いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2015年5月21日木曜日

チキチキマシン猛牛レース

モータースポーツはお好きですか?インドア派で運動に縁がないけどモータースポーツ観戦は好き!鈴鹿や富士スピードウェイに行くことを思えば検見川浜なんてチョロいぜ、てなもんでやってきましたレッドブルエアレースin 千葉。本日はその探訪録でございます。

何せ日本初開催なので様子がさっぱりわからない。千葉幕張での開催情報をゲットしたのが出遅れること決勝日の一週間前。折しも観戦エリア拡張(検見川浜会場増設)が決定した日。この段階でAエリアにはまだ残席があった。さあ、あなたならどうする?ちなみにコース内容は以下の通り、どん。
検見川浜はゴールゲートへの旋回地点にあたる
レッドブルのエアレースはスポーツバーで観戦したことがあるのでだいたい様子は分かってる。言っちゃなんだが試合運びは映像で見るほうが断然分かり易い競技だ。小型機が至近を高速で駆け抜けることになるから、その迫力を味わうためならA線上のエリアもアリだが、私は旋回シーンを堪能できる折り返しエリアを推奨したい。となると検見川浜エリア(ファミリーエリアはご遠慮したいし、廉価なCエリアはすでに完売だった)が狙い目。結果的には検見川浜はナイスな位置だったので大満足。
その理由1:スタートゲート側なので待機中の機体が稲毛浜方面をブンブンしてる様子を望遠鏡で堪能できた
その理由2:小型機の動体美をもっとも堪能できる旋回シーンが目の前で展開される
その理由3:ゴール後の機体急上昇を眺めるのに程よい距離(パイロットによってはココでオマケの妙技を見せてくれる)
その理由4:検見川浜会場だけが本会場「海浜幕張」の隣の駅を利用するので混雑緩和が見込める。東京方面に帰る際は幕張会場の人達より先に乗車できるので帰宅時にこれはちょっとしたアドバンテージ

さて、来期の幕張開催があるかどうかはわからねど、次回観戦を狙っている人のためにその他の備忘録を。
行列に並んだり、場所取りに熱くなる趣味の人は好きでやってることだから止めないけど、場所取りに躍起にならずともレースは皆が見える上空を飛ぶのでご安心を。前述の通り、映像で見た方が何倍も楽しめるのがエアレース。なのでモニターの音が拾えて生と映像両方の視界を確保できる場所まで近づくのがポイント。検見川浜は浜辺と遊歩道の間がゆるい段々状の土手構造になっており、砂浜と土手上方とではかなり高低差があるので開場のずっと後の時間に入場しても観戦に差し障りはなさそう。
報道写真では観客がギッシリすし詰めに見えたけど、少なくとも検見川浜では観戦ポイントを探して皆がうろつき回るゆとりはありました(敷物で場所取りしてる人が多数の砂浜一帯はよくわかりませんが)。
疲弊しないプランとして推奨するのは、腹ごしらえ、水分補給とトイレ休憩を済ませてから並ばずゆっくり会場入りすること。試合運びがサクサク進むラウンドオブ14を見ればレースの雰囲気は十分堪能できる。これが13時スタートなので要はその時間に間に合えばいい。後は興が乗ったら最後まで見て行くもよし、程よいところで切り上げて混雑を避けて帰るもよし。
えっ!最後まで見ないの?と驚きの方、もちろん最後まで見てもいいんですが私のような年寄りは基本ムリをいたしません。何度も言いますが映像で見た方が試合そのものは断然面白いのでレースは雰囲気だけ楽しめればそれでいいという考え。入場料がもったいないとか、元取るまで堪能し尽くそうと並び倒したりとか、果ては遊歩道からタダで見てる奴がいるぞ許せねー!とか興奮するのは自分の考えとはチョトチガウ。入場料は「また日本でやってね」という言わばおひねり。そんな形で好きなモータースポーツの振興に役立てればそれで幸いなのでございます。←だったらラウンジの30万円チケットを買えよ、というツッコミはナシの方向で^^;


おまけのカービー=チャンブリス
ゴール後のアクロバティックフライトが小粋なヒコーキ野郎だぜ。


2015年5月14日木曜日

デス、ですね

タロットカードの1枚を掘り下げる企画。シリーズ化するつもりはなかったけれど、今回は13番目のカード「Death=死」でござんす。

転職を決めた時、やたらタロットが背中を押してくれやがったのにフタをあけたら医に交わったばかりに朱くなったりアカンくなったり、散々な目にあう日が続いておりました。「これってば、どーゆーことなのよ!」とタロットをめくったところ、出て来たカードが「デス」でした。

