折しも時は神無月。神様が集会を開き神在月となる出雲へ出かけられるなんて、なんてステキなことでしょう。と、勇んで出雲大社入りしたらガイドさんいわく、神様は旧暦で生活しているそうな。さようでござるか…。今年は11月23日から神集会らしいです。社へ急げ! 神在月 in 出雲
上記サイトに面白い事が書いてあった。
神在月に神在餅(じんざいもち)が振る舞われ、これが訛って ずんざい→ぜんざい になり京に伝わった旅っていいですね。随所で思いがけないトリビアに触れるのもまた旅の醍醐味。すぐ忘れちゃうんですけどね。さて前置きはそれくらいにして寝台特急のお話。
ドアを開けて中に入ると 鞄一つ分のスペースをあけてすぐにベッド |
ちなみに東京駅からは22:00出発で出雲市駅に9:58に着きます。出雲市→東京は朝の富士山が拝めるので富士山ファンには良いかも。車両の左右どちら側からも富士の勇姿を見る事ができた。富士山が近づくと「間もなく右手前方に見えます」「今度は左手に見え始めます」なんて車内アナウンスしてくれるのも嬉しい。富士山が見え出す時間は朝八時前だったので通常運行の電車だと冬場は富士山鑑賞はちょっと難しいかな。というわけでサンライズ号東京行きに乗るなら夏が狙い目!
寝台は在来線のスキマをぬって走るので終電を迎えるまでやたらと駅で足止めをくう。それがまたなんともいえない風情あり。誰もいない小さな駅のプラットフォームにほのかな灯。やがて向かい側に家路を急ぐ人達をのせて急行列車が入って来る。この人達はさっき私が出立した出雲市へと帰ってゆくのね。終電以降は在来線の車両基地に並んで眠る電車を眺め、擦れ違う貨物列車を見送り、あ〜もう寝てるヒマがない!寝るのがもったいない。でも寝ないのももったいない。そんなこんなで夜が明ける。
シンジくん、ここが根府川よ |
さて東海道線を東進し、朝の相模湾の風光明媚な様子に携帯カメラを向けるとちょうど小さな駅を通過した。撮った写真を拡大して標識を確認するとまさかの「根府川」。碇シンジくんの先生がセカンドインパクト時にお住まいだった場所じゃあ〜りませんか。思いがけない出会い。それもまた、旅の醍醐味。
ノビノビ座席2階部分 |
なかなか快適だったのでクセになりそうです。寝台特急の旅。 参考 サンライズ号
次はどこへ行こうかな。
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