さて、GWですよ。予定は無かったけど思い立ったが吉日、三菱地所を見に行こう♪ということで今回は 丸の内ブリックスクエア でございます。
日本最初のオフィスビル、三菱第一号館は鹿鳴館でお馴染みのジョサイア=コンドルの設計によるレンガ造りの建物。となれば、この読み物はヒストリックホテルシリーズの一環に入るかと思いきや残念ながら一度この建物は解体されています。保管されていた資材やら設計図やらを使用して数年前に復元(レプリカ)という形でお目見え。以来、オフィス街+ちょっとした観光スポットとして人気を集めている。
もっとも私が惹かれたのは「ロブション」「エシレ」「グリルうかい」等の食べ物系店舗ばかりですが(^^;) それでは華麗なる三菱地所遊びをご紹介。行ってみよ〜!
幻のクロワッサンを求めて
無塩、有塩、通常の3パターン ハムサンドにしてみた |
入店後はコンベア式で一人ずつカウンター前を通過しながら注文するので並んでる間に何を買うか品定め。クロワッサンとサブレ…と思っていたけど並んでるパンがどれも美味しそうで狂おしいほどに悩む。ショーケースにはケーキもあるし目移りするのが忙しい。そのお陰で待ち時間の短いこと!缶入りのサブレやガレットは夕方でも入手できるので焼き菓子とクロワッサン3種を一つずつ。ちなみにクロワッサンの購入はお一人6個までです。決して欲張らずに後ろの人にも配慮して仲良く買いましょう。と、思ったら大概の人は3種を一つずつ買ってました。通常バージョンと、無塩バターたっぷり使用、有塩バターたっぷり使用の三種を食べ比べ。私は有塩がイチオシかな。やっぱり塩は大事ね。
レトロな空間がお好き
美術館展示にちなんだメニュー 印象派なテリーヌ |
店舗中央の席をゲット 弥太郎チックな雰囲気 |
たまねぎ剣士
さて、食事を終えると12時を過ぎた頃。人々が昼餉に向かう時刻を狙って施設内の 三菱一号館美術館 に突入。素晴らしき時間差攻撃!30分待ちと言われましたが概ねソレ以内に入館ができました。が、中が大変。小さな展示室に人がみっしりで絵を見るためにはそれなりに順番待ち状態。上野の美術館群然り、ここも自然発生的ベルトコンベア式なのねん。
さて嘆きながらも今回の収穫を。印象派で好きなのは断然モネ船長、もとい、クロード=モネ。今回の展示の目玉は多分、ルノワールなんでしょね。魅惑的な少女達が微笑む巨匠の作品。悪くないけど私の趣味じゃない。ところがですよ!ありましたよ、ビッと私のハートをキャッチした絵画。それがピエール=オーギュスト ルノワール作『タマネギ』何が凄いって、タマネギのクセにちゃんと画風がルノワール。言われて見ると、Oh~~ ルノワールの筆遣い!!魅惑の微笑みでタマネギ達がこちらを見ているではないか! 画像検索でご覧じよ 。わかりますか?ああ、こんな時、絵画にリアルに対面する必要性をつくづく感じる。臨場感って大事だわ。プリント画像では得られない息吹というこの感じ。会期は5/26まで。美術館に急げ!
ルノワールは人物に目が行きがちだけど、今回少女を飾る花の美しさに驚かされた。ルノワール自身、人物画よりも花を描いている方が好きだと言っていたそうです。ジェームズ=ティソの『菊』もハッとする衝撃でオススメ。でもコレ、印象派ではないよね?
パンに始まりパンによりて暮れる
ガレットは季節メニューのバレンシアオレンジ シードルを添えて |
心が満たされたあたりで小腹も満たしましょう。ということで本日最後のイベントは ラ ブティックドゥ ジョエルロブション です。舌かみそう。端的にロブションのパンで良かろう。エシレのパンで身悶えして苦しんだのは、帰りがけにここでパンを買うつもりだったから。どんだけパンを買うんだ、ってな話ですがココだけの話、 東京駅でもあんぱん を買うかどうか悩んだくらい今、私にはパンのビッグウェーブが来てる(^^)。余談ですが美術館のチケットブース横にコイン返却式のロッカーがあるので芸術鑑賞はお買い物の後でも大丈夫。
心ゆたかな食卓こそが贅沢品 |
夕食はロブションのパンとチーズとテーブルワイン。時は連休後半戦の初日。予定は何にも無いけれど明日も明後日ものんびり過ごせると思うと、あ〜なんて贅沢で至福の時。ありがとうGW。来年もヨロシクね。
そして体重が…んがごご
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