ライダー的には新しい可能性に導く意味を持ち、あるいは恐れず何かを手放すことを示すカード。古来「死はすべてを奪い去る」という絵柄が用いられてきたこのカードはライダー版に於いては少し違うニュアンスが込められている。即ち、ある種の死(終焉)を前にして4人の人物がそれぞれ違う対応をしているところが描かれている、というのだ。

権力に固執し変化を受け入れなかった王はすでに倒れ白馬の下に横たわる。
恐れから目をそらしている乙女の瞳はこれからも何も見ようとはしない。
法衣を纏った司教は知恵と伝統の象徴であり、新たな局面に対峙しそれを乗り越える。
そして無垢な子供は曇りなきまなこで起きていることを見つめる。

カード左に描かれた舟は死が古きから新しきへ移ることを表し、またカード右に書かれた太陽を挟んで並び立つ門柱は「月」のカードそのものである。ちなみに「18月」は「17星」と「19太陽」のカードの間に挟まれたいわば産道のようなもの。安寧を象徴する星(母体)から光あふれる太陽(生誕)の間には、ミステリアスで時に狂気を孕む月(産道)が横たわりこれは避けては通れぬ場所なのである。しかしそこを抜けたものには新たな生が約束されている。

私に課された命題は「今まで培ってきた経験や業績に固執することなく、しかしながら積み重ねてきたものを己の力として現状に向き合い乗り越えてゆけ!目をそらすでなく、偏見を持つこともなく」とまあ、そんな事でしょうか。それが新しい自分をもたらす、と。
へー、へー、そんじゃまあ一つ、そんな感じで頑張ってみましょうかね。
ちなみに敬愛するクマのカードの格言は
「損失には精神的に得るものがある」「新しい経験に心開けよ」
あらま、クマとしては随分と月並みじゃな〜い?ぷぅぷぅ
なんて、やさぐれた感じで今月も頑張りまっす。

2015年5月7日木曜日

医に交われば朱くなる

泣き言は言わないとか書いてたら、すっかりブログから遠ざかってしまいましたよ、と。今回は前回に引き続いてしょっぱい話だ、コンニャロメ(^^;)

医者が医者になるために、とてつもない努力や苦労を要してきたことは想像に難くない。そしてまた、真面目に取り組む医師ほど多忙を極め大変な労力を注いで日夜励んでいることも知っている。本当に大変な仕事であることは認める。
しかしあえて言おう「医者だからエライんだ」というのは間違った考えである

突然ですが、私が知っている医者の奥様は大別すると2系列。医者妻になりたくて努力してなった系統と、結婚相手がたまたま医者だった系統の2つ。
前者はある意味、夢を実現させた成功者。自信にあふれ自分の幸せな人生を疑わない。これが悪く作用すると、それ以外の幸せ、即ち医者以外の奥様の幸せをあまり信じてくれない^^。
対する後者は至って自然体。ある意味リーマン妻とメンタルでは一緒。夫に人並みに感謝も不満も持ち合わせ、家庭の愚痴で異業種間でも奥様同士の会話が普通に成立する。

女目線で「妻」に着目したけれど、実はこれお医者そのものにも通じるところがある話。即ち、なりたくて努力して医者になり自分を人生の成功者と思い込んだ医者は他の立場の者を勝手に敗者と見なした振る舞いを天然でやらかす
実際には看護師、事務、出入り業者、時には患者(?!)など、周囲の人達からありとあらゆるお膳立てを揃えてもらわないと、実は何一つ出来ないという医者も居るのが現状(大病院にはその傾向あり)。にもかかわらず医者というだけで「僕は君達より上」というポジションを疑いもせず他者に対して振る舞えてしまうメンタルは到底凡人は持ち合わせない感覚だ。これは頑張りすぎて「頭いいけど頭おかしくなった人」と言わざるを得ない。
医師という仕事にきちんと向き合っている人なら、チームが一丸となって病いと向き合っていることを理解しているのでどんな立場の人とでも円滑に仕事を回していくことができる。医者だからエライのではない、どんな仕事だってその仕事に真摯に向き合う人が尊いのだ

さて凡人ならざるメンタルを、至近にして働くことと相成った私の今後の運命にご期待ください。しょっぺーな〜、もう