路地の真中に溝が走ってるのが 16世紀風なんだって 釣りをする猫通り |
気を取り直してパンテオン方面へ。歩いてみると素敵な裏路地があちこちにある。小さなビストロやクレープ屋が点在して、これは昼時が楽しみ。裏路地には生活の営みが垣間見え、風情は違うが東京下町歩きの気味がある。アメリカ都市部だと裏路地なんてヘタに近づけないものがあるけど、シテ周辺のこの界隈は少なくとも昼間は自由に歩ける雰囲気。ソルボンヌ大学に近づく程に書店や文具店、またアニメ漫画の類のおたく臭のする店が増え、そのほとんどが日曜閉店だったのが悔やまれる。
フーコーの振り子 色んなことを考えるもんだ |
パンテオン正面からはエッフェル塔の勇姿が見えるので気分爽快。記念撮影にはうってつけ。さて、ご飯にいたしましょう。
どれも美味しそう マグレ ド カナールにしました |
英語の表記を並べている感じのいい店を見つけ意を決して入店すると店は12時からだと言われる(超能力で聞き取った)。むむむ、あと5分。その5分が待てない私。コンシェルジュリーに入る時も開館まであと2分!と言われて(by超能力)その後開館時間を10分も過ぎてから通された記憶がよみがえり入店を諦める。歩を進めると美味しそうなバゲットサンドを店先のショーケースに並べているパン屋を発見。中には小さな行列ができて繁盛してる。よし、いっちょやってみるか。店先のサンドを写真におさめて店内へ。頑張って発音してもいいんだけど、どうせ聞き取ってもらえないから「ボンジュール!ジュ プラン サ これください マグレドカナール?」と先程の写真を指さして店員に見せる。何事かと度肝をぬかれつつ店員は私の指定した鴨のサンドを包んでくれた。ああ、文明の利器よ。便利な世の中になったものです。これから5日間、なんとか自力でお昼を食べないといけないので色々試さないことには仕方がない。
食料をゲットして歩き出す。公園があればそこで食べるし、なければ先程のパンテオン前の広場で食べても良い。一人って自由ね。途中で行き当たったモスクを眺めたり、小さな骨董市を覗いたりして結局40分ほど歩きまわった。気づけば本日の最後の目的地、クリュニー中世美術館に辿り着いてる。そこに小さな公園が併設されているのを発見してようやくお昼ごはん。もぐもぐ。ドライトマトが入っていて異国風な味わい。
さあお次は、いよいよクリュニーへ!
how are you okay right of all its
返信削除Everything's good
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