方が好きだと言っていたそうです。ジェームズ=ティソの『菊』もハッとする衝撃でオススメ。でもコレ、印象派ではないよね?

パンに始まりパンによりて暮れる
ガレットは季節メニューのバレンシアオレンジ
シードルを添えて
美術館の規模は最適。大きからず、小さからず。部屋の容積はもう少しあった方がいいかも、という程度。結局、人が入りすぎるんだよね。いずこも一緒ですが。
心が満たされたあたりで小腹も満たしましょう。ということで本日最後のイベントは  ラ ブティックドゥ ジョエルロブション です。舌かみそう。端的にロブションのパンで良かろう。エシレのパンで身悶えして苦しんだのは、帰りがけにここでパンを買うつもりだったから。どんだけパンを買うんだ、ってな話ですがココだけの話、 東京駅でもあんぱん を買うかどうか悩んだくらい今、私にはパンのビッグウェーブが来てる(^^)。余談ですが美術館のチケットブース横にコイン返却式のロッカーがあるので芸術鑑賞はお買い物の後でも大丈夫。
心ゆたかな食卓こそが贅沢品
ロブションのカフェテラスでガレットを堪能して夕食用のパンを買って、この世のGWを満喫。もう一花咲かせられる所で余力を持って明るいうちに帰宅。何事も早め早めに動くが肝心。
夕食はロブションのパンとチーズとテーブルワイン。時は連休後半戦の初日。予定は何にも無いけれど明日も明後日ものんびり過ごせると思うと、あ〜なんて贅沢で至福の時。ありがとうGW。来年もヨロシクね。

そして体重が…んがごご

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